ダンボールを使った恐竜の塗装を始めました

作業・修理

ダンボールの空き箱や新聞紙などを使って恐竜を作り始めたのが2021年6月、その後、中断期間がしばらくあって作業を再開したのが2023年の秋頃のことになります。

こちらの写真は昨年の作業再開時にご紹介したものです。この後、下地の処理をしてから塗装作業に入る予定にしていました。しかしながら、頭部の重量がそれなりにあって作り始めた頃に比べるとかなり下を向いている感じになってきましたので、思い切って首の部分を切断した後、補強材を追加して顔が前を向くように改造を加えることにしました。

頭部の角度を上向きに変更した後に切断した箇所の傷口を塞いだ状況がこちらになります。補強材に使ったダンボールの接着剤が乾くまでは、恐竜を立たせた状態にすると頭部の重みでまた下の方を向いてしまいますので、しばらくは孫達が使っているトランポリンを枕として活用します。

こちらが首の補強と修復が完了した状況です。前回ご紹介した時に比べればかなり前を向いた姿勢になったと思います。この写真では分かり辛いですが、頭部の角度変更に合わせて目の部分も加工してみました。目の位置を実際の恐竜のように側面にすることも出来たのですが、リアルさよりもアニメのような感じにしたいという思いがあり、とりあえず前方を向いた感じにしてみました。

また、新聞紙や宅配便などの緩衝材を貼って形を整えた表面には、更に上からキッチンペーパーを貼って塗装することにしました。この写真は尻尾側から順に貼っているところです。

恐竜の場合、ノコギリのような歯が並んでいるイメージではありますが、加工や塗装も難しくなりますので、下顎には牙を2本、上顎には前歯を2本だけ追加してみました。

先程ご紹介した目の部分は窪んでいるだけでこのままだと何となく怖い感じがしますが、後は塗装の段階で適当に誤魔化せればと思っております。

こちらの写真が全体にキッチンペーパーを貼り終えた状況です。障子紙を貼るための糊を水で薄めながら使っていますが、キッチンペーパーの吸水性が高いため、あっという間に無くなってしまいます。また、糊を薄め過ぎると乾いた後に剥がれてきますので濃さにも注意が必要です。

この恐竜を作り始めてから既に何年も経過していますし、更に頑張ってみてもこれ以上良くはなりませんので、このあたりで諦めて塗装作業に入ることにしました。

何色にするのか、塗料には何を使うのかなど、いろいろ悩むところではありますが、何か使用目的があって作っているものでもありませんので、100円ショップで購入出来るアクリル絵の具を使用して安価に済ませることにしました。

この写真は口の中を赤く塗った後、頭部から順にアクアグリーンで塗っているところです。本当はもう少し濃いグリーンをイメージしていたのですが、グリーン系の絵の具はこれしか在庫がありませんでしたので水色に近い色になってしまいました。

塗装にもキッチンペーパーの吸水性が影響しており、最終的にかなりの本数の絵の具が必要になりそうな感じですが、全体の塗装が完了した時点で改めてご紹介させて頂きたいと思います。