グランドプレーンアンテナの設置作業が終了しました

暇つぶし

アンテナの設置作業についてはもう少し暖かくなってからの予定にしていたのですが、先日、購入を考えていたアンテナメーカーのホームページを見ていたところ、価格改定のお知らせが掲載されていて、3月1日の注文分から改定になると書かれていました。

添付されていた価格改定表を確認してみると、購入予定のグランドプレーンアンテナも15,000円から16,000円に値上げされています。税込み価格で1,100円のアップになります。

大幅な値上げではないものの、どうぜ購入するなら値上げまでにということで、既に3月ではありますが、まだ旧価格で販売されていたショップで注文することにしました。

ということで、まずはアンテナの設置位置を確定するために前回ご紹介した時点では軒下に束ねてあった同軸ケーブルを設置場所まで仮に配線してみました。

一応、購入する前に概略の長さを測定してから注文をしたのですが、かなりの誤差を含んでいますので、やはり現物を使って確認しておくのが最も確実です。

同軸ケーブルを購入する前の計測値は約22メートルで、3メートル分の余裕を加えて25メートルの製品を購入してあったのですが、現物で確認した結果、予定していた場所にアンテナを設置してもこのケーブルで十分に届くことが分かりました。足りるか心配だったので安心出来ました。

これでアンテナの場所も確定したので、そこまでの間の同軸ケーブルをこちらの写真のステップルを使って固定します。同軸ケーブルを天井裏まで引き込む時に使用したTLフレキ用のステップルをケーブルの太さに合わせて小さくしたような製品になります。

今回は未来工業のTUS-5Cという品番の通信線ステップルを30個購入しました。残念ながら近隣のホームセンターでは取り扱いが無かったため今回もYahoo!ショッピングでの購入です。

今回は1個26円で販売されていたショップで購入しましたが、別途送料が必要になるためそれなりの価格になってしまいます。数多く使用する場合は100個入がお得ではないでしょうか。

こちらの写真が同軸ケーブルを固定したところです。前回も同じようなことを書きましたが、田舎の古い木造建築では庇部分の垂木が乗った軒桁の木材も露出していますので、そこに先ほどの通信線ステップルを使って同軸ケーブルを固定して行きます。ケーブルと一緒に手で押さえながら釘の部分を金槌で打ち込むだけですので作業は簡単です。

この作業をアンテナを設置する場所まで順に行いました。尚、1階の軒先から2階の壁面までは瓦の上を通す必要がありましたので、そこは2階の雨樋から1階の雨樋まで瓦の上で繋がっている縦樋に長めの束線バンドを使って同軸ケーブルを結束してやりました。

こちらの写真はアンテナを屋根の側面に取り付けるためのサイドベースと呼ばれる金具です。今回はマスプロのマスト付きサイドベースを使用しました。品番はSBM45Kになります。

こちらはBS・CSアンテナを設置するためのもので、マストの長さが750ミリの製品と、もう少し短い450ミリの製品がありましたが、価格差は110円でしたので長い方を購入しました。購入価格は4,610円です。もっとアンテナを高くしたい場合は、マストの無い製品を購入して別途マストを取り付けることも可能です。

サイドベースの取り付けにはこちらの写真のコーチスクリューを使用します。コーチボルトと呼ばれることも多いと思いますが、六角ボルトの先が尖ったネジになっていて、ボルトとナットで締め付けるほどでも無い場合などに使用されます。今回はM8✕50ミリのものを4本購入です。こちらは近所のホームセンターで1本48円でした。

購入したグランドプレーンアンテナがこちらになります。略してGPと呼ばれることもあるアンテナですが、開発者の名前からブラウンアンテナとも呼ばれています。垂直エレメントの下部に放射状に広がる数本のラジアルエレメントを設置したアンテナです。垂直偏波で無指向性ですので、基地局や移動局など不特定の無線局間での通信用として使用されることが多く、アマチュア無線局でも利用されることの多いアンテナになっています。

