見落としていた付書院の引き手も交換しました

作業・修理

年始早々に追加で行った襖の引き手交換により、全ての和室で新しい引き手に変更出来たと思っていたのですが、見落としていた場所が新たに見つかりました。

床の間の脇に設けられた付書院(つけしょいん)にある地袋の引き手です。付書院は出書院や書院床など、いろいろな呼び方があるようですが、我が家は縁側に張り出していて床の間の奥まで取り込んでいるため取り込み付書院と呼ぶのが正しいようです。

この付書院は、棚板と明り取り障子に欄間という構成で、棚板の下が地袋になっていて、そこにも引き手が取り付けられていました。元々はここで本を読んだりするための場所とのことで、今だと勉強机のようなものかと思いますが、現在では床の間の装飾の一部になっているようです。

先日交換した襖の引き手と同じデザインのものがこの地袋にも使用されていて、この引き手だけが古いまま残っていました。やはり表面には錆びのようなものが発生しています。

この地袋の引き手は先日交換した天袋と同様に小さなサイズのものですが、かなりガッチリと固定されていて、どう頑張っても引き手と襖紙との隙間にヘラなどを入れることが困難でした。

リフォームの時にもこの襖紙は張り替えをしていないためかなり古いものですし、引き手の交換によって傷付けたり汚したりすると張り替えまで必要になってきますので、今回は釘の頭部と引き手との僅かな隙間に小さなマイナスの精密ドライバーを差し込んで、釘の頭部を少しずつ持ち上げながら抜き取るという手法を採用しました。何とか無事に釘を抜くことが出来て一安心です。

こちらが新たに購入した引き手になります。先日の作業で交換した押し入れと地袋の引き手については、同じデザインでサイズの異なる商品が販売されていることを確認した上で購入したため特に問題は無いのですが、最初に交換した襖の引き手は、この地袋の存在を認識していない時点で購入していますので、同じデザインで小さなサイズの商品があるのか未確認だったのですが、Amazonで調べてみたところ天袋や地袋に使用可能なサイズの商品も販売されていました。

この地袋の存在に気付いてすぐにAmazonで注文してあったのですが、年末年始の休業のため発送が6日になり、クリックポストで本日配達されてきました。価格は590円、送料は100円です。

古い引き手の釘を抜き取る作業は事前に済ませてありましたので、後は古い引き手を外して新たに購入したものをはめ込んだら釘で固定するだけです。古い引き手に比べると外径が少しだけ小さいようで襖紙に残った古い引き手の跡が若干気にはなるのですが、近付いて見なければ分かりませんので、これにて交換作業は終了としました。

この地袋には金色の襖紙が張られていますので、古い方の黒い引き手の方が色味的には合っていたようにも思いますが、ここだけ引き手の色やデザインが異なるのも変な感じがしますので、これで良かったということにしておきたいと思います。

他にはもう見落としている場所はありませんので、これでようやく全ての引き手を交換することが出来ました。最初は思い付きのような感じでのスタートとなりましたが、リフォーム後の懸案事項を無事に解決することが出来て見た目にも気分的にもスッキリとした感じです。