iPadの代わりにEcho Show 15(第2世代)を購入

購入品

我が家には2台のiPadがあり、その内の1台は妻が、もう1台は88歳の母親が使用しています。妻はこのiPadでゲームや買い物、動画視聴などを行っているのですが、Netflixなどで韓流ドラマを観る機会が多く、最近はこのiPadの画面サイズだと字幕が読みづらくなってきたそうです。

当初はこのiPadを下取りに出して画面サイズの大きいiPad AirかiPad Proが欲しいとのことだったのですが、13インチモデルの場合、iPad Airだと128,800円から、Proになると218,800円からとかなりの高額になりますので、NetflixやPrime Videoなどで韓流ドラマを観ることが主な目的なのであれば、もっと安価なEcho Show 15はどうかと勧めてみました。

画面サイズは15.6インチと更に大きくなりますし、ブラウザ機能がありますのでネット通販などの買い物も問題はないと思います。ゲームについては遊べるものが制限されるものの、全く出来ない訳ではなさそうです。難点はバッテリーを内蔵していないことで、移動のためには電源アダプタをコンセントから抜く必要があり、移動した先では起動を待たなければなりません。

Echo Show 15も初代のものは29,980円だったと思うのですが、先月21日から発売が開始された第2世代の製品は47,980円になりましたので、Fire TV用のリモコンが同梱されるようになったとはいうものの、以前に比べれば高くなった印象を受けます。

また、専用スタンドについても初代の時は3,980円の製品が販売されていたのですが、これもプレミアム角度調整機能付きスタンドに変更となり、価格も12,980円と随分高くなった感じです。

今回の購入にあたっては、もしかしたらとの思いでブラックフライデーセールが始まるのを待ってはみたのですが、先月発売されたばかりの新型がセールの対象になることはありませんでした。

基本的には壁掛けで使用するようになっており、壁掛けマウントも付属しているのですが、今回はiPadの代わりに使用するということもあり、固定はせずに持ち歩けるようにする予定です。

タブレット的な使い方をするにはサイズが大き過ぎますし、重量は2.3キロ、厚さが36ミリもあるため小型のテレビを部屋から部屋へ移動させるイメージかと思います。

こちらの写真は本体の背面です。壁掛けマウントを固定するための穴とは別にVESA規格100ミリに対応した取り付け穴も設けられていますので、ディスプレイスタンドなども使用可能です。

スピーカーは画面を横方向で使用した時の左右にあります。ネット上の評価では初代の機種よりも低音の再生が改善されているようです。

こちらは本体上面にあるボタンです。ここでカメラやマイクのオン/オフ操作と音量調整が出来るようです。この写真で見ても分かるように黒い縁の部分はそれほど厚みもありませんが、白い部分を含めると36ミリになりますので小型テレビといった印象です。

箱の中から電源アダプタやリモコンを取り出して気になったのが電源ケーブルの長さです。仕様を確認すると1.5メートルしかなく、テーブルの上などで使用するには短過ぎると感じました。

1.8メートルの延長コードも販売されていますが、価格は1,780円です。電源アダプタの2,190円と比べてしまうと更に高いと感じます。購入は実際に使ってみてからの判断としました。

他のEcho Showと同様に物理的な電源ボタンはありませんので、電源アダプタをコンセントに差し込んだらすぐに初期設定が始まります。

まずはWiFi接続の設定を行った後、Amazonのアカウントでログインし、Fire TVで使うアプリの設定などを行えは使用が可能です。NetflixやDisney+は個別に設定を行いました。

尚、今回は注文する時点でこのデバイスをAmazonアカウントにリンクする設定にしていましたので、パスワードの入力のみで使用が可能となりました。

こちらが初期設定を終えた画面になります。この写真では分かりませんが、ディスプレイも非常に綺麗ですし、設定作業中に流れていた音声もかなり良い印象でした。

我が家には以前からEcho Show 5がありますが、それに比べるとスピーカーが大きいため当然ではあるものの、かなり迫力のある音が楽しめる感じです。さすがにオーディオ機器と同様とは言えないですが、BGMとして音楽を聞く分には十分な音質ではないでしょうか。

このEcho Show 15が自宅に届いたのは昨日の午後で、丁度、洗濯機の上部にランドリーパイプを設置し終えたところでした。すぐに初期設定を行い妻に引き渡したのですが、画面の大きさや音質についても満足のようです。尚、ゲームで遊ぶことは出来るものの、操作が画面タッチに対応していないためリモコンを使う必要があるようです。これはFire TV Stickのゲームと同じです。

ということで、Echo Show 15でPrime VideoやNetflix、Disney+などが楽しめることが分かったところで、妻が使っていたiPad(第8世代)は『たぬきおやじ』に払い下げとなりました。

特にこれに使いたいといった目的がある訳ではありませんが、パソコンを起動するほどではないがスマホの画面では小さ過ぎるといった時に活用出来ればと思います。まあ、タブレットとは一般的にそういうものなんですけども、折角なので何か良い活用方法を考えてみましょう。