趣味の部屋のシーリングライトの取り換え

作業・修理

数年前に自宅をリフォームして以降『たぬきおやじ』が趣味の部屋として使っているこの洋室では古い照明器具をそのまま流用して使用しています。リフォーム前はダイニングキッチンに設置されていたものになります。

こちらの照明器具は2016年8月に購入したもので、アイリスオーヤマのCL12DL-CF1という型番の器具です。当時はまだLED仕様の照明器具が高かったこともあり、安価だったこちらの製品を購入したように思います。Amazonの購入履歴を確認したところ支払額は9,590円でした。

既に購入から8年近くが経過していますが、特に不具合などもなく、気になるような照度の低下もありませんので、とりあえずもうしばらくは使用出来そうな感じです。

では、なぜ今回取り換えを行うのかということですが、リフォームの対象になった部屋の照明器具は全てLEDに変更したものの、自宅にはまだまだ蛍光灯を使った古い照明器具が残っている状況ですので、この部屋の照明器具を新しくすることで、古い器具を納戸の照明に流用するためです。

離れの2階にある納戸には非常に古い直管型蛍光灯が設置されており、この照明器具を新しいものに交換しても良かったのですが、年に数回程度しか入らない部屋ですので流用品の活用で済ませることにしたものです。

こちらの写真の左側が古い照明器具、そして右側が新たに購入したシーリングライトになります。今回の取り換えにあたっては、パナソニック製の同じようなデザインの器具を購入しようと考えていたのですが、Amazonで40,000円とそれなりに高価だったため、今回もアイリスオーヤマの安価な製品を選んでしまいました。型番はCEA-A12DLPで、これまで使用していたものと同じ12畳用になります。Amazonでの購入価格は11,800円でした。

サイズは古い方が直径545ミリ、新しい方が550ミリですので僅かに大きくなっていますが、高さは136ミリに対して70ミリですのでかなり薄くなりました。また光束は5,000ルーメンから5,200ルーメンに、演色性評価もRa83からRa85に上がっています。消費電力は54ワットから46ワットに減っていますので多少なりとも省エネにつながりそうです。

正直なところアイリスオーヤマの家電製品は品質面であまり信用していないのですが、とりあえず古い方の照明器具も8年ほど使って問題も発生していませんし、『たぬきおやじ』の趣味の部屋に高価な照明器具も必要ありませんので、こちらの製品を使ってみることにしたいと思います。

パナソニックや他のメーカーでも同様ですが、天井にあるローゼットにまずアダプターを取り付けて、そのアダプターに本体を固定するのが一般的ではないかと思うのですが、アイリスオーヤマの製品にはアダプターが無く、器具本体を直接ローゼットに取り付けるようになっています。

取り付け作業のステップが減りますので効率的かもしれませんが、それなりに重量があるため落下させないように注意が必要です。構造的にはコスト削減にもなっているんでしょう。

取り付け作業を終えた新しいシーリングライトがこちらになります。中央の凸型の部分以外は透明の樹脂製パネルになっていて、ここが全体的に光るようになっています。

点灯していない時は天井がそのまま見えていますので、デザイン的にもスッキリした感じです。

こちらが付属のリモコンで、左側が古い器具のもの、そして右側が新しい器具のものになります。

機能的には少し減った感じではありますが、古い方にある読書や食事、くつろぎなどのプリセットのボタンは使ったことがありませんし、小さくなってスッキリとしたデザインの新しいリモコンの方が良い感じではないかと思います。

こちらが全点灯させてみた状況です。リモコンの操作で周囲のパネル部分や中央のリング状に光る部分の調光や調色を個別に行えるようになっています。

リビングなどで使用する場合は、その時々の状況に応じて点灯状態を使い分けるのも良いかと思いますが、とりあえずこの部屋では全点灯のままで問題は無さそうです。

常夜灯にすると中央のリング状に光る部分だけが電球色で光るようになっています。以前からある照明器具のようにナツメ球がぼんやり光っているよりも見た目には良い感じかと思います。

残念ながらまだ2階の各部屋は洗面所やトイレを除いてほとんどが蛍光灯を使用した器具になっていますので、点灯状態を確認しながら、またお財布とも相談しながらLED仕様の器具への取り換えを順次進めて行きたいと思います。

以前、和室の蛍光ランプの交換についてご紹介をした時にも触れましたが、交換用の蛍光ランプは2027年末に製造中止となってしまいますので、早目の準備が良いかもしれません。