アマチュア無線局の開局申請を済ませてからあまり日数が経過していないため、免許状が発行されるまでにはまだしばらく期間を要すると思いますので、発行を待つ間に屋外に設置予定のアンテナから無線機までの同軸ケーブルを、『たぬきおやじ』が趣味の部屋として使っている洋室までどうやって引き込むかをいろいろと調査・検討してみました。
結論から先に書くと、何とか引き込めそうな場所が見つかりましたので、また新たな出費にはなりますが、屋外アンテナや無線機と接続するための同軸ケーブル、配線作業に必要な資材などを少しずつ準備して行きたいと思っています。

昨年、部屋の中のレイアウト変更についてご紹介した時にも同じような写真をお見せしたかと思いますが、最近の無線機ではパソコンやスマートフォンとUSBケーブルで接続して使用したり、LANケーブルを接続して使用する機器もあるようですので、可能ならこの写真の右側にあるオーディオラックの背面辺りにアンテナからの同軸ケーブルが引き込めれば理想的です。

この写真はオーディオラックの裏の壁にあるコンセントです。ここにはLAN端子やテレビアンテナの端子がありますので、このLAN端子の下にあるブランクチップのところから同軸ケーブルを引き出せないかというのが一つ目の案になります。

この壁の向こうは寝室でリフォーム時に新たに設けた壁になるのですが、その時にアマチュア無線のことを意識していれば、屋外から引き込むための配管を前もって設置しておくことが出来たのですが、今となってはこの穴から対応が可能な範囲でしか作業が出来ません。
とりあえずLAN端子やテレビアンテナの端子を外してボックスの内部から床面の方を確認してみたものの同軸ケーブルが通せそうな隙間はありませんでした。ドリルを使って新たな穴を開けることも容易ではありませんので、床下からここに引き込むことは諦めた方が良さそうです。
リフォーム工事をしていた頃はまだ単身赴任でしたので、妻が工事中の写真を撮影して送ってくれていたのですが、その中にあった石膏ボードを貼る前の写真を確認してみたものの、構造的に壁の中に同軸ケーブルを通すことは困難で、天井裏からの引き込みルートもボツになりました。

この写真は屋外に面している壁になります。この壁に唯一あるのがこのエアコン用のコンセントになりますが、こちらも先ほどと同様に石膏ボードを貼る前の写真を確認してみたのですが、中には断熱材が入っていますし、コンセントの周囲はどう頑張ってみても屋外から同軸ケーブルが通せるような構造ではありませんでした。残念ながらパソコン側から無線機にUSBケーブルが接続出来るような位置には同軸ケーブルを引き込める場所が無いということです。

こちらはプリンターやオシロスコープなどを載せているラックになります。先日購入したハンディトランシーバーはとりあえずここに置いているのですが、元々は今月初めに固定電話の機種変更をするまでここに子機が置いてありました。
このラックの裏側にもコンセントがあって、もう同軸ケーブルが引き込めそうな場所はここにしか残っていませんので、何とかここへ引き込めないかというのが二つ目の案になります。
尚、先ほども書いたとおり本当はパソコンとUSBケーブルで接続することが可能な位置が理想なのですが、ここはパソコン本体を置いている場所との間に写真の右側に写っている収納扉がありますので、接続する場合は収納の前の床面にケーブルが露出してしまうのが残念なところです。

こちらがラックの裏側にあるコンセントになります。ここに同軸ケーブルが引き込めたら先ほどのラックの上に置いたハンディトランシーバーとの接続も上手く行きそうです。

こちらは先ほどの写真に写っている収納の中に設置された情報分電盤になります。以前にも何度かご紹介していますが、ここには屋外からインターネット用の光ファイバーケーブルが引き込まれていますので、同じような方法でここの天井裏までは同軸ケーブルが引き込めそうな感じです。

この天井には情報分電盤の作業用として点検口が設置されていますので、ここから中の様子を見てみることにしました。尚、リフォームの時に、使用する情報分電盤を選定する前に点検口の工事を先に済ませていたため、点検口と情報分電盤の位置が微妙に重なっていて、分電盤のカバーを外さないと点検口が開けられないという少し残念な設計になっています。
ということで、点検口から天井裏の状況を確認してみた結果、光ファイバーケーブルと同じように未来工業のTLフレキ(呼び線入)などを軒下から貫通させてやれば、同軸ケーブルを引き込むことも難しくないと思われます。後は天井裏からコンセントまでのルートが確保出来るかです。

壁からコンセントを取り外した後、壁の中の状況をいつも使用しているファイバースコープカメラを使って確認してみました。
カメラの映像から壁の中には同軸ケーブルを通すことが出来る十分な空洞があることは分かったのですが、上に向かってカメラの先端を入れていっても天井付近までは到達出来ないためその状況を確認することは出来ませんでした。

下から確認が出来なければ次は上からということで、点検口からコンセント上部の天井付近を確認してみました。
その結果、この写真の上の赤い丸印のところが先ほどのコンセントに接続されている電源ケーブルになっていて、この部屋をリフォームする前は和室でしたので、ケーブルが貫通しているのは和室の頃の古い天井でした。その下にある黄色い柄のドライバーが乗っているのが洋室に改修してからの新しい天井になっていて、工事費削減のため古い天井は解体せずに残っているようです。
電源ケーブルのルートを調べてみたところ、下の赤い丸印のところから壁の中に向かっていることが確認出来ましたので、電線が通っている穴を少し広げて、そこに荷造り紐の先端にビスとナットを結び付けたものを垂らしてみました。写真の手前に伸びているのが荷造り紐になります。

この方法は階段下の収納に照明器具を取り付けた時や天井埋め込みのサラウンドスピーカーを設置した時にも使ったかと思いますが、真下に向かってケーブルを通す場合などは手軽で有効な方法ではないでしょうか。
写真を見て頂ければ分かると思いますが、荷造り紐の先端にビスとナットを結び付けた状態でコンセントの穴からの回収に成功しましたので、これで同軸ケーブルが通せることは間違いないと思いますし、同軸ケーブルの引き込み時にこの荷造り紐が呼び線として活用出来ると思います。

調査の結果としては、残念ながらパソコン本体に近い位置には引き込むことが出来ませんが、何とかこのコンセントのところには引き込めそうですので、以前、寝室として使用している和室にコンセントを追加した時のように、赤い線で囲った部分の壁を切り落とした後、そこに石膏ボード用の金具を使って同軸ケーブルの引き出し口を設けたいと思います。尚、ここには壁掛けテレビの裏側にも使用しているパナソニックの埋込通線カバー(取付枠付)を取り付ける予定です。
設置するアンテナは比較的安価なグランドプレーンくらいを考えていますが、同軸ケーブルもそれなりに長いものが必要になりますし、一度に全てを揃えるとなるとある程度の出費になってしまいますので、まずはこのコンセント周辺の作業から初めてみたいと思っています。

