今週は全国的に厳しい寒さが続いており、月曜日の朝には自宅周辺でも屋根の上が薄っすらと白くなりました。明日から年末年始のお休みという方も多いのかと思いますが、また寒波がやってくるとのことですので、皆さま十分にお気をつけください。
さて、今回はヒートショック対策として脱衣所に専用の暖房機を取り付けましたので、その作業の状況を簡単にご紹介したいと思います。恐らくこれが年内最後の作業報告になるかと思います。

自宅をリフォームしてからの数年は、脱衣所に小型のセラミックヒーターを持ち込んで使っていたのですが、寒さを感じない程度まで室温を上げようとするとかなりの時間を要するため、昨年の冬あたりからは使わなくなってしまいました。
この冬は寒さを我慢しながら過ごしていたのですが、これだけ寒くなってくるとヒートショックによる心筋梗塞や脳梗塞なども心配されます。以前に使っていたセラミックヒーターは既に処分していますし、新たに小型のカーボンヒーターでも購入しようかと妻に相談してみた結果、中途半端な暖房器具を購入するよりも少々高価でも専用の暖房機を設置してはということになりました。
こちらは先日ランドリーパイプを設置した時にご紹介した脱衣所の写真です。この洗濯機の反対側にある壁の上部、写真の左端あたりに暖房機を取り付けられそうな場所があります。

こちらが暖房機の取り付けを考えている壁の写真です。ランドリーパイプの取り付け時に購入した下地センサーを使って柱の位置を確認した結果、赤い縦のラインの位置にあるようですので、青い丸印のあたりに暖房機本体を取り付けることにして、電源用のコンセントは赤い丸印の付近に追加することにしました。
脱衣所や洗面所用の暖房機はいろいろなメーカーから販売されており、今回の購入品は洗面所暖房機としてTOTOが販売しているものになります。
どこの製品を購入するかは悩むところではありますが、ネット上に紹介されていた情報などを参考にして、本体やリモコンのデザイン、機能面や価格などからTOTOの製品に決定しました。

この製品はAmazonでは見当たりませんでしたので、価格や納期を比較してYahoo!ショッピングに出店されていたショップで購入しました。価格は42,191円、100円分のクーポンが利用出来ましたので42,091円での購入です。ちなみにメーカー希望小売価格は98,120円の製品です。
注文をしたのが23日の月曜日で、メーカー取り寄せによる発送予定が水曜日になるとのことでしたので、商品の到着を待つ間にコンセントの増設工事を先に済ませることにしました。
この写真はホームセンターで購入してきた資材になります。パナソニックの埋込ダブルコンセントと未来工業の後付けはさみボックス、そして1.6ミリ✕2芯のVVFケーブルです。左端に写っている石膏ボード用アンカーは電気工事とは関係がないのですが、暖房機本体を壁に取り付ける時に使用する予定です。これらの資材の購入金額は2,303円でした。

では、壁にコンセントを取り付けるための穴開け作業から開始です。壁紙の上にマスキングテープを貼って位置を確定させた後、四隅にドリルで穴を開け、後は引廻し鋸を使って切断しました。
この写真にも写っていますが、壁の中には既存の電気配線がありますので、引廻し鋸を使う時は刃の先端だけを使ってあまり深く入れないように注意しながら作業を進めました。

こちらが穴開け作業を終えた後の状況です。引廻し鋸で穴を開ける時は少し小さめに切断し、使用するボックスのサイズに合わせてカッターナイフで幅などを微調整しました。
壁に取り付けるコンセントやスイッチには目安となる高さの基準があり、床面に近いコンセントの場合は床から25センチ、照明用のスイッチなどは床から110~120センチが一般的な高さです。
天井に近い位置に設置するエアコンの場合は、床から180~200センチというのが一般的な高さのようですが、我が家の状況を確認してみると更に高い位置にあるものが多く、リビングのエアコンの場合は天井から24センチでしたので、ここもそれに合わせて天井から24センチを採用です。

ここまでは以前にも経験したことのある作業内容だったのですが、今回は暖房機用のコンセントになりますので、1,200ワットという消費電力を考慮して、既存のコンセントから配線を分岐するのではなく、分電盤から新たにこのコンセント専用のケーブルを敷設することにしました。
分電盤側の空きブレーカーからここにケーブルが引き込めれば良いのですが、天井裏に入り込んでここの場所を見つけ出すのは容易ではないため、今回開けたこの穴の方側から天井裏にケーブルを差し込んで、その先端を分電盤側に引き込むという手順で作業を進めます。
壁の中の天井側には既存のコンセント用の配線が通っている穴がありますので、そこにケーブルを通した後、廊下にある点検口を開けて天井裏の状況を確認します。

上手い具合にこの点検口は脱衣所の扉を開けて廊下に出たところの天井にあり、そのすぐ横の壁には分電盤が設置されていますので、今回の作業内容にはバッチリの位置関係です。
点検口の周辺にある断熱材の隙間から頭を入れて天井裏の状況を見てみたところ、それらしい場所にケーブルが出てきているのが見えるものの、どう頑張ってみてもそこには手が届きません。
何か良い方法が無いものかとしばらく悩んだのですが、思いついたのが庭仕事などに使っている高枝切り鋏です。握る力が強過ぎるとケーブルを切断してしまいますが、上手く挟み込めばマジックハンドのように使えそうです。

幅の狭い点検口から高枝切り鋏を天井裏に入れるのも大変ですし、限られたスペースの中で長尺の高枝切り鋏を扱うのはかなり苦労しましたが、何とか無事に分電盤側にケーブルを引き込むことが出来ました。
ここまで来れば後の作業は簡単です。ケーブルの被覆を剥ぎ取って空いたブレーカーの端子部分に接続すれば分電盤側の作業は終了です。

