ラジコン模型の世界

『たぬきおやじ』は幼ない頃から工作が大好きでした。小学生の時も成績はあまり良くありませんでしたが図画工作の時間だけは楽しみにしていました。理科の授業も豆電球や電磁石、モーターを使った実験などが大好きだったと記憶しています。

初めてのプラモデルは小学2年生の頃ですが、その頃から電子工作にも興味があり小学3年生で半田コテとテスターを買ってもらったのを覚えています。
当時お決まりのラジオ製作からスタートし、中学生の頃からはアマチュア無線も始めました。ラジコンに興味を持ち始めたのもこの頃だったと思います。

ラジコンヘリコプター

『たぬきおやじ』がラジコンヘリコプターに興味を持ったのはもう何十年も前のことですが、その頃はまだ非常に高価で当時のお小遣いレベルで購入できるような存在ではありませんでした。
時代が昭和から平成に代わる頃になると、ラジコン送信機にコンピュータを内蔵したものが比較的安価に出回り始め、ヘリコプターの機体も各社から数多く発売されるようになり、ようやく『たぬきおやじ』にも手が届くものになってきました。

初めて購入したのは京商から販売されていたコンセプトという機体で、平成5年頃のことだったと記憶しています。当時は入門機としてヒロボーのシャトルが有名で、どちらにするか悩んだ末にこちらに決定したものの、素直にシャトルにしておいた方が上達も早かったかもしれません。

どちらかと言うと、練習を重ねて高度な飛行を楽しむというよりも製作過程の方が好みで、機体の組み立てや調整を中心に楽しんでいたという感じです。まともに飛行練習もしていなかったため今もホバリングと簡単な直進飛行程度しかできない『たぬきおやじ』です。ホバリングが出来るようになっただけでもヘリコプターを操縦している気分になれるため不思議なものです。

ドローン・マルチコプター

近年ではドローンという言葉を良く耳にするようになりましたが、テレビ番組や映画の撮影の他にも、いろいろな分野に活躍の場が広がってきているようです。

ドローンという呼び方は雄のミツバチに由来するそうですが、ハチが飛ぶ時のブンブンという羽音に似ているからでしょうか。
また最近ではプロペラが複数あるマルチコプターのことをドローンと呼ぶことが多くなっているようですが、両者が全く同じものかというとそうではなく、ドローンの多くに複数のプロペラを有するマルチコプターが採用されていると考えれば良いのではないかと思います。

更にドローンにはUAVという呼び方もあるようです。Unmanned aerial vehicleという英語の頭文字になりますが、人間が搭乗せずに遠隔操作あるいは自動航行によって飛行する無人航空機の総称になるそうです。

ラジコン戦車

所ジョージさんの世田谷ベースという雑誌に刺激を受けてドイツのTorro(トロ)というメーカーのティーガーI 初期型を購入しました。この戦車のベースは中国のHengLong(ヘンロン)製で、Taigen(タイゲン)が仕様変更等を行い、Torroという会社が販売しているものです。

前進や後進、左右旋回などの動きは勿論ですが、砲塔の回転や砲身の上下も遠隔から可能ですし、前照灯の発光の他、車両前方のマシンガンも発射音とともに先端が赤く点滅します。

また、主砲を発射すると発射音とともに先端が発光し、砲身が後座(リコイル)して車体が前後に揺れるようになっています。送信機でスイッチを入れるとエンジンの起動音やアイドリング音も聞こえますし、後方のマフラーからは白い煙が出るようになっており、おもちゃとしては良く出来ているのではないでしょうか。

購入した時の状態でも動かして遊ぶだけなら特に問題のないレベルでしたが、模型として見た場合は気になる点が多々ありましたので、各部に手を加えることで現在の姿になっています。

ラジコンカー

『たぬきおやじ』がまだ中学生だった頃、我が家に初めて登場したラジコンカーは弟が購入したタミヤ製「ランボルギーニ・チーター」だったと記憶しています。
タミヤ模型から初めて発売されたラジコンは「ポルシェ911」でしたが、その後、四輪駆動モデルとして発売されたのが「ランボルギーニ・チーター」と「XR311・コンバットバギー」の2種類だった思います。かなり昔の記憶ですので間違っていたらご容赦ください。

その頃の『たぬきおやじ』はラジコンカーには興味がなく、自分で購入したのは社会人になってからのことになります。子供と一緒に近くのスーパーに出かけたときに、タミヤ製のラジコンカーがプロポ付きで安売りされているのを見かけて思わず衝動買いしたのが始まりです。

そのときの製品は残っていませんが、以降、ラジコンカーを続けて3台購入することになります。
購入理由はいつも「子供と遊ぶため」でしたが、あまり一緒に遊んでいる姿を見かけることは無かったのではないかと今になって反省しています。

