皆さま、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。さて、今年最初にご紹介するのは、またまた襖の引き手の交換作業になります。

昨年末に作業を行った時点では、特に痛みが酷かった箇所の襖だけを交換することにして、残りの引き手はもう少し汚れや錆びなどが目立って来てから対応する予定にしていました。
しかしながら、前回の交換作業で表裏両面の引き手を新しくしたことで、隣にある床の間や仏壇がある部屋では、新しい引き手の襖と古いままの引き手の襖が混在することになり、どうしても交換していない古い方の引き手が気になってしまいます。

また、昨年末に交換した引き手に比べればまだまだ綺麗だと思っていたものの、この写真のように近付いて見てみると、表面には赤錆びが発生しているものがありますし、引き手の中に描かれた絵の一部が消えそうになっているものもありましたので、まずはこの部屋にある残りの引き手を交換してしまうことにしました。

先ほども書いたとおり床の間や仏壇がある部屋ですので、前回の作業で使った引き手よりも高級なものに交換したいと考えていろいろと探してみたのですが、残念ながら好みの色やデザインの商品を見つけ出すことが出来ず、結果的に前回と同じものを再度購入することになりました。
この引き手は岐阜県の大滝という会社が販売しているもので、今回は同社が出店している楽天市場の和紙苑さんで購入しました。価格は1個550円でクリックポスト利用の送料は180円です。

作業内容については前回と全く同じですので割愛したいと思いますが、とりあえず古い引き手から釘を抜き取る作業だけは事前に済ませていましたので、後は新しい引き手と交換して釘で固定してやれば作業終了です。
こちらが引き手の交換作業を終えた襖になります。この襖紙も数年前のリフォーム時に張り替えてもらったものです。昨年の夏頃に仏間隠しの張り替えをお願いした時に建具屋さんと話をしていたところ、近年は襖紙や工賃の値上がりでこのランクの襖紙を両面に使うとなると4本分で10万円を超えてしまうだろうとのことでした。今回使った引き手を購入した楽天市場の和紙苑さんでも同品と思われる襖紙が44,560円で販売されていますので、両面分の襖紙に工賃を含めて4本分となるとそれなりの価格になってしまうのだと思います。

残るのは先ほど引き手を交換した襖の奥側にある和室です。ここには押し入れや天袋もあってまだまだ交換したいものが残っている状況です。作業を思い立った時点では全て交換とまでは考えていなかったものの、ここまでやるなら残りも綺麗にしたいという思いが強まり、昨年末に慌てて交換用の引き手を追加注文してしまいました。

こちらの写真が追加購入した新しい引き手になります。ここは寝室として使用している部屋になりますので、これまでよりもシンプルなデザインの引き手を選択しました。品番はOK301でウルミと呼ばれる色味のようです。価格は49mmの大が380円、31mmの小が360円です。

こちらが古い引き手の取り外し作業を終えた天袋です。これまでに作業を行った襖は取り外さずにそのまま交換を行いましたが、天袋の場合は高さがあって作業が難しいため、取り外してから畳の上で交換作業を行います。

作業方法はこれまでと何ら変わりませんが、この部屋の襖は天袋を含めて引き手を固定している釘が上手く抜けないものが多くて、古い引き手を外すのにかなりの時間を要してしまいました。
この写真は引き手の交換を終えた押し入れの襖になります。この部屋の襖は絵柄の無い無地の襖紙ですので、前回使用した周囲に装飾が施されたものよりも、このシンプルな引き手の方が落ち着きもあって良いのではないかと思っています。

最後の写真が新しい引き手の取り付けを終えた天袋です。ここに使用する引き手はサイズが小さいため、これまでの大きなサイズに比べると釘を打つ作業が少々面倒でしたが、何とか無事に交換を済ませることが出来ました。
以前のリフォーム時に襖紙の張り替えをお願いした時に、引き手も含めて交換してもらっていれば今回のような手間暇を掛けずに済んだものの、専門業者の方にお願いすればそれなりの工賃も必要になってきますし、交換作業自体を楽しむことも出来ましたので、結果的にこれで良かったということにしておきたいと思います。
ということで、今年もまた作業や修理に費やす時間を楽しみながら日々過ごして行きたいと思っていますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。


