昨年の秋頃から半年間に亘って作業を続けてきたミニチュアハウス作りがようやく完成の日を迎えました。毎月届く材料が楽しみでしたが、残念なことに今回が最後のご報告です。
このミニュチュアハウスは、カタログ通販のフェリシモが販売しているもので、小さな世界へようこそ!「はじめてさんのきほんのき」ミニチュアレッスンの会という少々長い商品名になります。
毎月の支払額は1,980円で、6ケ月分の合計は11,880円、それとは別に毎月組み立てた家具などを飾るためのミニチュアハウスのキットが3,740円ですので、総額は15,620円になります。
この金額を見るとそれなりに高価ではありますが、これで半年もの間、ミニチュア作りを楽しめたのですから良かったのではないでしょうか。
では、この半年間の完成品を簡単に振り返っておきたいと思います。こちらが最初に届いた材料で作ったラックとフレームになります。使用した材料はビーズやボタンが中心ですが、キャンドルやスノードーム、キャンディーポットやはちみつボトルなどが出来上がりました。
こちらが10月分の材料で作った小さなテーブルとその上に並ぶ食べ物などの小物です。スパゲティやパンケーキなどに加え、アイスコーヒーやオレンジジュースのグラスも並んでいます
こちらは組み立てを終えたばかりのミニチュアハウスです。ここまではラックやテーブルといったミニチュアの家具の塗装ばかりでしたが、こちらは屋根や床、壁面など塗装面積が広く、小さな筆を使っての塗装作業に苦労した記憶があります。
続いては11月分の材料で作った椅子と手芸道具、そして黒猫ゴロにゃんになります。この回は針金を使った作業もありましたし、クッション作りでは久し振りに針と糸を使って作業を行いました。
出来上がった黒猫ゴロにゃんが猫に見えないところが残念でしたが、では犬に見えるかと言われるとそうでもない感じです。
年末に届いた12月分の材料で作ったのはサイドボードとクマのぬいぐるみや帽子、クッションなどの小物グッズです。この帽子は細い紐に接着剤を付けて渦巻状に巻いて作りました。
こちらは1月分の材料で作ったティーカウンターとティーポットやカップ、雑誌やカタログ、紅茶缶などになります。左側のティーカップから出ている湯気は綿で表現してあります。
そして最終回となった2月分の材料ではステップスツールとかごバックや紙袋、花瓶やリースなどの小物グッズを作りました。バックや紙袋もそれらしい感じに仕上がっています。
では、これまでに作ってきた家具や小物グッズをミニチュアハウスの中に収めて行きます。自分の好みでどのように配置しても良いようですが、見栄え良く並べるセンスもありませんので、説明書にある見本写真を手本にして並べて行きます。
まずは壁面に設置するラックとフレームから先に取り付けました。高さについても概ね見本写真に合わせていますが、このラックの下に設置する予定のティーカウンターとのバランスも確認した方が良いと思います。
壁面に設置したラックやフレームの接着剤が乾いたら、床面に配置する家具や小物グッズを並べて行きます。尚、小物グッズの配置については、各月の説明書にある見本写真とミニチュアハウスに収めた時の見本写真では配置が異なっている部分があります。
既に家具の上に接着してしまっているものもありますので、基本的な配置は最初にお見せした見本写真に従い、配置が異なる小物グッズについては空いたスペースに適当に並べています。
家具や小物グッズを接着せずに配置換えを楽しむのも良いのかもしれませんが、ミニチュアハウスを動かす度に移動してしまいますし、その都度並べ直す作業も大変ですので、決めた位置にすべて接着してしまいました。
完成したこのミニチュアハウスを妻に見せたら、物が多くて片付いていない部屋だなという感想が返ってきましたが、孫達からは細かい部分まで良く出来ていると褒めてもらいました。良く出来ているのは孫達なのかもしれません。
それなりの大きさがあるため、どこに置くかは悩むところです。こちらの写真はとりあえず玄関のニッチに置いてみた状況です。サイズ的にはピッタリですが、この場所を使用する権利は『たぬきおやじ』にはありませんので、自分の部屋の中で保管場所を探したいと思います。