自宅の西側にはイチイの木が5本ほど残っており、毎年5月の連休明け以降くらいに刈り込み作業を行なっています。作業後しばらくすると刈り込んだ跡も綺麗な緑色に戻るのですが、今年は猛暑で非常に暑かったからなのか、刈り込み部分が茶色く枯れた状態になって元に戻りませんでした。

この写真は今回の作業前の状況ですが、刈り込まれた表面の葉が茶色くなっているのが分かるかと思います。枯れたのは表面の葉の部分だけではなく、混み合った葉の中の方でも枯れた枝が目立ちますので、風通しが悪くなっているのも一因かもしれません。
妻からは見た目も悪く、このイチイの木がない方がスッキリして良いのではとの意見もあったのですが、どの木もかなり成長しており全てを撤去となると大変な作業になりますし、これまで育ててきたのに可愛そうな思いもありますので、とりあえず最も手前にある赤い丸印の木だけを撤去してみることになりました。

こちらは今から10年ほど前の2015年12月の状況になります。この時点では全部で7本のイチイの木が並んでおり、こうして刈り揃えてあると見た目にもとても綺麗な感じでした。

しかしながら、この横を通って車の出入りをしているため、車庫入れ時に側面が接触しないように注意が必要になるのと、特に積雪時季には通路の確保も難しくなるため、通路側に丸く張り出していた部分を刈り込んだのがこちらの写真になります。
これ以降の6年間はこのまま刈り込んだ部分の葉が元の緑色に戻るの待っていたのですが、2021年12月と年明けの2月には積雪が80センチを超える大雪となり、除雪した雪の移動場所も無いような状況になってしまいました。

同じような積雪量が毎年続くとは限らないものの、家族からもこのイチイの木を何とかして欲しいという要望があったことから、縁石ブロック側の2本を根元から伐採したのがこの状況です。

先ほどの作業を行なったのは2022年4月のことになりますが、現在では刈り込んだ部分の葉もある程度伸びてきた状況で、少しずつ形を整え始めていたところでした。
では、この左側のイチイの木を根本から伐採して行きます。伸びた枝はノコギリを使って切るだけなので手間の掛かる作業ではありませんが、その後の作業がかなり大変です。

この段階に達するまでに要した時間は、切断した枝の処分を含めても30~40分程度ですが、この残った根の撤去作業は容易ではありません。
作業の支障となる縁石ブロックを一旦撤去し、根の周りにある土を少しずつ取り除きます。雨の後だったこともあって土が固くなっていることはありませんが、太い根があらゆる方向に伸びていて幹の部分を手で動かしてみても抜けそうな気配は全くありません。

抜根に使用する三叉とチェーンブロックがあれば比較的容易に作業も進むのだと思いますが、抜根作業が度々ある訳ではありませんので、今回も人力のみで何とかするしかありません。
土を掘りながら根が見つかれば切断という作業をひたすら繰り返し、抜根作業を始めて90~100分が経過したところでようやく引き抜くことが出来ました。

抜根作業を終えたところで体力的には限界でしたので、周辺の手直し作業は翌朝に再開です。途中の写真は全く撮っていませんでしたので、こちらは縁石ブロックなどの移動が終わった段階の状況になります。
今回撤去したイチイの木の根の部分が無くなったことで、縁石ブロックを移動させることが可能になりましたので、通路側が20~30センチ広くなるように青い線の位置から変更しています。
また、イチイの木があった場所にはもう少し左側にあった南天の木を移植して全体的なバランスを整えました。空いたスペースの活用方法はまた考えたいと思います。

こちらは角度を変えて撮影してみたものです。イチイの木の葉の無い部分も先ほどの写真だとあまり目立ちませんが、ここからだと根本から全く葉が無い状態が良く見えるため見た目には相当悪い感じです。葉が伸びるまでに数年間は掛かるためこのまま我慢するしかありません。

このイチイの木は大きく成長してからも表面の葉刈りだけを繰り返してきたため、枝が混み過ぎている状況でしたので、最後に内部が見える状態になるくらいまで刈り込みを行い、少しでも風通しが良くなるようにしてやりました。
妻が言うように全てを撤去してしまえば更にスッキリとした感じになるのかと思いますが、作業前に比べれば全体的に軽くなった感じがしますので、これでしばらく様子を見たいと思います。


