富山方面への出張は今年2月に続いて2度目になりますが、富山市内で気温が30℃を超えた19日のことになります。かなり暑かったです。
富山駅に到着したのは昼を少し過ぎた頃で、駅の近くで遅めの昼食を済ませた後、出張先に向かう途中で富山城址公園の中を通ってみました。ちなみに昼食は駅構内にある「8番らーめん」さんで野菜らーめん(味噌)を頂きました。

8番らーめんといえばハチカマ、中央に赤い8の字が入った蒲鉾が特徴です。創業は1967年(昭和42年)で、石川県加賀市の国道8号線沿いに1号店が開店しました。店の名前は国道8号線にちなんで8番らーめんと名付けられたそうです。
以前に比べると何となく野菜の量が少なくなったような気がしますが、この野菜らーめんは創業時から続いているメニューとのことです。

ラーメンの話が長くなりましたが、昼食後はあまり時間も無かったため富山城址公園までは富山駅から路面電車を利用しました。
近年ではオシャレな低床型の路面電車が多くなったものの、今回乗車した富山大学前行きの電車はかなり歴史を感じるこちらの車両でした。(下車後の車外の写真は撮り忘れました。)

こちらは城址公園内にある佐藤記念美術館になります。砺波市出身の実業家であり茶人でもあった佐藤助九郎が収集した作品を中心に、近世の絵画や工芸品、陶磁器などが展示されているとのことで、館内には佐藤家から移築された茶室もあるそうです。

こちらは郷土博物館です。1954年(昭和29年)に開催された富山産業大博覧会の記念建築物として建てられたもので、富山城を模した建物だそうです。
博覧会終了後は郷土の歴史や文化を紹介する郷土博物館として、リニューアル後の平成17年からは富山城の歴史を紹介する博物館として利用されています。

こちらの写真は富山市郷土博物館(富山城)の前を通過する低床型の路面電車です。その向こう側は富山国際会議場で、写真の左側に国際会議場前の電停があります。

翌日は富山市を離れて南砺市方面に出向く予定になっており、その途中で相倉合掌造り集落に立ち寄って頂くことが出来ました。
1995年(平成7年)に世界文化遺産に登録されており、合掌造りの家屋20棟が現存しています。

駐車場から段々畑沿いに登った高台からは集落の全景が一望出来るそうですが、限られた時間の中で上まで登る元気もありませんでしたので、今回はこの辺りで集落の雰囲気だけ味わいました。
民宿もあるとのことですので、観光を目的にゆっくりと尋ねてみたいものです。

最後の写真は関西方面に戻る途中の敦賀駅です。北陸新幹線の金沢から敦賀までの工事も大詰めを迎え、2023年度末の開業に向けて急ピッチで工事が進められています。
駅が完成すると、1階が特急の乗り換え用ホーム、2階はコンコース、3階が新幹線ホームという3層構造になるようです。
開業後は、ここから新幹線に乗り換えて北陸方面の観光に出掛けてみたいものです。