先日、任天堂スイッチの次世代機種となるスイッチ 2(Switch 2)の予告映像が正式に公開されました。我が家には既に3台のスイッチがあり、最初の購入はコロナ禍よりも前、2019年秋の妻への結婚記念日のプレゼントでしたので、もう5年以上も前のものになってしまいました。
こちらはジョイコンの修理や追加購入をしながら使用している状況ですので、次世代機種の販売が開始される頃にはそろそろ買い替えの時期を迎えるのかもしれません。

もう1台あるコントローラーと本体が一体化されたLiteや先程ご紹介した5年前のものは既に孫達に所有権が移転されていて我々には使う機会がないため、現在はこちらの写真の妻からの要望で追加購入したホワイトの有機ELモデルを使用しています。
一昨年の夏に購入して以降、常設場所は寝室のテレビになっていたのですが、この年末年始の休みに帰省した息子夫婦などと一緒にマリオパーティジャンボリーを楽しむために、リビングのテレビに接続して使用することになりました。当初は年末年始に限っての一時的な使用のつもりでしたので、テレビの側面にある空き端子にケーブルを接続し、電源アダプターも近くのコンセントに挿してあっただけで、ゲーム機本体もセンタースピーカーの上に仮置き状態でした。
しかしながら、冬休みが終わってからも孫達と一緒にリビングでスイッチのゲームを楽しむことが多くなり、家族とも相談の結果、ここを常設場所にすることにしましたので、赤い丸印のあたりに本体を置いて、プレイステーション5と同様にテレビへの配線は壁の中に入れることにしました。

テレビボードの中に置いているレコーダーやゲーム機などの機器とテレビ本体との接続ケーブルが表から見えないように、配線類は全て壁の中を通すようにしてテレビの裏側やテレビボードの中で接続しているのですが、既にケーブルの本数がかなり多く、スイッチ用のケーブルを新たに通そうとしたとことろ、どう頑張ってもテレビの裏側に出てきませんでした。
この写真はテレビボードの裏側にあるコンセントです。右側の二列が電源コンセント、その左側がテレビアンテナとLAN用の接続端子、そして左端がテレビの裏側からの配線引き出し口です。
この配線引き出し口のボックス内の穴はそれなりの大きさがあり新たなケーブルも余裕で通せたのですが、テレビの裏側の方はHDMIケーブルの端子部分が大きくてどうしても通りません。

しばらくはテレビの裏側で手探り状態の作業を続けたのですが、このままでは無理だということが分かりましたので、壁掛けにしてあったテレビを一旦取り外して確認してみることにしました。
こちらの写真が妻の協力を得てテレビを外した状態になります。イメージとしてはこの赤い枠線のあたりにテレビがありましたので、その裏側にある配線引き出し口は壁とテレビとの隙間からしか見えない状況でしたが、これでようやく正面から確認や作業が出来るようになりました。

こちらは壁から外したテレビになります。写真だと大きさが伝わりませんが、65インチのテレビですので壁から取り外したり床面に寝かしたりするのも一苦労です。
このテレビを壁掛けに変更したのは2021年11月ですので3年ほど前ですが、背面には既にかなりの量のホコリが溜まっていましたので、この機会に清掃作業も行いました。
古い液晶テレビの時は背面や上部にも排熱用のスリットがあって入り込んだホコリを取るのが大変でしたが、このテレビは下面以外にはスリットが無いため、軽く拭き取るだけで清掃完了です。

では、本来の作業に戻ります。こちらの写真が配線引き出し口として使用しているボックスの内部になります。ご覧のように全ての配線がボックスの下面に開けた穴を通っています。
ケーブルの本数が多く、新たなケーブルを通すとなると現状の穴の隙間では端子部分が大き過ぎて入りませんでしたので、ボックスの背面部分、赤い丸印のあたりに穴を開けることにしました。
テレビを壁に掛けたままの時はボックス内部のこの状況が全く見えませんので、早い段階でテレビを取り外す判断をしたのは間違っていなかったと思います。

こちらの写真がボックスの背面に穴を開けた状況です。プラモデル用のノコギリを使って切断しましたが、切れ端が壁の中に落ちてしまうと取れなくなりますので、ある程度切ったところで手前側に引っ張り出してやりました。
これほど大きな穴は必要なかったかもしれませんが、これで新しいケーブルが余裕で通せるようになりましたので、ここにスイッチ用のHDMIケーブルを追加したいと思います。

この写真が壁の中を通してある各種ケーブルになります。地デジ用とBS/CS用のアンテナケーブルが各1本、プレイステーション5用とAVアンプ用のHDMIケーブルが各1本、古いビデオデッキ用のRCAケーブルが1本、録画用HDDのUSBケーブルが1本、LANケーブルが1本、そして今回追加した赤い丸印のスイッチ用HDMIケーブルが1本の合計8本のケーブルです。
当初はテレビとAVアンプの接続を1本のHDMIケーブルで行い、プレイステーション5はAVアンプ側に接続していたのですが、テレビとAVアンプとの相性の問題なのかプレイステーション5を起動した時に上手く切り替わらない事象が何度か発生しましたので、以降はテレビ側に接続するように変更しており、今回のスイッチについても同様にテレビ側に接続することにしました。

ケーブルが無事に壁の中を通れば後はプレートを元に戻してテレビ側の作業は終了です。この配線の引き出し口については、コンセント用のプレートなどをそのまま使用して穴からケーブルが出ているだけという施工方法でも問題はないのですが、『たぬきおやじ』はここにパナソニックの埋込通線カバー(取付枠付)を使用しています。
テレビを壁に掛けてしまえば裏側で見えなくなりますので、そこまで拘る必要はないのかもしれませんが、Amazonで500円程度で購入することが出来ますので見た目もスッキリとして良いのではないでしょうか。ちなみに品番はWT9171Wで、テレビボードの裏側にも使用しています。

テレビボードの裏側の配線処理も終わったところで、テレビを元の位置に戻してやれば作業終了となります。壁掛けの場合はテレビと壁との隙間がかなり狭いため、テレビ側の接続作業はそれなりに面倒なのですが、テレビの受信状況や各ゲーム機、レコーダーやAVアンプの動作についても問題ありませんでしたので、無事に元通りに接続することが出来たようです。
スイッチ本体も予定していた場所に置くことが出来ました。最初は付属品のHDMIケーブルを使うつもりでいたのですが長さが足りませんでしたので、以前に購入してあったAmazonベーシックのケーブルを使用しました。長さについても問題なかったようです。当初は30分~1時間程度の作業だと思っていたのですが、想定外の状況になってしまい、最終的には2時間以上もの時間を費やすことになってしまいました。
今回の作業前まではテレビの下からスイッチ本体までケーブルがぶら下がっていましたが、これで見た目もスッキリとした感じになりました。寝室に置いていた時に比べれば使用する機会もかなり増えていますので、作業に時間を使っただけの価値は十分にあったと思います。