今年の夏は異常に暑かったこともあり、各部屋に設置されているエアコンはフル稼働の状態だったように思いますが、いくらエアコンが効いた部屋でも、外出先から戻った直後や風呂上がりなどはどうしても扇風機が欲しくなってしまいます。
我が家には8台のエアコンが設置されていますが、夏の間は9台の扇風機とサーキュレーターが1台活躍していますので、エアコンの台数よりも多い状況です。

今年は例年よりも扇風機が活躍する期間が長かったと思いますが、シーズンも終わり朝夕は暖房が欲しくなるような気候になってきましたので、ガードや羽根に溜まった埃を綺麗にした後、箱の中に入れて物置の棚に順次仕舞い込んでいたのですが、その作業中にリビングで使用していた扇風機の前面ガードを固定するクリップが破損していることに気付きました。
こちらの写真は2022年の夏に購入した時点で撮影したものです。パナソニック製のF-CV339-Nという型番の製品になります。購入から3年目ですので壊れるのが少々早過ぎるような気もします。

こちらの写真が破損していたクリップになります。前面ガードを固定するためのものですが、片側の軸の部分が完全に折損しています。折れて残った軸はピンセントで取り出しました。
他のメーカーの扇風機もこの前面ガードの固定方法は概ね同じような構造で、それなりに力を加えないとクリップを嵌めたり外したりすることが出来ないのですが、見た目は折れないのが不思議なくらいひ弱なパーツです。
シーズンインの組み立て時には気付きませんでしたので、いつの時点で折れたのかは今となっては不明ですが、組み立て作業中にガードが上手く嵌まっていない状態でクリップを動かしてしまったのかもしれません。

破損したパーツには”>PC<”という表記があり、材質はポリカーボネイトになりますので、折れた軸の部分を接着して再利用するのは難しいため、交換用のパーツを購入することにしました。
ネット上の情報を確認してみるとこのクリップの品番はFFE0910057になるようです。入手可能なショップを調べてみたところ、以前に洗濯機の内部排水ホースを購入した楽天市場の「でん吉」というショップに在庫があり、即日出荷が可能とのことでしたので今回もお世話になりました。
クリップの販売価格は330円、送料が180円ですので合計で510円になります。ゆうパケットでの発送でしたので少し日数を要しましたが、2日後のお昼過ぎには無事に自宅に届きました。

破損したクリップは軸が折れていたためそのまま外れてきましたが、交換用のクリップを取り付けるためには前面ガードから周囲のガードリングを取り外してやる必要があります。
クリップの取り付け箇所はこの写真の赤い丸印のところになりますので、この周辺だけが外れれば交換は可能なのですが、分解をしてみるとこの辺りを先に外すのが難しい感じでした。

ガードリングはこの写真の赤い丸印のところにある爪で前面ガードの淵を挟むように固定されているのですが、爪の取り付け位置が上部ほど間隔が広く、下部にあるクリップの取り付け箇所周辺になると間隔が狭くなっていますので、経験則ではありますがガードリングを外す時は上部からの方がやり易い感じです。リングは樹脂製ですので破損させないように注意しながら行いました。

こちらの写真が交換作業を終えたガードクリップになります。クリップ自体はガードリングに嵌め込むだけですので簡単なのですが、その後、このガードリングに前面ガードを取り付けるのに少々手間を要してしまいました。
ガードリングを外す時は外側に開きながら爪の部分から取り外せば良かったのですが、嵌め込む時は一箇所当たり3つある爪の2つ目と3つ目の間にガードの淵を入れてやる必要があります。

手の力だけで嵌め込もうとしても上手く入ってくれませんでしたので、『たぬきおやじ』が修理や作業の時に良く活用している車用の内装剥がしを利用して爪の奥側に押し込んでやりました。
これで修理は完了です。ネット上にあった情報ですが、メーカーにこのパーツのみを注文することは出来ないようで修理対応になるそうです。当然のことながら修理費用もそれなりに高額で見積額は万円の単位になったようです。『たぬきおやじ』がメーカーに直接確認した内容ではありませんので、修理が必要な方はご自身の責任で確認をお願いします。
今年はもう扇風機を使用する予定はありませんので、修理を終えた前面ガードは箱に仕舞って物置の中で来シーズンまで保管したいと思います。昭和や平成初期の家電製品に比べるとどのメーカーも樹脂製のパーツが増えているように思いますが、今回のようにある程度の強度が必要なパーツについては、樹脂の劣化なども考慮した強度設計を望みたいものです。


