まだまだ梅雨は明けそうにありませんが、今日は日差しが強くて気温も上昇しており、非常に蒸し暑い日となっています。雨も上がったので庭仕事を再開したいところではありますが、雨の後で土がまだ柔らかい状況ですし、樹木も濡れているため今日は朝から屋内作業です。
自宅の全面的なリフォームを終えたのは2020年6月末のことですので、早いもので丸4年の月日が経過しました。それ以降も部分的なリフォームは行っていますが、最初のリフォーム時に貼り替えた壁紙クロスの一部に剥がれが目立つようになりましたので、今日はその補修を行いました。
大きな剥がれは今のところ無いものの、こちらの写真のようにどうしても継ぎ目の部分に発生する部分的な剥がれが気になります。
こちらも先ほどの写真と同じような箇所になりますが、一部に剥がれが生じているのと、その右側部分にはシワのようなものが発生しています。
こちらはリビングにあるエアコンのコンセント部分です。先ほどのようにクロスが剥がれているというよりも継ぎ目が広がってしまったような感じでかなり目立ちます。
こういった壁紙クロスの補修作業も専門業者の方にお願いすれば綺麗になるのでしょうが、今回はDIYで簡単な補修だけ行いたいと思います。
使用するのはクロス用ボンドと壁紙用の押さえローラー、そしてインジェクター(注射器)になります。部分的な剥がれは以前から気になっていましたので、これらを購入したのは昨年末だったのですが、寒い間は手を付ける気になれず、放置している間に暑い季節を迎えてしまいました。
まずは作業の邪魔にならないようにコンセントのカバーを外します。ここはクロスが縮んで継ぎ目が広がってしまったのだと思っていたのですが、近づいてよく見ると左側のクロスが僅かに剥がれてきており、その影が隙間のように見えていたようです。
僅かな剥がれではボンドが上手く塗れないため、カッターナイフを壁とクロスの間に入れて広めに剥がした後、そこにクロス用ボンドをインジェクターや爪楊枝を使って注入してやります。
クロス用ボンドは薄めの木工用ボンドのような感じですが、乾くのが早いため塗り終えたらすぐにクロスを元の状態に戻し、その上からローラーを使って押さえます。
こうして写真で見ると継ぎ目のラインが分かりますが、作業前の状態に比べれば十分に綺麗な状態になりました。近づいて見なければ殆ど分かりません。
こちらは最初にご紹介した写真の箇所になります。作業前はクロスが膨らんだような状態になっていましたが、ご覧のように継ぎ目も分からないくらいの仕上がりです。
こちらのシワになっていた部分は僅かに跡が残ってしまいましたが、継ぎ目については殆ど分からない状態になっています。
トイレの中にあるカウンター部分でも下部に剥がれが発生しています。手洗い器に近いため水気によって剥がれやすい状況なのだと思います。
ここも剥がれた部分に爪楊枝を使ってクロス用ボンドを塗った後、上からローラーで押さえてやりました。カウンターに近いところはローラーが使いづらいため横方向に使用します。
最後の作業箇所はこちらになります。洗面台の上部にある天井部分で、見上げなければ気付かないような場所ではありますが、ここも継ぎ目が良く見える状態になっていました。
こちらが補修後の状況です。光の当たり方の関係かもしれませんが、補修後は継ぎ目が全く分からない状態になりました。
これで壁紙クロスが剥がれていた箇所の補修は全て終了しましたが、冬場の乾燥した時期になると壁のクロスと天井のクロスの境目の部分で隙間が広がる箇所があります。梅雨時期は壁材やクロスが湿度の関係で伸びていて分かりませんので、秋以降に改めてコーキング剤の充填等による補修を考えたいと思っています。