ミニ耕運機の買い替えと刈払機の購入

購入品

先日、電気機関車のプラモデルについて製作状況をご紹介した時に、退職して以降は庭仕事の他に野菜作りも楽しんでいるという話題に触れたかと思いますが、その畑仕事に使っているミニ耕運機に不具合が発生し、悩んだ末に新しいミニ耕運機に買い替えることになりましたので簡単にご紹介したいと思います。

こちらの写真がこれまで使用してきたミニ耕運機になります。ヤンマーのMRT6DX-RZという型式のモデルで、1990年に販売が開始されたものです。ミスターポチという愛称も付いていました。

ミニ耕運機とはサイズの小さな小型耕運機のことで、大手農業機械メーカーでは大型耕運機と区別するためにミニ耕運機という名称で分類をしているようです。

発生した不具合はロータリー(爪を回転させる部分)の軸受からの油漏れになります。使い終えた後は農機具などを収納している物置の中で保管しているのですが、作業を行った翌日の朝、こちらの写真のようにコンクリートの床面に油染みが出来ていました。

こちらの写真の赤い丸印の箇所が爪を回転させる軸の根本になるのですが、この内部にはオイルが注入されており、オイルシール(パッキン)によって密封されているのですが、経年劣化によってここからオイルが滲み出てきているようです。

今から5~6年ほど前にも同様の不具合があり、オイルシールの交換によって油漏れは止まっていたのですが、どうやら同じ症状が再発してしまったようです。

記憶が定かではないものの、このミニ耕運機は『たぬきおやじ』の父親が還暦を迎えた時にお祝いの品として贈ったものだったと思いますので、購入時期はもう30年ほど前のことになります。

その父親が畑仕事をやらなくなってからは、このミニ耕運機を『たぬきおやじ』が受け継いで使用してきたのですが、年数の経過とともに各部の劣化や摩耗がかなり進んでいるようです。

悩んだのはここからになります。ロータリーのオイルシール自体はそれほど高価なパーツではないため分解や組み立てに必要な工賃を含めても修理費はそれほど高く無いと思うのですが、これだけの経年になると軸そのものの摩耗も進んでいるためオイルシールの交換によって油漏れが止まるという保証はありません。また、キャブレター周辺の燃料系統にも油が滲んだ跡があることや、エンジンも始動性には問題は無いものの、圧縮が弱くなっている感じで負荷が掛かると停止してしまうことも多いため、そろそろ買い替えの決断が必要な時期が来ているのだと思います。

ということで、まずは日頃からお世話になっている農機具販売店さんに相談をしてみることにしました。油漏れに関してはオイルシールを交換すれば一時的に治るかもしれないが、数年前に交換をしているのであれば軸そのものの摩耗も考えられるため、油漏れが止まるという保証は無いという想定通りの答えが返って来ました。

修理であれば数万円のレベルですが、耕運機の買い替えとなるとそれなりの金額になるため決断には勇気が必要になるのですが、修理をしてもすぐに不具合が再発するようでは無駄になってしまいますので、このタイミングで現行と同じクラスのミニ耕運機に買い替えることになりました。

見積書をお願いしたのは、エンジン出力が6PSクラスのYK651MRと4PSクラスのYK400CRという型式のモデルになります。どちらもこれまでと同じヤンマーの製品です。

これまで使っていたMRT6DXというモデルは6PSクラスになりますので、YK651MRがその後継品になるのですが、以前のモデルに比べてサイズが少し大きくなっているそうです。そんなに大きな畑ではありませんので、小回りがきく4PSクラスのYK400CRにも魅力を感じます。

両者に機能面での大きな違いは無いものの、やはり4PSクラスになると耕せる深さが浅くなり幅も狭くなりますし、今年の夏のように晴天続きだと土が硬い時の力不足も心配になりますので、検討の結果、これまでと同じクラスのYK651MRに決定しました。定価は310,200円(税込み)です。

このYK-MRシリーズは、すべてを一台に。すべてをかんたんに。がキャッチコピーのALL-IN-ONEのモデルで、尾輪の位置を変えるだけで耕運、畝立て、移動の3つのモードに切り替え可能です。

ちなみにこのシリーズのデザインはフェラーリ・エンツォを手掛けた工業デザイナーの奥山清行氏が担当されたとのことで、ヤンマーのコーポレートカラーでもあるプレミアムレッドと純白のプレミアムホワイトのカラーリングで、機体全体を覆うフルカバーデザインが採用されています。とは言ってもこのデザインに変わったのは10年近く前のことですし、役員だった奥山清行氏についても一昨年の不祥事により既に退任されているようです。

このシリーズにはいくつかのタイプがあるのですが、これまでの機種と同様に、ロータリーは一軸正逆転仕様とし、エンジン始動はセルスタータ式ではなくリコイルスタータ式を選択しました。

この一軸正逆転仕様というのは、同じ軸上にある爪が正方向と逆方向に同時に回転するというもので、同じ方向にだけ回転する機種に比べると、硬くなった土でも耕しやすくなるというものです。尚、セルスタータについては、あると便利ではありますが、年間の使用頻度から考えると充電不足になって使えない可能性がありますので、従来通り手動方式にしています。

納品されたのは昨日の午後で、まだ実際に畑に持ち出していないため使い勝手などは評価することが出来ませんが、エンジンの始動性も良く静かですし、以前の機種と比べると多少大きくなった感じではあるものの、これから秋や冬の野菜作りに活躍してくれそうです。

続いては新たに購入した刈払機の紹介です。ミニ耕運機の時にも書いたとおり、それほど大きな畑ではありませんので、広範囲の草刈りが必要な状況にはなっていないのですが、近年では周辺にも耕作放棄地が増えており、自分の畑を綺麗にしていても、その隣にある畑に雑草が生い茂っているという状況が多くなってきました。

お隣さんの畑のために自分で刈払機を購入することには躊躇いがあり、これまでは我慢をしながら過ごしてきたのですが、雑草の背丈も年々大きくなってきており、自分で何とかするしかないような状況になってきましたので、ミニ耕運機の買い替えに合わせて販売店さんにお薦め頂いた機種を購入することにしました。

岡山農栄社というメーカーがIRINO(イリノ)というブランドで販売している製品で、軽量タイプのISX261Eというモデルです。排気量は25.4ccで、重量は4.4キロになります。尚、草を刈る範囲はあくまでこちらに影響がある限られた場所だけで、所有者に無断で広範囲の草刈り作業を行う訳ではありません。

刈払機の購入は初めてのことでどの機種を購入して良いのか分からず、近隣のホームセンターでも購入することが出来たのですが、ホームセンター向けの安価な製品の場合、修理対応が難しいこともあるとのことでしたので、今回は販売店さんのお薦めに素直に従うことにしました。価格は定価で48,400円(税込み)ですのでそれほど高価な製品ではありません。

こちらもまだエンジンを掛けてみただけの状況で、実際に使ってみた訳ではありませんが、自治会の清掃活動などで使ったことのある刈払機に比べると腕や肩への負担感が少ない感じです。

今の段階では周辺の畑の草刈りが目的ではありますが、自分の畑もいつ耕作放棄地になるか分かりませんので、その時は草刈りだけでも頑張って迷惑を掛けないようにしたいと思います。