中之島に現れた怪しげな猫

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この夏にニュース番組やネットなどで話題になった巨大な三毛猫は新宿駅前ですが、こちらは大阪中之島に姿を現した怪しげな猫になります。

黒い壁で覆われた中之島美術館の全景

この写真は来年早春の開館を待つ中之島美術館の全景になります。レンズが光ってしまって少し赤く写っていますが、建物全体が真っ黒な壁で覆われています。猫がどこにいるのかというと、写真中央の赤い丸い印のところになります。まだ敷地の中に入ることが出来ないため詳しいことは分かりませんが、建物の入口に向かう通路の途中に設置されている模様です。

この美術館の建設は大阪市政100周年記念事業基本構想としてまとめられた中の一つです。1983年のことですので既に40年近くが経過しています。その後、近代美術館建設準備室が設置されたものの計画が具体化されることがないまま財政面などの問題もあって長い年月が過ぎ去ってしまったようです。そして建設が決定されたのは2013年のこと。2017年に設計コンペが行われ、この6月にようやく竣工の日を迎えました。

宇宙服のようなものを着てこちらを向く怪しげな猫

この写真は猫の顔が見える位置から改めて撮影してみたものです。良く見ると宇宙船に乗れるようなヘルメットを着用しています。ネットで少し調べてみたところ、大阪出身のヤノベケンジさんの作品で「SHIP’S CAT」というシリーズだそうです。

この美術館、テレビ番組などでも紹介されていますのでご存知の方も多いかと思いますが、建物は竣工したものの現在は展示品の準備中とのことですので、気になる方は来年の春、開館を待って訪れてみては如何でしょうか。