ホームシアターシステムのスピーカー取替え

作業・修理

こちらの写真はリビングのテレビを壁掛けに変更した時のものになります。赤い丸印はホームシアターシステム用のスピーカーで、中央にあるのがサブウーファーを内蔵した本体です。
チャンネル数2.1chの安価な製品です。

この左右のスピーカーは非常に小型で、テレビ台の上に置いていても画面の下の限られたスペースに置けることが利点でした。小さいのに低音もそれなりに出て音質面でも特に不満は無かったのですが、テレビを壁掛けにしたことによって画面の位置が高くなり、スピーカーと画面との間の距離が大きくなってしまいました。

この距離になると画面上の人の声が下の方から聞こえてくるため違和感が感じられます。
テレビ内蔵のスピーカーも画面の下面にあるのですが、これだけ離れてしまうとダメなようです。
普段のテレビ視聴時は内蔵スピーカーを使っていますので、このホームシアターシステムを使うのは映画やAmazonプライム・ビデオなどを視る時だけです。しかしこのままでは使用する気になれないため何らかの対策をすることにしました。

このスピーカーにはオプション品としてスタンドが販売されています。ネットで調べてみるとかなり高価でどの店も20,000円前後の価格設定となっていました。
そんなに高いのならトールボーイスピーカーに取替える案もあると思い地元のハードオフに探しに行ったのですが、本体に傷があったりサランネットに穴が開いていたりと買う気にさせてくれる商品は見当たりませんでした。

新品となるとそれなりの出費が必要になると思ったのですが、とりあえずAmazonで調べてみたところヤマハのNS-F210が6,200円で販売されていました。
単品売りのため1本の値段ですが、左右2本買っても12,400円です。

スタンドを買うよりも安価なのならと即購入ボタンを押してしまいました。そして自宅に届いたのがこちらの写真です。大きいとは思っていたものの、あまりにも大きな箱に入っていたため驚いてしまいました。

家族に内緒で購入出来るもので無いことは十分に認識しており、箱から出してテレビの横に設置してみるとそれなりの存在感です。これで気付かれない訳がありません。

こちらの商品はヤマハのシアターシステム用で、シリーズ的には廉価版の商品になりますが、細いスタンドの上に小さなスピーカーがあるよりも存在感があって少し高級感も増した印象です。

色は木目調のブラウンとブラックがあり、テレビに合わせてブラックにするか家具や扉の色目に合わせてブラウンにするか迷ったものの、先ほどご紹介した価格で購入出来るのは木目調のブラウンのみということが分かりましたので素直にこの色に決定となりました。

こうして見ると、黒一色のブラックよりも木目調のブラウンの方が周囲にも馴染んでいて良い感じではないかと思います。
スピーカー自体が大きくなりましたので音質も何となく豊かになった感じがありますし、解像度も増した印象です。高級なスピーカーと比べてはダメですがテレビ用としては十分であり、何よりもドラマや映画を見ていて声が下の方から聞こえる違和感が無くなったことが最大のメリットです。