昨年末に1階の和室の蛍光ランプを交換して以降、年明けの2月に『たぬきおやじ』の趣味の部屋に設置されたシーリングライトの取り換えを行い、その後も各部屋に残されている古い蛍光灯を使った照明器具の交換作業を計画的に進めています。
今回の対象はこちらの照明器具です。2階にはトイレや洗面所を除くと4部屋あり、毎月1台程度のペースで各部屋の器具を交換してきており、いよいよこの部屋が最後になります。
他の各部屋には一般的な円形のシーリングライトが設置されていましたが、この部屋だけは写真のような長方形の照明器具が設置されています。元々は長男が高校を卒業するまで使用していた部屋で、まだ小学生だった頃に良くあるタイプの円形の照明器具は嫌だという拘りの意思表示があったため、このようなデザインの器具が選ばれたという経緯があります。
今回の交換にあたっても、このような長方形のデザインの製品がないかと思って探してはみたのですが、残念なことに同じような感じの製品を見つけることが出来ませんでした。
今ではこの部屋も二段ベットを置いて孫達が寝室として使っていますので、デザインよりも価格を優先し、安価で購入することが出来た一般的なシーリングライトを選択しました。
東芝のNLEH08003B-LCという型番の製品で、今回はジョーシンのネットショップでの購入です。ネット上の会員価格は9,000円でしたが、そこに会員ランクに応じた割引が300円、更に期間限定のクーポンが500円とバースデー特典が500円分加算されましたので、購入価格は7,700円ということになりました。
では、交換作業を始めて行きます。一般的な円形のシーリングライトであればカバーの部分を回転させれば簡単に外すことが出来るのですが、こちらはそういう構造ではありません。
残念ながらかなり古い製品のため取扱説明書も残っていませんので、とりあえず側面に付いていたボタンのようなものを指で押してみました。このボタンは左右にありましたので両側を同時に押したらカバーが外れてきました。しかも落下しないようにこの写真の左側の内部に吊りフックが付いており、カバー側にある爪を外さないと取れない構造になっていました。古い製品ではありますが安全対策もシッカリしています。
カバーを外した状態がこちらになります。器具の内部には20ワットの直管型蛍光ランプが3本付いていました。製造年は2004年と書かれていますので20年前の製品になります。
蛍光ランプには懐かしいNational(ナショナル)のメーカー名が書いてあり、両端は既に真っ黒になっていましたので、この器具を設置して以降、一度も交換しなかったということだと思います。
天井には元々引掛けローゼットが付いており新たな電気工事は不要でしたので、そこにアダプターを先に取り付けて、後は器具本体を押し込んで固定するだけです。南側の窓に面した部屋ですので天井に残った器具の跡を心配していたものの、特に変色などもなく問題はありませんでした。
一応、カバーの周囲にシルバーのリングが付いたデザインのものを購入したのですが、シーリングライトはどれも同じような感じであまり格好の良いものではありません。
これで2階の各部屋の照明器具についても全てLED仕様への交換作業が終了しました。交換する前の写真は撮っていませんが、新たに各部屋に設置したシーリングライトを簡単にご紹介します。
こちらは今年の春頃に取り換えを行ったものになります。アイリスオーヤマのCEA-A08DLPという型番の製品で、『たぬきおやじ』の趣味の部屋に設置したものと同じタイプになります。この部屋は4.5畳しかありませんので、趣味の部屋とはサイズが異なる8畳用です。
続いて取り換えたのがこちらの部屋になります。交換する前は先ほどの部屋に以前あった照明器具と全く同じものが設置されていましたが、今回はデザインの違う小さ目の器具を選択しました。
ホタルクス(HotaluX)のHLDC08280という型番の製品になります。カバーの周囲に木目調の帯が巻かれたタイプで、こちらも4.5畳の部屋に8畳用を設置しています。
そしてこちらが8畳の和室に取り付けたシーリングライトです。この器具も周囲に木製の枠が付いています。先ほどご紹介したものは外径が470ミリなのに対して、こちらは少し大きい523ミリとなっています。
無印良品が販売しているMJ-CEW10という型番の製品で、木枠の色はナチュラルとダークブラウンの2色から選ぶことが出来ます。こちらの色はナチュラルで10畳用になります。
ホタルクスの方は木目調の樹脂製パーツでしたが、この器具には木製のパーツが使用されていますので、見た目の質感は少し高い感じがします。
そして最後が今回取り換えた東芝製シーリングライトです。先ほどご紹介した写真とは角度を変えて撮影してみましたが、残念ながら高級感は感じられないデザインです。
この部屋も4.5畳ですが、ここにも8畳用を設置しました。LEDは白熱電球や蛍光ランプに比べると長寿命だと言われていますが、年数の経過とともに明るさは減少してきます。途中でランプだけを交換することも出来ませんので、最初は明る過ぎるくらいの器具を設置して、気になる場合は調光機能で暗くして使用する方が良いと考え、各部屋の畳数+2~4畳くらいの器具を選定しています。更に加齢によっても暗く感じるようになるそうですので、その配慮も必要になると思います。
最後にご紹介するのが各照明器具に付属しているリモコンになります。全て違うメーカーの製品を購入していますのでリモコンのデザインやサイズにも個性が出ています。
先ほど各部屋の器具をご紹介した時と同じ順番で並べており、左側からアイリスオーヤマ、ホタルクス、無印良品、そして東芝となっています。どの器具も調光、調色が出来る製品ですが、ボタンの配置や機能にも違いがあります。使い勝手やデザインには一長一短があり、どれが良いとは言えませんが、無印良品のリモコンはボタンが少し押しずらい感じがしました。
蛍光灯器具の交換作業は今回が最後だと思っていたのですが、改めて調べてみたところ屋外にまだ一つだけ残されていました。玄関横の壁灯はリフォーム時にLED仕様に変更したものの、軒下灯はそのまま古い器具が使用されており、カバーを外したら円形の蛍光ランプが付いていました。使用頻度も少なく、点灯しなくなってからの交換でも遅くはありませんので、また交換用に適した器具を見つけた時に改めて作業を行いたいと思っています。