先日のことになりますが、玄関の空きスペースを有効に活用するためにベンチ収納ボックスを購入してみましたのでご紹介します。

我が家の玄関は、5年前のリフォーム時に来客用と家族用の2WAYにするために中程に間仕切り壁を追加していますので、こちらの写真は追加した壁の裏側にあたる家族用の玄関になります。
玄関の出入口側には靴を収納するための可動棚があり、この写真の手前側が通路で壁側には小さな空きスペースがある状況です。以前はここに金魚の水槽などがあったのですが今は飼っていませんので、幼稚園や小学校に通う孫達の荷物置き場になってきている状況です。
自分達の部屋に持っていけば良いのですが、この写真の右側にあるドアがリビングの入口で、宿題をそこで済ませていることもあり、学校などから持ち帰った荷物をここに置いてしまう感じです。

来客用の玄関側から見える場所ではないものの、リビングへの入口の右手側には階段があり、孫達のピアノのレッスンに毎週やってくる先生が階段から降りてきた時は丸見えの状態になってしまうため、レッスン日の朝になると荷物を整理するという状況が繰り返されてきました。
荷物の整理については親が考えれば良いことではあるものの、この春からは二人目も小学校に入学するため、ランドセルなどの荷物の量は更に増えることになります。妻から入学祝いも兼ねて我々で何とかしようという提案があり、新たに購入したのがこちらのベンチ収納ボックスです。
ランドセルを上に載せるタイプの棚などもあったのですが、言われたとおりに綺麗に載せてくれるとも限りませんので、ベンチにもなるという収納ボックスにしてみました。

収納ベンチや玄関収納といった商品名で販売されているドリス(DORIS)の製品で、Amazonにて6,990円で購入しました。色は今回購入したホワイトウォッシュの他、ナチュラルとブラウンから選択が可能です。
ドリス(DORIS)の組み立て家具は、以前にもデスクサイドワゴンやプリンター台として使用しているキッチンラック(電子レンジ台)を購入した経験があり、品質面で気になるような点はありませんでしたし、デスクサイドワゴンを購入した時は一部パーツの欠品がありましたが、対応も早く安価で良い商品ではないかと思います。
今回もパーツの破損や欠品などが無いか確認をしましたが、特に問題はありませんでした。木ダボや木ネジについては予備のパーツも付属していました。

パーツの数もそれなりにあるため組み立てには1~2時間ほど要したかと思いますが、説明書の指示通りに進めれば難しい箇所はなく、ネジ穴の位置が合わないといった問題もありませんでした。
Amazonのカスタマーレビューを読んでいると、製造ミスだとかネジ穴の位置が合わないといった内容もいくつかありましたが、組み立て時にパーツの向きを誤っているといったこともあるのではないかと思います。
サイズは横幅が100センチ、奥行きが31センチ、高さは41.5センチです。ここでベンチとして利用する機会は少ないと思いますが、空きスペースの有効活用としてはピッタリのサイズです。

左右の蓋は個別に開閉が可能ですし、中には仕切り板も付いています。二人の孫が使用するのには丁度良い感じで、左右で別けて使えば収納場所を取り合うことも無いかと思います。
丁番にはバネが入っているようで、手を離すと急に閉まるという感じではありませんが、蓋の重みもそれなりにあるためゆっくりと閉まるというレベルではなく、最後はバタンと音がして落下する感じでした。ソフトクロージングでお子さまにも安心と書かれていましたが、チョット言い過ぎではないかと思います。

試しにランドセル(この地域ではリュックのような鞄)やピアニカ、習字道具などを収納してみましたが、サイズ的にはいずれも問題なく入るようです。
ランドセルを上に載せるタイプの棚などに比べると、中がどれだけ乱雑になっていても蓋を閉めていれば見えませんので、蓋が閉まるようにさえ収納してくれれば問題なしです。ただし容量が限られていますので詰め込み過ぎには注意が必要です。

こちらの写真は玄関ホール側から撮影してみたものです。先ほども書いたとおり階段を降りてきても収納ボックスの中が見える訳ではありませんのでスッキリとしていますし、サイズ的にも通路が狭くなるといったことはありませんでした。
当初はリビング入口のドアと色を合わせてブラウンを購入しようかとも思ったのですが、濃い色味だと存在感があり過ぎますので、壁紙の色とも合っているこのホワイトウォッシュを選択したのは正解だったのではないでしょうか。色は真っ白ではなく白い木目調になっています。
もうしばらくすると新学期(新学年)が始まります。孫達がこのベンチ収納ボックスを上手く活用してくれて綺麗な状態が続くことを祈りたいと思います。


