本当は3月中にやってしまいたかった作業ではありますが、本日、無事に雛人形から五月人形への入替作業を終えることが出来ました。
この五月人形も雛人形と同様に長男が生まれた時に妻のご両親から贈られたものになります。毎年飾っていたのは最初の頃だけで、その後は雛人形とともに押し入れの中で眠ったままでした。
五月人形自体は1体のみですので15体もある雛人形に比べれば飾る作業は楽なのですが、雛人形を仕舞うのは出すとき以上に労力が必要な作業になります。
家族の協力も得ながら、あれこれ悩んで何とか全ての人形と道具類を無事に箱に収めることが出来ました。限られたスペースの箱の中に全てを入れる作業はパズルのような感じです。
雛人形が片付いたところで五月人形の飾り棚の組み立てから始めます。こちらの棚は組み立て易い木製ですし、段数も少ないため難しい作業ではありません。
押し入れの中で眠っていた期間が長かったため虫食いなどの心配もしましたが、傷や汚れなどもなく綺麗な感じでした。
飾り終えた状況がこちらになります。雛人形と違って人形や道具などの数が少ないため、飾るのにそれほど手間は掛かりませんが、人形自体がかなり重いため、上段に乗せる作業には注意が必要になります。
近年では、このような五月人形の段飾りを見掛けることがありません。さすがにこの大きさになると玄関やリビングの片隅にという訳には行きませんので、ガラスケースに入った小型のものなどが主流になっているのだと思います。
我が家の五月人形は鎧兜を身にまとった人形を飾る大将飾りと呼ばれているもので、兜、胴、大袖の三つが一体になった甲冑を飾る鎧飾りや兜のみを飾る兜飾りなどに比べ、この可愛らしい人形の顔が良いのではないかと思っています。
雛人形と同様にかなりの場所を占有しますが、来月の末頃までこの姿を楽しみたいと思います。