思い出のラジコン

タミヤ製 Honda ウイダー HSV-010GT

2011年10月
久し振りに組み立て作業がしてみたくなって購入したタミヤ製のキットです。Honda HSV-010GTの中でシリーズチャンピオンに輝いたウイダーHSV-010を再現したモデルになります。
シャーシはベルトドライブの4WDモデルで、サスペンションはダブルウィッシュボーン、フルベアリング仕様です。

 Honda ウイダー HSV-010GT

タミヤ製 レイブリック NSX 2005

2011年09月
ラジコンカー再開に合わせて購入したボディーです。シャーシはランサーエボリューションXから流用しました。
完成スペアボディセットとして販売されているもので、塗装もステッカーの貼り付けも完了しておりボディマウントとアンテナ用の穴を開ければ完成です。やはり仕上がりが綺麗です。

レイブリック NSX 2005

タミヤ製 ランサー エボリューションX

2009年10月
息子が購入した2台目のラジコンカーです。このモデルはライトも点灯するようになっていました。
今時はスピードを競うのではなく、ドリフト走行を楽しむのが流行のようで、よく滑るようにあえてグリップの低いタイヤに交換しているそうです。

ランサー エボリューションX

タミヤ製 エッソ ウルトラフロー スープラ

2009年05月
ラジコンカーの話題に触れる機会も減っていましたが、連休中に息子が急にラジコンを始めると言い出して購入しました。
タミヤ製の1/10スケール電動ラジコンカーシリーズでリアフェンダーに描かれた虎のイラストがなかなか格好良い感じです。
最近のラジコンは完成度が高いと思います。

エッソ ウルトラフロー スープラ

タカラトミー製 ヘリQ

2007年頃
タカラトミーから発売されていたヘリQというトイラジコンです。室内でホバリングや簡単な飛行を楽しむことができますが飛行中の写真を撮るのが難しく、この状態でのご紹介のみとなってしまいました。
最近は高性能な室内用の電動ヘリコプターが数多く販売されるようになり、玩具売り場等でも多くの製品を手に取ることができます。

ヘリQ

バンダイ製 ティーガーⅠ型戦車

2005年頃
こちらも一応ラジコンです。タミヤ製のものが欲しかったのですが10万円近くするため金銭的な理由でこちらになりました。
走行よりも塗装など製作を楽しんだモデルかと思います。
1/15というスケールですので結構大きいのが家族の不満でしたが、こちらも引き取り処分が完了しております。

ティーガーⅠ型戦車

タミヤ製 キングブラックフット

2002年頃
タミヤのビックタイヤシリーズといった名前のシリーズだったと記憶していますが、その一つになります。
実在するモデルではありませんが、アメリカンな感じが好きで購入したものです。
見た目とは異なり四輪駆動ではありませんが、ワイルドウイリー2との同時走行は結構楽しいものでした。

キングブラックフット

タミヤ製 ワイルドウイリー2

2000年頃
ワイルドウイリーの2代目、その名もワイルドウイリー2という非常に単純なネーミングのモデルです。
初代のものはかなり昔に発売されたもので、これはその改良版にあたるものです。基本的な部分は昔のままでしたが、サーボモータの取付け方法などに改良が加えられていました。

ワイルドウイリー2

タミヤ製 ベンツCLK

1998年頃
こちらは「子供と遊ぶため」という理由で買ったベンツCLKです。購入理由にしていた子供も大きくなってしまい、その後は物置の中で長く眠っておりました。
会社の同僚にラジコンが欲しいという人があり、タイガーⅠ型戦車までの4台すべてを引き取って頂きました。
まだまだ動くと思いますので、更なる活躍を期待しています。

ベンツCLK

京商製 Bell222 スケールボディ

1994年頃
京商製コンセプトにBell222という実機ヘリコプターのスケールボディを取り付けたものです。
この頃はまだホバリングがようやく出来るようになった程度だったと思いますが、少しでも実機らしい姿にしたいという思いから取り付けてみたものの、実際に飛んでいる姿を見ることはほとんどありませんでした。

Bell222 スケールボディ

京商製 コンセプト 30SR

1993年頃
『たぬきおやじ』が初めて手にしたラジコンヘリコプターになります。京商製のコンセプト30SRという機体です。
今はもう製造されていませんが、この機体を使ってホバリングの練習をしていました。
購入したのは一番上の子供が幼稚園に入る前の頃ですが「いつになったら浮かぶの?」とよく聞かれたのを記憶しています。
既に社会人になっていますが残念ながら飛行中のヘリコプターを見せる機会はありませんでした。

コンセプト 30SR