今回は、砂箱や蒸気溜のカバー、煙突、ランボードといったボイラー周辺へのパーツの取り付けになります。煙突については上下のパーツをつなぎ合わせるようになっており、継ぎ目の隙間が目立ちますので、プラモデル用のパテを使って埋める処理を行いました。
また、ランボードの下にある空気圧縮機や空気溜、給水ポンプなどの組み立ても済ませて取り付けました。ボイラー本体を含めて各パーツは艶消しの黒で塗装する予定ですが、予め取り付けが可能なパーツはすべて取り付けてから一括して塗装を行いたいと思っています。
こちらの写真は運転席内部のパーツになります。蒸気分配箱や配管類、焚口などがモールドで表現されており、それなりの雰囲気にはなっているのですが、焚口の扉がない状態でしたのでプラバンを使って焚口戸を追加してみました。
カッターナイフで適当に切り出してヤスリで仕上げただけですので何となく形が変な感じもするのですが、塗装を済ませればそれなりの感じに見えるのではないかと思っています。
運転席についてはこれまで全く手がつけられていませんでしたが、焚口の扉の追加に続いて運転席周辺の組み立てと蒸気分配箱や配管類、焚口などがモールドで表現されているパーツの塗装を行いました。
配管類についてはタミヤのコッパー(銅色)で、ハンドルはMr.メタルカラーのゴールドで塗装しています。また、圧力計については内部を艶消しの白で塗装した後に、周囲をゴールドで塗装することでそれなりの雰囲気になるようにしてみました。
更に細かなパーツを追加することで精密感が出るのかと思いますが、あまり手間を掛けずに全体の雰囲気を重視するという当初の目標どおり、今回はこのレベルにしておきたいと思います。