続いてはコンセント側の作業です。こういったボックスは壁に石膏ボードを貼る前に取り付けるのが一般的で、壁に穴を開けても後から壁の内側に入れることは出来ないのですが、この未来工業の後付けはさみボックスは上手く出来ていて、表側から穴にはめ込んだ後、左上と右下にあるネジを回して行くとボックスの側面にある爪が石膏ボードを裏側から挟み込むようになっています。
この夏にコンセントの増設作業を行った時は、手元にあった石膏ボード用のC型はさみ金具を使いましたのでボックスは付けなかったのですが、こういう作業の時は便利な資材だと思います。

分電盤のブレーカーを入れて問題なく通電されていることも確認しましたので、これでコンセントの増設作業は終了となります。
今月23日に注文していた洗面所暖房機は、予定通り25日の水曜日に発送され、昨日の夕方17時頃に自宅に配達されてきました。
コンセントの増設にはかなりの時間を費やした感じですが、暖房機本体は壁にネジで固定するだけですので、壁の中の間柱に上手く固定が出来るように位置を決めて取り付け作業を進めます。

こちらの写真がTOTOの洗面所暖房機です。品番はTYR1014BDになります。元々このシリーズは200ボルト仕様の製品しかなく、100ボルト仕様のものはこれとは別のTYR300シリーズだったのですが、今年の夏にTYR1000シリーズにも100ボルト仕様の製品が登場したようです。
古いTYR300シリーズの方がもう少し安く購入出来たのですが、新しい方がデザインもスッキリとした感じでしたのでこちらを選択しました。

また、100ボルト仕様のTYR1000シリーズには、品番が異なるTYR1014BDとTYR1014BEがあります。その違いは配線の方法とリモコンで、今回購入したTYR1014BDにはワイヤレスリモコンが付属しており、電源についてはプラグをコンセントに接続する方式になっています。
もう一方のTYR1014BEについては、リモコンが有線方式のワイヤー接続で、先程のコンセントのように壁にボックスを埋め込んで取り付けるようになっています。こちらは電源がコンセントではなく直結式になっており、取り付け時には電気工事が必要となる仕様です。
今回もコンセントの増設のために電気工事を行っていますので、電源は直結式にした方が見た目もスッキリとしていて良かったのですが、タイマーによる運転開始時刻の予約や運転継続時間の設定などが出来るのはワイヤレスリモコンの方のみでしたので、今回は機能面を優先しました。

では、取り付け作業を進めて行きます。まずは暖房機本体を壁に固定するためのベースプレートを取り付けます。ネジ3本を使って固定するのですが、その内1本は必ず間柱や補強木に固定する必要があるとのことですので、中央の1本が間柱の位置になるようにします。
尚、ベースプレートを固定する左右のネジの位置は決まっているのですが、中央についてはズレていても問題ないとのことですので、暖房機本体とコンセントがあまり離れ過ぎない位置に固定することにしました。また、間柱に固定が出来ない左右のネジは石膏ボード用アンカーを使います。

こちらの写真がベースプレートの取り付けを終えたところです。左右の傾きが無いように水準器を使って確認するとともに、天井からの寸法も測定して水平になるように注意しました。
少々傾いていても暖房機としての性能や機能に問題はありませんが、天井との距離が左右で微妙に違っていたりすると意外に目立つものですので、ここはシッカリ確認した方が良いでしょう。

この写真が暖房機本体を仮固定した状態になります。壁に固定したベースプレートに暖房機本体を引っ掛けるような形で取り付けて、この後は本体の下部を壁にネジで固定すれば作業終了です。
尚、この暖房機に付属のプラグ付き電源コードの長さは2.5メートルもあります。床面に近い場所に設置された既存のコンセントでも使用出来るようになっているのだと思います。
今回は暖房機本体のすぐ横にコンセントを増設したため長い電源コードは不要です。コードを束ねて使用すると長時間の通電時に発熱等の心配もありますので、自己責任ではありますが思い切って途中で切断して短くしてしまいました。接続した箇所のハンダ付けを行い、絶縁処理はシッカリと行いましたので問題はないと思います。

こちらの写真は壁に取り付けたワイヤレスリモコンになります。この洗面所暖房機にはドライヤー機能や涼風モードも付いています。我が家の脱衣所には洗面台がありませんのでドライヤーとして使用することは無いと思いますが、涼風モードについては夏場に扇風機代わりとして活躍してくれそうな感じです。
我が家では、エヤコンや照明器具のリモコンは壁に穴を開けたくないため固定せずに使用しているのですが、脱衣所では離れた場所から暖房機を操作することもありませんし、リモコンを置くような適当な場所も見当たりませんでしたので、今回は壁に固定してしまいました。

まだ試運転しかしていませんので十分な評価は出来ていませんが、短時間で部屋中が温まるということは無いものの、吹き出し口からはかなりの風量の温風が出てきますので、入浴前や風呂上がりの寒さ対策には効果がありそうな感じです。
消費電力が1,200ワットということで、長時間の使用に対しては電気代が気になるところではありますが、ヒートショックにより心筋梗塞や脳梗塞になってしまっても困りますので、タイマー機能なども上手く使いながら活用して行きたいと思います。
今年も残すところ僅かとなってしまいました。来年も趣味の模型作りやDIY、庭仕事などを楽しみながら日々過ごして行きたいと思っておりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、皆さまも良い新年をお迎えください。


