ついにWindows11のライセンス認証がされなくなりました

パソコン

以前は複数台のパソコンを所有していたこともありましたが、今でも使っているのは2022年9月に自作した9台目のデスクトップパソコンのみとなっています。

使用しているCPUは第11世代のi5-11400Fですので、そろそろ世代交代が必要な時期が近付いてはいるのですが、近年ではメモリやグラフィックボードなどの価格が非常に高く、新たに自作しようとは思えない状況となっています。

マザーボードはASRock製のH570 Phantom Gaming 4という製品で、第11世代のCPUに対応したものですのでこちらもかなり古いのですが、先日このマザーボードのサーポートページを確認してみたところ、新しいUEFI(BIOS)ファームウェアがアップロードされていました。

それまでは2024年1月に更新されたベータ版が最新でしたので、2021年発売の古いマザーボードにまで新しいUEFI(BIOS)ファームウェアを提供してくれるのは有り難いことだと思い、更新を行ったのは4月5日のことになります。

更新後の数日間は何の問題もなく安定して動作していたのですが、6日後の11日の朝、パソコンの電源を入れたところ、Windowsのライセンス認証を促すメッセージが表示されました。

気付いたのがこの時点というだけで、通知がある以前から認証がされていなかったのかもしれないのですが、ライセンス認証に影響を与えるようなハードウェアの変更はしていませんので、最初はなぜこうなったのか分からない状況でした。

設定画面を確認してみると、”PCの個人設定を行う前に、Windowsのライセンス認証を行う必要があります。”と表示されています。マザーボードの交換を行った時などに表示されるもので、UEFI(BIOS)の更新が原因であれば今回が初めての経験です。

この画像では文字が小さ過ぎて見えないかと思いますが、先ほどの画面でライセンス認証を今すぐ実行をクリックしてライセンス認証の画面を確認してみました。

ライセンス認証の状態には、”デバイスのハードウェアが変更されたことがWindowsによって報告されました。エラーコード:0xC004F211”と表示されています。

特にハードウェアの変更はしていませんので、やはりUEFI(BIOS)の更新によってマザーボードが別のものになったと認識されてしまったようです。

この9台目の自作パソコンを組み立てた時も、それまで使用していた古いパソコンのOSをそのまま流用しましたので、Microsoftアカウントによるライセンス認証が必要になりました。

ということで、先ほどの画面でトラブルシューティングをクリックし、こちら画面が表示されたところで、下の赤い丸印のところにある”このデバイス上のハードウェアを最近変更しました”をクリックしてやります。

以前であれば、これでライセンス認証が完了していたのですが、残念なことに今回は”ライセンス認証できません”と表示されてしまいました。

この後、パソコンを再起動した後に同じことを何度か繰り返してみたのですが、ライセンス認証が完了することはなく、結果は変わりませんでした。

この9台目の自作パソコンに使っているOSは、15年以上前の2010年12月に組み立てた自作4台目のパソコンの時に購入したDSP版のWindows 7が最初で、その後、Windows10からWindows11へと無償アップグレードを重ねてきたものになります。

また、2012年12月に組み立てた自作6台目のパソコンにはWindows 8 Proを使っており、こちらもWindows10まで無償アップグレードしてあったのですが、Windows11への無償アップグレードはCPUが第3世代と古かったため対応することが出来ませんでした。

そこで、この自作6台目のパソコンはChrome OSに変更し、Windows 8 Proのプロダクトキーを使って先ほどの自作9台目のエディションをHomeからProにアップグレードしていました。

ということで、ライセンス認証が通らなくなった今回のOSは、いずれにしても十数年前に購入したかなり古いものになりますので、UEFI(BIOS)の更新によってハードウェアの変更範囲を超えてしまったようです。何とかならないかと思いマイクロソフトのサポートに問い合わせをしてみたのですが、無償アップグレードしたものはハードウェアの変更がよりシビアな面があり、この状態になった場合は正規のWindows11を購入する以外に対処方法は無いという回答でした。

今まで普通に使えていたものがUEFI(BIOS)を更新しただけでダメになったということで、何とかならないのかとの思いが強く、Windows 8のプロダクトキーの使用も試みましたが、やはりダメでした。2023年9月にWindows 7や8のプロダクトキーは遮断されているそうです。

また、こちらの画像のShowkeyPlusというアプリをインストールして、使用中のプロダクトキーを調べた上で改めて認証を試みましたが、残念ながらこちらもダメでした。使用中のものでは認証が出来ないと言われているのですから当たり前のことかと思います。

認証されなくなったからと言ってすぐにパソコンが使えなくなる訳ではないのですが、電源を入れてからしばらくすると、こちらの画像のように画面右下にライセンス認証を行ってくださいという通知が常に表示されるようになります。このまま放置すると使えなくなるのかもしれません。

ということで、15年以上も新たな出費なしで使い続けてきたOSでしたので、久し振りに新しいOSとしてWindows11 Proのパッケージ版を購入することになりました。

Microsoft StoreでのWindows11 Proの販売価格は、パッケージ版もダウンロード版も28,380円でしたので、今回はAmazonにて22,118円で販売されていたパッケージ版を購入しました。

このパッケージ版にはインストール用のUSBメモリが入っているのですが、使用するのは写真右下に写っているプロダクトキーのみになります。Amazonには正規品やDSP版と書かれた数千円ほどの商品も販売されていますが、これらはYahoo!オークションなどで数百円で販売されているOEM版ではないかと思われます。確認はしていないので実態は不明ですが、認証が出来ないと困りますので、今回は正規品を探して購入しました。

正規品を探してと書いてはみたもののカスタマーレビューを見ていると偽物だったという書き込みもあり、出荷元と販売元がAmazonではない商品は正規品でない可能性があるようですので注意が必要かと思います。

手元に届いた商品は正規品だろかという不安を抱きながら、こちらの画面でプロダクトキーを変更するをクリックした後、新たに購入した商品に記載されたプロダクトキーを入力しました。

セキュリティ上の問題からなのかプロダクトキーを入力する画面はハードコピーが出来ませんでしたが、購入したのは正規品で間違い無かったようで、無事に”Windowsは、Microsoftアカウントにリンクされたデジタルライセンスによってライセンス認証されています。”と表示されました。

安易にUEFI(BIOS)の更新をしていなければ、Windows11 Proの購入に要した22,118円は不要だったのでしょうが、いずれは必要になるものかと思いますし、この機会にスッキリして良かったのではないかと思います。

尚、ProではなくHomeでも機能的に困ることは無かったのですが、エディションをHomeからProにアップグレードするのは簡単なものの、その逆のダウングレードの場合はクリーンインストールが必要になりますし、インストールされているソフトやデータを残したい場合はレジストリを操作する裏技のような行為が必要になりますので、今回はリスク回避と手間を減らすために素直にProの方を選択することにしました。6千円ほど出費は増えてしまいましたが、無事に復旧することが出来て良かったのではないかと思います。