久し振りに銀木犀の剪定作業を行いました

庭造り

庭には銀木犀が2本と金木犀が1本あり、銀木犀の方はそれなりの大きさがありますので剪定作業にはかなりの時間と労力を要します。

本来は毎年実施する方が良いのでしょうが、ツツジやサツキのように簡単ではないこともあり剪定作業を行うのは約7年振りになってしまいました。

こちらの写真が最も大きい銀木犀です。高さは4~5メートルありますので、特に上部の剪定になると中央付近まで手を伸ばさないと届かないため大変です。また、かなり危険な作業でもあります。

そんなこともあって今年も作業を見送りたくなってしまうのですが、横幅も随分大きくなってきていますし、これ以上になると手に負えなくなりますので、今回は頑張ってみることにしました。

今年は暑い日が長く続いたからなのか開花時期が毎年よりも少し遅かったのですが、数日前に花も散ってそろそろ剪定時かと思いますので寒くなる前に作業を済ませます。

こちらは2017年11月に先ほどの写真と同じ木を撮影したものです。この時はしばらく剪定作業をしなくても済むように思い切り刈り込んだのですが、7年も経過すると先ほどのような状況です。

まずはこちらの写真の小さい方の銀木犀から剪定作業を始めます。写真の右端にあるのが先ほどの大きい方の木になりますが、それに比べると少し小ぶりで使用する3脚の梯子と同じくらいです。

剪定作業に使用しているこの梯子の高さは3.6メートルくらいあるのですが、先端に乗って作業が出来る訳ではありませんので、この木の高さでも上部にはなかなか手が届きません。

この写真は自作したドローンに取り付けたカメラを使って2017年7月に撮影したものです。安価なカメラのため画像が歪んでいますが、中央の赤い丸印が小さい方の銀木犀で、この時はまだご覧のように枝が別れていて全体の刈り込みが必要な状況ではなく、枝毎に剪定をしていました。

右側の赤い丸印が大きい方の銀木犀になります。広角レンズのため実際よりも木が縦に伸びたように写っていますが、先ほどご紹介したように思い切り刈り込む前はこんな感じでした。

木の周囲を360度、順に梯子や脚立を移動させながら横に伸びて広がっていた枝葉を剪定した後に上部を丸く刈り込みました。

梯子の準備などを含めて作業を開始してからこの状態になるまでに数時間を要しており、特に上部を刈り込む時はそれなりに重量のある電動の生垣バリカンを梯子の上から手を伸ばして作業をする必要があるため腕がかなり疲れます。

大きい方の銀木犀も同様の作業を行い、ご覧のように作業前に比べればかなりスッキリとした状態になりました。

こちらは高さもあるため2日間に分けて作業を行いました。2日目は夕方から雨が降る予報で曇り空が広がっていますが、何とか降り始める前に作業を終えることが出来ました。

無事に剪定作業を終えてやれやれというところですが、下にはご覧のように剪定した枝葉が広範囲に散乱していますので、これの後始末もなかなか手間の掛かる作業です。

熊手や竹箒などを使いながら落ちた枝葉を拾い集め、畑の中に設けてある伐採木等の集積場所まで農作業用の一輪車を使って何度も運搬しました。

以前からの落ち葉も一緒に運び出しましたので、こちらの写真のようにようやく綺麗な状態になりました。どちらかというと剪定作業よりもこちらの清掃作業の方が大変な感じです。

もう一方の銀木犀の下もこんな感じで綺麗になりました。ここに先日ご紹介した花壇があり、既に妻が花の球根を植えていましたので、剪定作業中にうっかり踏んでしまわないように注意しながら作業を進めました。

大きい方の銀木犀はもう少し横幅がスリムになるように剪定したかったのですが、内部になるほど枝が太くなっていて電動の生垣バリカンでは切れない枝も出てきましたので、今回はこの程度に留め、次回の剪定時に太い枝をノコギリで切断した後、もう少し深く刈り込みたいと思います。

これでツツジやサツキから始まった庭木の刈り込みもすべて終了です。早くに作業を行ったものは既に枝葉が伸びてきているのですが、ツツジやサツキはこの時期に剪定を行ってしまうと翌年に花が咲きませんので、来年の開花時期が過ぎるまではこのままの状態で我慢です。