144MHz/430MHz両バンドに対応しているグランドプレーンアンテナは、第一電波工業(ダイヤモンドアンテナ)やコメットが販売しており、ダイヤモンドであればX50が、コメットではGP-3が候補に上がりました。どちらも長さが1.7メートル程度の製品になります。

仕様を確認する限り両者に性能面等での違いはあまり無い感じでしたので、今回は価格が安かったコメットのGP-3を選択しました。購入価格は14,850円で、送料を含んだ価格ですのでそれなりに安価だと思います。送料別の場合は別途4,000円程度必要なショップが多いようです。

こちらの写真はマスト部分にアンテナを固定するための支持パイプと取付金具を組み立てた状況になります。屋根の上での組み立て作業は何かと大変ですので事前に机上で済ませておきました。

また、写真の右側に写っている金属の棒がラジアルエレメントです。こちらは逆に屋根への運搬中に折れたり曲がったりしても困りますので、アンテナ本体の設置が終わってから取り付けます。

こちらが屋根の破風板と呼ばれる部分にサイドベースを取り付けた写真になります。コーチボルトのサイズがM8でしたので、ドリルで6ミリの下穴を開けてからラチェットレンチで締め付けて固定しました。

尚、同軸ケーブルをループ状にしているのは、余長をここで調整しているだけでなく、コネクタの接続部分に同軸ケーブルの荷重が直接掛からないようにすることと、雨水がケーブル内に入り込んだ場合もこれより先に進まないといった効果もあるようです。

晴れの予報を確認して着手したのですが、青空が見えていたのは朝だけで、作業を進めている間にどんどん雲が広がって、作業を終える頃には空一面が雲に覆われて薄暗くなってしまいました。

こちらの写真はマストに支持パイプを固定し、中を通した同軸ケーブルをアンテナ本体のコネクタに接続したところです。風などの振動で緩まないようにシッカリと締め付けました。

先ほど同軸ケーブル内への雨水の進入防止について書きましたが、やはりコネクタ部分で防水処理をキッチリやっておくことが基本になりますので、全体に自己融着テープを巻いた後、その上から更にビニールテープを巻いて処理完了です。

こちらの写真が支持パイプにアンテナ本体を固定した後、ラジアルエレメントを取り付けた状態になります。最後に各ボルトに緩みが無いかを確認して設置作業はこれで終了です。

実は屋根の破風板にサイドベースを取り付ける際に、マストが垂直になっていることを十分に確認した上で下穴を開けたつもりだったのですが、アンテナの取り付けに入る前に改めて水準器で状態を確認したところ、僅かに右側に傾いていることが分かりました。

マストの近くだと真っすぐに見えるのですが、屋根から降りて地上から確認してみるとその僅かな傾きが気になります。残念ながら穴を開け直すことは出来ませんので、ボルトを緩めて可能な限り真っすぐに直してから再度固定しました。作業中に何度も確認する必要があったようです。

最後の写真が設置したグランドプレーンアンテナの全景になります。サイドベースはマストが長い方を採用しましたので、屋根の上に積もった雪が落ちる時にラジアルエレメントを押し曲げてしまうようなことも無さそうな感じです。

先日、ハンディトランシーバーを購入した直後に、144MHzも430MHzも受信出来る電波が少ないため、アマチュア無線局の減少を実感することが出来たと書いたのですが、やはり付属のアンテナでは限界があったようで、この屋外アンテナを接続してみたところ、平日の昼間ではありましたが交信されている状況を数多く受信することが出来ました。昭和や平成初期の頃のような混み具合では無いものの、今でも運用されている方々がそれなりにあることが確認出来ました。

これでハンディトランシーバーでも何とか受信出来るようになったのですが、アンテナケーブルや電源ケーブルが接続された状態で手に持って使用するのはかなりやり辛いというのが正直な感想ですので、免許状が発行されて運用出来るようになれば、スピーカー付きマイクロホンの購入も考えたいと思っています。