前回は、蘇鉄周辺の石を並べ直したところで作業が終了していましたので、今回は園路部分の土の撤去と砂利の敷き直しから始めました。

まずは園路部分の余分な土の撤去作業からです。現在は切り石を使った二段分の階段を降りた高さに園路がありますが、この周辺の作業を開始する前は階段の手前側と同じ高さでしたので、撤去が必要な土の量はそれなりにありました。
土の移動だけならさほど手間を要しないものの、敷砂利が混ざっており、篩(ふるい)を使って土と砂利を分離しながらの作業のため、思ったようには捗りません。
この写真はなんとか土の撤去作業が完了した時の状況になります。また、左側の赤い丸印の位置にサツキを移動させました。

こちらの写真が園路への砂利敷設が終わった段階になります。これでようやく園路らしい雰囲気になってきました。

別の角度から撮影してみるとこんな感じです。信楽焼のたぬきの前とも同じ高さの園路でつながりました。
この後は、以前にもご紹介したとおり、蘇鉄の左側に並んでいるサツキの移植に作業を進める予定にしていたのですが、それまでに片付けて置きたい作業が出てきましたので、そちらを先に済ませてからにしたいと思います。

気になっていた場所はこちらになります。一応、芝生ということになっていますが、タンポポなどの雑草が生え広がっており、とても芝生とは言えない状況になってしまっています。
この冬はあまり雪が降らなかったため、早い段階から雑草が生え始めており、他の場所の庭仕事に励んでいる間にこんなことになってしまいました。

作業途中の写真は割愛したいと思いますが、雑草を引き抜くところから始めて、続いて落ち葉などを撤去し、芝の刈り込みを終えるまでに半日以上を要してしまいました。
また、この写真では高さの違いが分かりませんが、芝生の中央付近が高くなっていて芝刈り作業がし辛い状態でしたので、高い部分の芝を一旦剥がして内部の土を撤去し、高さを整える作業も合わせて行っています。

続いては、たぬき周辺の追加作業になります。たぬきを置いている場所には白い砂利を敷いているものの、土の部分との境目からどうしても汚れてきますので、余っていたピンコロと呼ばれる御影石を使って周囲を囲んでみることにしました。

この場所の大きさに合わせてピンコロ石を購入した訳ではありませんので、現在ある数に合わせて囲む大きさや形を決めてやります。
最初は適当に並べてみて全体の大きさをイメージしてから並べ始めました。写真の右側から並べて行きましたが、どうしても最後の方になると少し足りなかったり、最後の一つが入らなかったりとそれなりの時間を要してしまいました。

信楽焼のたぬきを所定の位置に置いてしまうとこの角度からはあまり見えませんが、土の部分との境目が綺麗になりましたので、少しは見た目も良くなったのではないかと思います。
大型連休も残り僅かとなりました。この土日は雨の予報になっていますし、連休明けの仕事のことを考えると体力を温存しておく必要がありますので、大型連休中の庭仕事についてはこれで終了にしておきたいと考えています。
尚、次に予定しているサツキの移植作業については、花の色を見てから移植する先を考える必要がありますので、来週以降、花が咲き始めてから再開する予定にしています。