敦賀から富山まで北陸新幹線に乗ってみました

旅・電車

いつ頃のことだったかは忘れましたが、妻から富山に魚を食べに行きたいという要望があり、先月の30日にようやくそれを実現することが出来ました。

退職するまでは富山方面に出張する機会もそれなりに多かったのですが、仕事を辞めてからは行く機会もなく、北陸新幹線が敦賀まで延伸されてからは今回が初めてのことになります。

北陸新幹線の延伸によって敦賀駅が開業したのは2024年春のことです。もう1年半前のことになるためご存じの方も多いかと思いますが、こちらの写真が在来線からの乗り換え用連絡通路になっています。それほど長い距離ではありませんが、動く歩道があるだけで気分的に近く感じます。

こちらが先程の連絡通路の先、エスカレーターを上ったところにある新幹線乗り換え口となっています。開業当時のニュース番組などで良く紹介されていた場所ですが、ようやく実際に訪れることが出来ました。

今回は9時21分発のかがやき508号に乗って富山駅に向かいます。このかがやき号は途中の停車駅が少ないタイプになりますが、敦賀駅から乗車される方はそう多くはありませんでした。

車両を指定せずに予約をしたら1号車の5番の席になってしまいましたので、長いホームを先頭車両まで移動するのはなかなか大変でした。富山駅までの乗車時間は約1時間です。

途中の福井駅までの1号車の乗客は我々を含めて3名だけでしたが、金沢駅では多くの方が乗車されましたので、ほぼ満席に近い状態になりました。

富山駅の到着は10時23分です。着いて早々ではありますが、お土産物売り場で20~30分ほど時間を潰した後、昼食に向かいました。この日は富山も快晴で絶好のウォーキング日和です。

出張で訪れた際に良く案内してもらったお店などを事前にいろいろ調べてみたのですが、昼の時間帯は利用客が少ないからなのか営業していないところばかりで、ランチタイムに利用出来るお店が非常に少なく、今回は駅前の商業施設MAROOT(マルート)の1階にある魚廣(うおひろ)さんで早目の昼食をとることにしました。

この魚廣さんは富山湾で捕れた新鮮な丸魚や切り身、刺身、寿司、魚総菜や干物などを販売されている鮮魚店さんなんですが、売り場のすぐ横には富山湾食堂という飲食スペースがあり、魚廣さんで買った魚を刺身などにしてもらって店内で食べることも出来るようです。

以前の出張時にもこのお店に来てみたことがあるのですが、店の前に席が空くのを待つ方々の列が出来ていて入店を諦めた経験があるため、今回は開店時間の11時を待って入店しました。

席を確保してから券売機で食券を購入するスタイルでしたので、開店を待つ間に入口に備え付けのメニューを見て食べたいものを選びます。刺身や焼き魚、フライなどの定食もありますし、寿司や海鮮丼など多くのメニューがあるため迷ってしまいますが、今回は人気No.1だと書かれていたキトキト盛り(特盛り)の海鮮丼にしてみました。味噌汁セットが2,800円です。かなりのボリュームでしたが、とても美味しくてあっという間に完食です。

富山湾で捕れた魚が食べたいという妻の要望はこれで叶えられましたので、昼食の後は富山市内をウォーキングです。まずは富山駅から徒歩で20分ほどのところにある富山城址公園です。

ここは以前にも出張の途中で立ち寄ったことがありますが、その時は公園の中を通り抜けただけでしたので、今回は富山市郷土博物館の中にも入ってみました。

歴史好き方には興味のある展示も多いのかと思いますが、過去を振り返らないタイプだと言い続けてきた『たぬきおやじ』は歴史に詳しくありませんので、特別展の富山のお店や天守展望台からの景色を楽しんできました。入館料は大人400円、特別展開催中の料金で普段は210円のようです。

続いては富山城址公園から徒歩10分ほどのところにある富山市ガラス美術館です。TOYAMAキラリという複合施設内にある美術館で、富山市立図書館の本館も入居しています。

こちらはTOYAMAキラリのエントランス内に展示されている森のコースターという木製遊具です。木製のボールが森の中を動くのを楽しむようですが、残念ながら「体調不良のため、しばらくの間お休みをいただきます。」という掲示がありました。

この建物は6階建てで2階から6階まで斜めに伸びているエスカレーター部分は吹き抜けになっています。館内に多くの木材が使用されているこの建物は建築家の隈研吾さんによる設計です。

富山駅からここまで3~4キロほど歩きましたので、まずは2階にあるカフェで休憩です。お店の方にお勧めされたウインナーコーヒーを路面電車が見える窓辺の席で頂きました。たっぷりの生クリームが浮かんでいてどこか懐かしい感じのする味でした。こちらは750円です。

ガラス美術館での展示品は撮影禁止やネットでの公開禁止のものばかりですのでお見せすることが出来ませんが、常設展だけでも十分に楽しめる美術館だと思います。入館料は大人200円でした。

こちらの写真は富山市立図書館になります。広々としていてとても綺麗な図書館で、勉強が嫌いな人でもここで勉強したくなってしまうような雰囲気でした。

美術館で一息ついた後は、富山駅の中を通り抜けて富岩運河環水公園に行ってみました。この公園は富山駅から徒歩で15分ほどのところにあります。

富山湾の東岩瀬港と富山市街地の間に開削されたのが富岩運河だそうです。水運が衰退してからはこの富岩運河を貴重な水辺空間として活用するため環水公園として整備されたとのことでした。

広い公園内には富山県美術館や野外劇場、フレンチレストランなどもあって、こちらの写真は公園のシンボル施設である天門橋です。両端の展望塔にはエレベーターも設置されていました。

こちらは公園内にあるスターバックスコーヒー富山環水公園店になります。日本で初めて都市公園内に出店した店舗だそうで、スターバックスストアデザイン賞で最優秀賞も受賞しており、世界一美しいスターバックスとも言われているそうです。混み合っていたので入店はしませんでした。

この写真は先ほどの天門橋から撮影したものですが、遠くには綺麗な立山連峰も望むことが出来て訪れてみる価値が十分にある公園だと思います。

公園から富山駅に戻った後、きときと市場とやマルシェで定番の甘金丹(かんこんたん)や白エビせんべい、蒲鉾などのお土産を買って帰路につきました。帰りは敦賀駅での乗り換え時間の関係で富山駅15時55分発のはくたか565号に乗車です。このはくたか号は敦賀駅まで各駅に停車しましたので到着は17時17分と往路のかがやき号に比べると乗車時間が20分ほど長めでした。

この日はようやく敦賀駅から北陸新幹線を利用することが出来ましたし、妻の要望であった富山の美味しい海鮮丼も味わうことが出来ました。自宅に戻った時点の歩数が17,875歩、距離11.6キロメートルでしたので、1日の歩数としては昨年の広島旅行を超えたと思います。

退職後から始めた妻と二人でのウォーキングですが、自宅周辺ばかりだと景色に飽きてしまいますので、また機会を見つけてどこかに出掛けてみたいと思います。金沢に比べて観光客が少ない富山ではありますが、人混みを気にせずに自然や美味しい魚も味わえますので、ぜひ皆さんも行かれてみては如何でしょうか。