パサートのご紹介

マイカー

12台目の愛車である「パサート」のご紹介です。このモデルは2011年5月から日本での販売が開始されており、1973年に発売された初代パサートから数えて7代目にあたります。

2015年7月には日本でも8代目の新型が発売になっていますが、我が家の財政状況はギリシャと同じような状態であり、資金調達が難しくカタログを眺めながらあれこれ悩んだ末に、新型を見送り旧型となった2014年のモデルを購入しました。

新型が購入できる状況になった頃には更に新型が発売されているかと思いますので、その時にまた改めて悩みたいと思います。

日本に輸入されていた7代目のパサートには、セダンとワゴンタイプのヴァリアントがあり、それぞれにハイラインとコンフォートラインの2グレードがあります。
全車種とも排気量1.4リッターのガソリンエンジンが搭載されており、今回購入したのはセダンのコンフォートラインになります。

このモデルよりも以前は1.8リッターから3.6リッターまで、もっと排気量の大きいエンジンが搭載されていましたが、7代目からはダウンサイジング化が進んでおり、このサイズの車に1.4リッターで本当に大丈夫なのかという感じです。

エクステリアデザイン

フロントビュー

旧型とは言うものの、近年のフォルクスワーゲンの流れに沿ったデザインが採用されており、水平基調の非常にシンプルなものとなっています。

ベーシックモデルであるコンフォートラインになりますが、外観上ではハイラインとの違いは殆どありません。

新型ではLEDヘッドライトも選択できますが、このモデルにはバイキセノンヘッドライトが装着されています。カタログ上はオプション扱いになっているものの、日本への輸入モデルには全て装着されているようです。
フォグランプの他、ステアリング操作に連動するコーナリングライトも装備されています。

サイドビュー

タイヤサイズは215/55R16、7J×16のアルミホイールを履いています。ハイラインにはパンク穴を自動で塞いでくれるモビリティタイヤが採用されていますが、このモデルは通常のタイヤですのでトランク内には同じサイズのスペアタイヤが積まれています。

ボディの色はキャンディホワイトと呼ばれている白系になります。『たぬきおやじ』が白系の車を購入するのは1980年代に乗っていた日産セドリック以来です。

個性と呼べるような部分が殆どないデザインではありますが、このシンプルさがパサートの良いところではないでしょうか。

リアビュー

テールランプを含めてリアのデザインもシンプルです。トランクはリモコンや車内からも開けることができますが、フォルクスワーゲンのエンブレムがオープナーになっており、上部を手で押してやると手動で開けることもできます。

ブレーキランプやテールランプにはLEDが採用されているものの、ウインカーランプは通常の電球のようです。

トランクの左側にはPASSATの文字が、右側にはTSIの文字とBlueMotion Technologyのエンブレムが貼られています。また、トランクルームは565リットルと大容量が確保されており、そんなに大量の荷物を積むことはないと思いますが、旅行の時などは重宝しそうです。

インテリアデザイン

エクステリアデザインと同様にインテリアも非常にシンプルなものです。装着されているカーナビはメーカー純正品と同じものですが、ディーラーオプション品のモデルになります。

オートエアコンやETCユニット、自動防眩ミラーにクルーズコントロール、エレクトロニックパーキングブレーキなど、それなりの装備となっていますので特に不満はない感じです。

変速機には7速のDSGが採用されています。DSGはマニュアルギヤボックスを基本に、2つのクラッチが自動制御されるもので、気になる変速ショックなどもなく燃費向上にも効果が期待できそうです。

ハイラインには本皮シートが採用されていますが、このモデルは黒系のファブリックシートになります。運転席のみリクライニングとランバーサポートが電動になっています。その他はすべて手動式です。

それぞれのシートは黒とグレーの2色の組み合わせになっています。特におしゃれという感じではありませんが、それなりの高級感はあると思います。

また、リアウインドウには電動式のブラインドも装備されておりシフトレバー横のスイッチで開閉が可能です。

車幅が1820ミリありますので車内もゆったりとした感じで、大きめのシートと適度な硬さのサスペンションにより長距離ドライブ時にも負担が少ないのではないかと思いますが、残念ながら遠方に出掛ける機会は殆どありません。