隣地境界に土留めブロックとフェンスを設置(前編)

作業・修理

長年に亘って放置してきたお隣さんの畑との境界に土留めブロックとフェンスを設置することになりました。当初の予定では土留めブロックだけを施工してもらうつもりでいたのですが、業者の方から将来的にフェンスを設置するのなら支柱用の穴を埋めずに残すとの話を頂きました。

支柱用の穴を開けておくことに問題はないものの、仮に何かで蓋をするなどの処置が必要になりますし、見た目も悪くなるため、悩んだ結果、この機会にフェンスも設置することになりました。

フェンスの施工については必要な材料さえあればDIYでも対応が出来ると思いますので、土留めの工事が終わった段階で自力で頑張る予定にしています。

こちらの写真が施工前の状況になります。赤い丸印で囲った部分が敷地境界になりますが、これまではブロックや適当な大きさの石を並べただけの非常に見苦しい状態でした。

境界の右側がお隣さんの畑になります。実際に畑として使用されているのは一部分だけで雑草対策としてシートなどが敷かれています。今回の工事の件でお話をしたところ、今年中を目途に全面に防草シートを敷く工事を計画されているとのことでしたので時期的には丁度良かった感じです。

土留めの工事をお願いしたのは昨年の秋頃になります。工事費の見積書を受け取ったのは11月初めだったと思いますが、今年の春頃までは予定が入っていて施工が難しいとのことでしたので、それまでの間に並べてあったブロックや石などの撤去作業を自力で進めていました。

この写真の左手前にある大きな石も撤去が必要なのですが、どう頑張ってみても人力では移動させることが難しかったため、こちらは業者の方にお願いすることになりました。

土留め工事に着工したのは4月10日になります。型枠などの資機材や重機が搬入され、測量工事やベースコンクリートを打設するための掘削工事から作業が始まりました。

こちらが掘削作業を終えて型枠を設置している状況になります。以前はこの土留めブロックの工事もDIYで何とかならないかと考えていた時期があったのですが、やはり重機の威力は強くて、こういう作業はプロの方にお任せする方が早くて確実だと思いました。

翌日の朝から型枠の内側に配筋作業を行い、午後からコンクリート打設です。立水栓をDIYで設置した時にインスタントセメントを使った水受け用パンのモルタル施工を行いましたが、今回の工事をDIYで実施していたら相当の期間を要していたか、または途中で断念していたと思います。

コンクリート打設場所の近くまでミキサー車が入れるともっと作業が楽だったと思いますが、残念ながら道が狭くて入ることが出来ませんでしたので、一輪車を使って何往復もして頂きました。

全体にコンクリートの打設が終わったら、固まる前に鉄筋を刺して行きます。ブロックの継ぎ目の位置になるように400ミリピッチで並べて2日目の作業は終了です。

作業開始から3日目の朝、コンクリートブロックが搬入されました。このブロックを積んでくれる左官工の方が多忙とのことで、作業開始は翌週の月曜日、15日からになりました。

左官工の方が現場に到着したらすぐに作業が開始出来るようにと1段目に使用するブロックが基礎コンクリートの上に並べられています。

今回はコンクリートブロックを3段、更にその上に高さ1メートルのメッシュフェンスを設置することにしましたので、2段目と3段目に使用するブロックはここに積み上げられています。

トラックの荷台からの荷下ろし作業やここまで運搬する作業はなかなか大変そうで、自力だったらとても耐えられそうになく、DIYでの施工を見送って本当に良かったと思います。

こちらが1段目のブロックを積み終えた段階の状況です。規格でコンクリートブロックの呼び寸法は400ミリになっていますが、実際の長さは390ミリですので目地の部分に10ミリの隙間を開けて並べられています。

先ほどの写真の場所から順に積んで行ってその先は左方向に曲がっています。当初はこの曲がった先も3段にする予定でした。しかしながらお隣さんの石垣が干渉して2段しか積めないことが分かりましたので、ベースコンクリートの高さをブロック1段分高くして対応することになりました。

昨日の作業が終了した段階で2段目の半分程度まで積み終えているのですが、左官工の方が多忙で他の現場に行く必要があるとのことで、続きは来週の月曜日または火曜日になるそうです。

尚、この後のフェンス工事は材料の調達もネット通販などを活用して自分でやるつもりでいたのですが、モノタロウでは事業利用者のみ注文可能な商品でしたし、大型商品のため他のショップでも配送可能地域が限定されているなど適当な購入先を見つけることが出来ませんでしたので、材料の調達も業者の方にお願いすることになりました。フェンスに使用する支柱がブロック工事期間中に間に合えば穴に入れてモルタルで固定するところまで施工してもらえるそうです。

ということで、この続きの作業状況についてはフェンスの取り付けまで終えた段階で改めてご紹介が出来ればと思っています。今月25日からはリフォームの第3弾として縁側などのサッシ交換作業も始まりますので、今月下旬は何かと慌ただしい時期になりそうです。