購入から既に6年以上が経過しているEF66の組み立てを約3年振りに再開してから10日ほど経ちました。今のところモチベーションは維持しており、順調という言葉は今更ではありますが、何とか作業を続けている状況です。

前回はフレーム関係の組み立てが概ね終了したということで、引き続きボディ側の組み立てに着手したところまでご紹介したと思いますので、今回はその続きの作業状況になります。
前回も書いたとおり直流電気機関車ですので屋根の上のパーツは非常に少なく、パンタグラフからの導線や小さな吊りフックの取り付けを済ませた後は、屋根の両側にあるランボードの取り付けを行います。ランボードというのは、屋根の上の機器などを点検・整備するために設けられた歩み板のことです。

続いては避雷器の取り付けです。まだ列車無線アンテナも無かった頃の車体ですので、屋根の上の主要な機器というのはパンタグラフとこの避雷器くらいしか無い感じです。
これ以外にもホイッスルや信号炎管の取り付けが残っているものの、ボディとは別の色で塗装する必要があるパーツですので、全体の塗装が終わった後、最終的に取り付ける予定です。

こちらの写真が各パーツの取り付けを終えて仮組みをしてみた屋根の上の状況になります。この後は塗装を済ませてからの作業になりますので、続いてはボディ側面や前面の組み立てに入ります。
尚、このアオシマの電気機関車は、台車周りだけかなり細かいパーツまで再現されていて、完成後は見えなくなってしまうような部分まで造り込まれているのですが、なぜか非常に良く見える屋根の上については省略されているパーツが多くあり、パンタグラフからの導線が途中からしか無いのが気になりますし、避雷器への配線も表現されていないなど非常に残念な仕様になっており、もう少し何とかならなかったのかと思えてなりません。

では、側面にあるルーバーを取り付けて行きます。組立説明書の順番に従えばその上部にある窓のパーツも取り付けたいところではあるのですが、ボディの塗装時に透明パーツをマスキングするのは大変ですので、フロントガラスなど運転室周辺の窓も含めて塗装後に取り付けます。

続いてはフロントガラスの上にあるひさしの取り付けです。仮に窓枠をはめ込んだ後、位置を確認した上でひさしのパーツを接着しました。
このフロントガラスの窓枠にはリベットのような突起が全周に表現されているのですが、雑誌などで実機の写真を見てみるとリベット止めではなくネジの頭が見えているだけのようです。
ネット上の製作記事などを見ていると実機に合わせてこのリベットの表現を削り取ったという方もありましたが、拘り始めると違っている部分は他にもありますので、ここは素直にそのままの状態で作業を進めることにしました。

ボディの塗装までに取り付けられそうなパーツはここまでで、運転室横の窓やドアなどもパーツ毎に塗装を済ませてからでないと組み立てには進めないため、この先は運転室の作業に入ります。

こちらが運転室の組み立てに使用するパーツになります。蒸気機関車と違って前後に運転室がありますので、同じものを二つ作ることになります。
このEF66のプラモデルよりも前に発売されたDD51の時は、運転室だけでなく内部にあるエンジンなどのパーツも含まれていたのですが、こちらはかなり手抜きな感じで、機関車の内部が造り込まれているのはこの運転室のみとなっています。
ただし、パーツの数から見ても分かるとおり、この運転室はかなり細部まで上手く表現されているようですので、ここも塗装時の塗り分け箇所を考えながら、同じ色で塗装が可能パーツを取り付けて行きます。

こちらの写真が運転室の主要なパーツになります。この時点ではまだ計器パネルやブレーキなどの操作ハンドル、椅子や消火器といった小物パーツの取り付けが残っていますが、運転室内とは別の色での塗装が必要なパーツもいくつかあるため、それ以外のパーツを順に接着して行きます。

ここから先はかなりハードルが高い非常に小さなパーツの取り付け作業が続きます。電気機関車の内部構造に詳しい訳ではないため名称などは分かりませんが、写真中央の赤い丸印のところにある小さなパーツも何かの操作ハンドルだと思われます。
小さ過ぎてピンセットで摘むのも一苦労なのですが、このパーツを運転室のダッシュボードにある穴に取り付けます。この穴のサイズが取り付けようとするパーツよりも微妙に小さいようで、何度か取り付けに失敗している間にピンセットの先から飛んでしまい行方不明になってしまいました。作業を一旦中断し、机の周辺やパソコン、オーディオ機器の下なども探してみたのですが、ライトに照らされて見えるのは小さなゴミや埃ばかりで、30分ほど費やしても見つかりませんでした。
組立説明書の上にあっても見えないほどのパーツが見つかる可能性は非常に低いため、諦めてプラバンを加工して同じような形のパーツを作り始めたのですが、少し時間を置いてから再度確認してみたころ、パソコン用モニターのスタンドの脇に落下しているパーツを発見しました。

机の下に落ちたものだと思い込んで周辺ばかりを探していたのですが、これこそが「灯台下暗し」という諺(ことわざ)通りの出来事ではないでしょうか。とにかく見つかって良かったです。
これ以降も小さなパーツの取り付けが続きます。同じ失敗を繰り返すことがないように、これまで以上に注意をしながら作業を進めました。
この写真はブレーキ弁の操作ハンドルを取り付けているところです。赤い丸印のところに置かれているのが最後に取り付けるパーツになりますが、先ほど紛失したパーツよりも更に小さいため模型製作に使用しているヘッドルーペを使ってもパーツの上下の向きが分からないくらいでした。

こちらは運転士(機関士)と機関助士が使用する椅子になります。座面や背もたれ部分のパーツは塗り分けが必要ですので、塗装を済ませてから接着したいと思います。この背もたれを支えているパーツも非常に細いためランナーから切り取るだけで折れてしまいそうでした。
ここまでは塗装作業を後回しにしながら可能な範囲の組み立てを進めてきましたが、この先は塗装なしでは前に進めない状況になりましたので、この後は台車周りの塗装くらいから初めて行きたいと思っています。ただし、気温が低いこの時期は缶スプレーにしてもエアブラシにしても塗装作業には向いていませんので、必ず再開することをお約束してもう少し暖かくなるまで待つことにしたいと考えております。また数年後ということにならないように努めたいと思います。


