スカパー!からネットフリックスへの変更

作業・修理

先週、長年利用してきたスカパー!プレミアムサービスを解約してネットフリックス(Netflix)に変更しました。2013年6月からですので随分お世話になったものです。

主な利用者である妻は韓流ドラマを見ることが目的ですが、スカパー!プレミアムを視聴するための専用チューナーはリフォーム前に使用していた2階の和室に設置してあり、現在はLAN回線を使って1階の寝室やリビングにあるテレビでの視聴が多くなっています。

視聴に関して普段は特に問題ないのですが、LAN回線の接続状態が不安定になることがあり、寝室にあるテレビから専用チューナーへの接続が出来なくなる状況が時々発生していました。
また、これは衛星放送である限り仕方がないことではあるのですが、これからの季節、降雪や積雪が多くなると全く受信出来ない状態になってしまいます。

LAN回線の問題はルーターの再起動などで解決することがほとんどですが、降雪や積雪に対しては対策方法が無いため、受信状態に影響されないネットフリックスに変更することにしたものです。

視聴に必要な手続きはネット上で簡単に済ませることが出来ますので、先週からネットフリックスを家族で活用しており、今のところ妻もお気に入りのようです。

スカパー!プレミアムの場合、契約しているチャンネルで放送されている番組しか視聴することが出来ませんが、ネットフリックスであれば非常に多くの映画や番組が配信されています。
また、スカパー!プレミアムの料金は、我が家の契約内容だと毎月3,865円でしたが、新たに契約したネットフリックスでは、最高画質のプレミアムを選択しても月額1,980円ですので半額程度になりました。

ここから先は、ネットフリックスへの変更に合わせて実施したアンテナの交換作業になります。
これまで使用していたアンテナは、スカパー!プレミアムとBS・CS放送の受信を一つで対応することが出来るものでしたが、購入時期が2013年と古く、2018年から新たに始まった4K・8K放送には対応していませんでした。

4K・8K放送に対応していない古いアンテナでも、視聴出来ないチャンネルは限られていますので急いで交換する必要はないのかと思います。しかしながら、これからの時期は気温も下がって作業も辛くなりますので、雪が降り始めるまでに作業を済ませることにしたものです。

ホームセンターやAmazon等のネットショップで販売されているBS・CS放送用のアンテナはマスプロやDXアンテナ、日本アンテナの製品が多いと思いますが、2018年から始まった4K・8K放送に対応するために2016年頃に発売されたものがほとんどで近年の製品は少ない状況でした。

発売時期が古いからといって性能面等に問題がある訳ではありませんが、調べてみると2020年に発売されたDXアンテナの製品を見つけましたので今回はそちらを選択しました。
いつものAmazonではなく、ジョーシンのネットショップにて9,600円で購入です。

こちらが今回購入したDXアンテナのBC453SGという製品になります。
従来からあるアンテナとの違いは、この写真を見て頂ければお分かりのとおりディッシュ面に穴が開いたパンチングメタルを使用していることです。

穴を開けて受風面積を下げ、耐風速性能を高めているとのことで風圧による方向のズレを防止することが出来るそうです。台風の時期だけでなく冬季の強風でもアンテナの方向が変わってしまって受信出来なくなることが時々ありましたので、この穴の効果に期待したいと思います。

最後の写真は交換後の状態になります。交換前の写真と見比べてもどこが変わったのか良く分からないかと思いますが、BS・CS放送専用のためコンバーター部分がシンプルになりました。
また、ディッシュの角度も垂直に近くなりましたので、積雪による受信への影響も多少軽減されるのではないかと期待しています。

昨日は朝から風が強くて交換作業を見送りましたが、今日は天候も良く風も無いため作業には最適な日です。古いアンテナを撤去して新しいアンテナを取り付けるだけですので交換作業自体は難しくありませんが、いつも苦労していたのが方向と角度の調整です。

以前は、テレビの設定画面に表示される数値を妻に読み上げてもらい、それを屋根の上で聞きながら調整をしていたため、ご近所の方に見られると少々恥ずかしい光景でしたので、最近はスマートフォンを2台用意し、LINEのビデオ通話を活用して画面で確認するようにしています。

今回もこの方法で調整を行いましたので、短時間で調整を終えることができ、これまで受信することが出来なかった4K・8K放送のチャンネルも無事に視聴することが出来るようになりました。