TOTOサザナの換気扇内部を掃除してみました

作業・修理

今日は天気が良ければ朝から孫達の小学校の運動会に出掛ける予定をしていたのですが、昨夜から降り続いている雨のため延期になってしまいました。

当然のことながら庭仕事や畑仕事も出来ませんので、以前から気になっていた浴室の換気扇を掃除してみることにしました。

今年の春頃にサーモスタット混合水栓の水漏れ修理についてご紹介していますが、我が家のお風呂はTOTOのサザナで、2020年のリフォームから5年が経過したところです。

どのメーカーの換気扇も構造は概ね同じかと思いますが、このカバーの内側にも汚れが溜まるため時々取り外して掃除をしているものの、最近はファンに付着した埃の量が増えてきたようで回転音が重くなってきた感じです。

こちらの写真がカバーを取り外した状態になります。カバーは下側に引っ張って内側にあるフックを摘まんで下に引っ張れば簡単に外れます。

いつもはこの内部の掃除だけで済ませてしまっていたのですが、やはりファンにはかなりの量の埃が付着しているようですので、今回はファンのカバーも外して内部を掃除します。

ファンのカバーは赤い丸印のところにあるネジで固定されていますので、誤って浴槽の排水口などに落下させないように注意して作業を行います。

カバーを外してみると、内部にはお見せするのも恥ずかしい程の量の埃が溜まっていました。分解するのは今回が初めてのことになりますので、ファンに付着した埃は5年分の蓄積です。

ネット上にある情報などを確認すると、このファンは下に引っ張れば外れるようなのですが、それなりの力で引っ張ってみても外れてくれませんでした。無理やり外して破損させてしまっても困りますので、今回はこのままの状態で掃除を試みます。

埃が湯気で固まってファンの表面に付着していて簡単には取れませんので、霧吹きを使って水分を含ませた後、古い歯ブラシや爪楊枝などを使って剥ぎ落すような感じで掃除を行いました。

取り外したファンのカバーにも内側にかなりの量の埃が付着しています。こちらも吹き飛ばそうとしても取れるような状態ではありませんでしたので、水に浸して全体を丸洗いしてやりました。

こちらの写真がファンの掃除を終えた状態になります。古い歯ブラシでは届かないところもあって埃が残っている箇所もありますが、掃除をする前に比べれば随分綺麗になったと思います。

ファンが外れれば排気ダクトの内部にも手が届くため、もう少し綺麗にすることが出来るのかとは思いますが、ファンを壊してしまうと換気扇の交換作業が必要になってきますので、今日のところはこれで我慢をしておきたいと思います。

最後の写真が掃除を終えたファンカバーになります。後は分解した時とは逆の順番で組み立て作業を行えば換気扇の清掃作業はこれで終了です。尚、カバーの固定に使用されているネジはかなり錆びていましたので、浴室用としてはステンレス製が望ましいのではないでしょうか。

作業終了後に試運転を行ってみましたが、回転音も軽くなったような印象です。ファンが目詰まりすると上手く換気が出来なくなり、カビが発生する原因にもなりますので、今後も定期的に掃除をするように心掛けたいと思います。