月日が経つのは本当に早いもので、1月や2月はあっと言う間に過ぎ去ってしまい、今日から3月に入りました。朝から自治会の清掃活動がありましたが、天候は良かったものの北風がとても強くて寒さに耐えながらの作業となりました。
さて、先日、同軸ケーブルの引き込み方法について無事に調査を終えましたので、まずは室内への引き込み箇所の作業から初めて行きます。尚、アンテナは屋根の上への設置を予定しており、作業はもう少し先になると思いますので、とりあえず今回は軒下から室内まで同軸ケーブルを通線することにしました。

では、前回の調査時点でご紹介したように、この赤い線で囲った部分の壁を切り落とした後、石膏ボード用の金具を使って同軸ケーブルの引き出し口を取り付けて行きます。

まずは壁に同軸ケーブルの引き出し口を設けるための材料を調達しました。写真の左下にあるのが埋込通線カバーで品番はWT9171Wになります。その横が石膏ボード用はさみ金具でWN3993KPという品番です。左上はスイッチ+コンセントプレートで品番はWTC7112Wです。
全てパナソニックの製品ですが、田舎のホームセンターでは販売されていないものもあり、今回はAmazonやYahoo!ショッピングなどで調達しました。
また、写真中央の緑色の袋に入っているのはハンディトランシーバーのアンテナ端子に引き込んだ同軸ケーブルを接続するための変換ケーブルです。その横にあるのはハンディトランシーバー用の電源ケーブルで、直流安定化電源から電源供給するために使用します。

これまでにも何度かご紹介した作業内容ですが、まずは壁に穴を開ける位置にマスキングテープを貼って大きさを確定させます。コンセントが傾いていると穴の位置もズレるため水準器で確認してから作業を開始しました。

石膏ボードは引廻し鋸を使ってマスキングテープに沿って切断してやります。事前調査時に壁の中に通してあった荷造り紐も取り出しておきます。

先ほどご紹介した埋込通線カバーを石膏ボード用はさみ金具を使って固定したら、スイッチ+コンセントプレートを取り付けて同軸ケーブルの引き出し口は完成です。

今回は5D-2Vの同軸ケーブルを使用します。テレビアンテナに使用するのは5C-2Vや3C-2Vでインピーダンスが75オームの製品ですが、こちらは50オームですのでCとDの違いに注意が必要です。
アンテナを設置する場所からの距離を測定し、今回は25メートルの製品をYahoo!ショッピングで購入しました。両端にM型のコネクタが付いていて、写真のように片端は芯線部分とシェル部分が分離出来るため、配管の中を通す時などにもコネクタが邪魔をしません。

軒下から天井裏まで同軸ケーブルを通すためにこちらの写真の可とう電線管を使います。未来工業のTLフレキという製品で、自宅をリフォームした時にLANケーブルの配線用として購入したものですが、数メートル分余っていましたのでこれを活用します。固定用のステップルもありました。

こちらが同軸ケーブルを室内に引き込む軒下になります。昨年、玄関の雨漏れ修理についてご紹介した時にも書きましたが、田舎の古い木造建築ですので軒天と呼ばれる天井は無く、屋根を支えている垂木などがそのまま露出していますので、そこにTLフレキを通す穴を開けてやります。

使用したTLフレキは内径が14ミリの製品ですので、それが通せるだけの穴が開けられたら、天井裏からTLフレキを穴に通して屋外に10センチほど出してやります。
この写真の左側にも同じような可とう電線管が写っていますが、こちらにはインターネット回線の光ファイバーケーブルが通っています。
このTLフレキを使用せずに同軸ケーブルを穴から直接引き込むことも可能なのですが、風が強い時などに雨水や小雪が天井裏に舞い込んで来る可能性がありますので、TLフレキを使って山形に設置するこことで上向きの傾斜を付けてそれを防いでいます。

同軸ケーブルは屋外側からTLフレキの中に通線します。一応、呼び線付きのTLフレキを使ったのですが、距離も短いため同軸ケーブルを外側から押し込むだけで天井裏まで通すことが出来ました。
アンテナの設置作業を終えるまではこの状態で同軸ケーブルを仮置きしておく予定です。尚、念のためコネクタ部分には雨水の侵入を防ぐためにビニール袋を被せてテープで養生しました。

天井裏まで引き込んだ同軸ケーブルは、この写真の赤い丸印のところから壁の中へ通します。電源ケーブルが通っている穴が小さかったため同軸ケーブルが通せるように少し広げてやりました。

壁の中に通した同軸ケーブルは先端に結び付けた荷造り紐を引っ張って外に引き出します。壁の中に支障となるものは無かったようで、無事に室内へ引き込むことが出来ました。

こちらが作業後の状況になります。作業前はコンセントだけだった場所に同軸ケーブルを引き込むことが出来ました。自己満足の世界ですがなかなか上手く行ったと思います。

先ほども簡単にご紹介しましたが、こちらの写真が同軸ケーブルを接続するための変換ケーブルを取り付けたところです。付属のアンテナはSMAというコネクタで接続されているため、M型のコネクタが付いた同軸ケーブルは接続出来ないため、こちらの変換ケーブルが必要になります。
コメットのHS-10という品番の製品で、ケーブルの長さは1メートルです。50センチの製品もありましたが、取り回しを考えると1メートルくらいあった方が良い感じです。

こちらが購入した電源ケーブルを使って直流安定化電源に仮に接続してみた状況です。実際にこの電源を使うかどうかは分かりませんが、とりあえず外部電源を接続してハンディトランシーバーが使えるようになりました。
こちらはアイコム(ICOM)の純正品で、品番はOPC-254Lになります。Amazonなどで販売されている汎用の電源ケーブルを使って自作することも考えましたが、3.5ミリのプラグやヒューズなど必要なパーツを集めるとそれなりの値段になるため今回は素直に純正品を購入しました。
残るのはアンテナの購入と設置工事のみとなりました。引き込んだ同軸ケーブルも軒下から屋根の上までのルートを確定する必要がありますので、引き続き少しずつ作業を進める予定です。

