数年振りのプラモデルに関する話題になります。このEF66の組み立てについて進捗状況をご報告したのは2021年11月が最後でしたので、何と3年以上も前のことになってしまいました。
このプラモデルを購入したのは2018年12月のことですので既に6年以上が過ぎており、組み立てを始めてからは少し進んでは中断という状況を何度も繰り返していますので、このままだと10年以上経っても完成していないのではないかと心配になってしまいます。

こちらが前回ご報告した時点での写真になりますが、フレームの下回りに小物パーツの取り付けを始めたところという段階でした。
その後も連結器の組み立てや取り付けまでは進んでいたものの、年明けから地元の自治会長を引き受けざるを得ない状況になってしまい、以降は多忙な日々が続いたこともあって、収納の中に保管したままの状況が昨日の朝まで続いてしまいました。

とりあえず仕舞い込んであった箱の中からパーツを取り出し、組立説明書を見ながらどこまで進んでいるかを確認します。中断期間が3年間もあると思い出すのも一苦労です。
確認の結果、連結器の組み立てが終了し、周辺のパーツも含めて取り付けまでは終わっているようですので、今回はフレームを組み立てた後、下回りにエアタンクなどのパーツを取り付けます。

こちらが2本あるエアタンクのうち1本を取り付けたところです。このタンクのパーツは4本分あるのですが、使用するのは2本分だけのようです。説明書に不使用パーツの記載はありません。
今回もまた取り付ける位置が良く分からないパーツが出てきました。写真の赤い丸印の非常に小さなパーツですが、組立説明書を何度も見直しましたが、取り付ける場所や向きの記載は見当たりませんでした。とりあえずこのパーツは取り付けずにもう一つのタンクを組み立てます。

こちらが先ほどのパーツの組立図になります。エアタンクにつながる配管のようですが、左側は図で位置や向きが確認出来るものの、右側はこの図を見てもタンクの裏側になるため想像する以外に方法がないような説明図になっています。
例えば次のステップの説明図で反対側から見た図を掲載するなどの工夫があれば良かったと思うのですが、そのような配慮は全くありませんので自力で何とかするしかありません。

どこかにヒントが無いかと探していたところ、組立説明書の最初の方にデカールを貼る位置の説明用として左右双方の側面図が記載されており、ここでエアタンクの配管を見つけました。
図面上の赤い丸印のところにある細いパーツが悩んでいた配管になります。この方向から見た説明図が先ほどの組立図のところにあれば位置や向きが分かるのですが本当に残念です。
良く見るとフレーム側には配管を取り付ける位置を示す凹みがありましたので、タンクを組み立てる段階で取り付ける手順ではなく、先にタンクをフレーム側に接着する手順にさえしておけば全く問題が無かったのではないでしょうか。

こちらの写真がフレームの下回りに全てのパーツを取り付けた状況になります。このプラモデルは塗装することが前提になってはいるものの、全てをつや消しブラックで塗装する各パーツがご覧のように色分けされている理由が良く分かりません。
また、今は塗り分けのために取り付けていない前後のスカートはニュートラルグレイに塗装することになっているのですが、なぜかこのパーツはボディと同じ青色という謎の色分けです。

これまでの作業で台車周辺とフレーム関係の組み立てが概ね終了となりましたので、ここから先はボディ関係の組み立てを行って行きます。
台車やフレームはある程度まとめてつや消しブラックで塗装すれば良いのですが、このボディは青色にクリーム色の帯を入れるといった細かな塗り分けが必要になりますし、ヘッドライトや窓周りなど細部の塗装作業も必要になりますので、塗装する色毎に分けながら組み立てを進めます。

こちらは屋根の上でパンタグラフを支える碍子などの非常に小さなパーツです。カッターナイフのサイズと比べると分かり易いかと思いますが、台座の部分が米粒くらいで、碍子は更に小さいため鼻息だけでも飛んでいってしまいそうな感じです。
これらのパーツは屋根の部分と同じニュートラルグレイに塗装するようですので、全て接着を終えてからまとめて塗装を行い、碍子部分だけを後でホワイトに塗り分けたいと思います。

この電気機関車は直流機ですので、屋根の上に載るパーツは交流の電気機関車のように多くはありませんが、まだまだ細かなパーツの取り付けが残っているため、それらの作業が終わった後に側面のパーツの取り付けへと進みたいと思います。
こちらの写真は現時点の各パーツを仮組みしてみた状況になります。台車周辺の作業を行っていた時はまだ電気機関車らしい雰囲気が全くありませんでしたので、これで少しは先に進みたいという気持ちも高まるのではないでしょうか。
この後は再び作業中断ということにならないように、少しずつでも良いので前進出来ればと思っております。次の更新がいつになるかはお約束が出来ませんが、またある程度進んだところでご報告をさせて頂きます。では、この後は昨日積もった雪の除雪作業に行ってきます。