DVDプレーヤー一体型VHSビデオデッキを動かしてみる

作業・修理

妻の実家でリフォームが始まるとのことで、今月の初め頃から何度か荷物の片付けなどを手伝いに行っています。不用品の整理や古くなって使用しなくなった家具類の搬出などが中心です。

居間に置いていたテレビは比較的新しいこともあってリフォーム後も別の部屋で使用するとのことですが、こちらの写真のDVDプレーヤー一体型VHSビデオデッキは廃棄になるようです。

元々は『たぬきおやじ』が東京で勤務していた頃に購入したもので、関西に戻ってきてからは不要になったため、妻のご両親に使ってもらっていたものです。

LG製のDVCR-2002という製品で、型番が示すとおり2002年に発売されたものです。当時はLGというメーカーがまだ日本ではあまり認知されていなかったように思います。

先月、プレイステーション5の設置場所を確保するために古いVHSビデオデッキを処分したばかりではありますが、廃棄するのであればということで引き取ってきました。

既に20年以上が経過している製品ですので、いきなり電源を入れるのには不安があるため、一応、カバーを外して内部の状態を確認してみました。

長年放置されていましたので外側には相当の埃が被っていましたが、意外にも内部はとても綺麗な状態で、ビデオデッキ部分のグリスも固着しているような状況ではありませんでした。

念のためにDVDプレーヤーやビデオデッキのヘッド部分の清掃を行い、DVDやビデオテープの出し入れ、再生、停止といった一通りの操作を行ってみたところ、特に問題なく動作するようです。

続いては実際にテレビにつないで再生状況を確認します。最初に試した時は、DVDは問題なく再生出来たもののビデオテープの方は映像が表示されませんでした。やはりダメなのかと思い再度確認してみたところ、接続する出力端子を誤っていたようで、正しい箇所につなぎ直したら無事に再生することが出来ました。

今後もVHSビデオを観る機会は無いとは思うものの、問題なく動作もしていますので、とりあえずテレビボードの中で保管することになりました。先日処分したビデオデッキは高さ的にこの位置に入りませんでしたが、今回のものは丁度良い高さのようです。