大阪駅の地下ホームを初体験

旅・電車

先月18日、春のダイヤ改正に合わせて大阪駅のうめきたエリアが新規開業しました。ニュースなどでも取り上げられましたのでご存じの方ばかりかと思いますが、毎週のように大阪駅を利用しているものの、新たに完成した地下ホームを自分の目で見る機会がなかなかありませんでした。

関西国際空港や和歌山方面に向かう特急列車に大阪駅から乗車出来るようになりましたし、これまでは新大阪駅が始発だったおおさか東線の電車もここから利用が可能です。

うめきたエリアの地下ホームへは、既存の各ホーム西側の延長部分に設置されたエスカレータからも向かうことが出来ますが、今回は桜橋口の西側にある横断歩道を渡った先、大阪駅西口から入ってみることにしました。

駅ビルの工事はまだ進捗中のため、大阪駅西口への連絡通路のみ利用出来るようになっています。今回は新大阪駅から新幹線を利用する機会があり、普段であれば京都方面に向かう京都線(東海道本線)の電車に乗車しますが、少し早めに大阪駅に向かい、おおさか東線の電車を利用しました。
通路以外の部分はまだ工事中ということもあり利用者は殆どありませんでした。

こちらが新しく出来た西口改札になります。うめきたエリアでは実証試験中の顔認証ゲートが話題になっており、ニュース番組などでも紹介されていましたが、ここは普通の改札です。

先程の改札を入ると、ここから京都方面や姫路方面、環状線の各ホームへ行くことが出来ます。

写真の左手には、うめきたエリアと接続する地下コンコースがあり、環状線や神戸線などのホームから和歌山方面の特急やおおさか東線に乗り換える場合、かなりの距離を歩くことになります。

うめきたエリアのコンコースにはインタラクティブ空間がありました。時間が無かったので通過時に写真を撮っただけですが、プロジェクションスクリーンにはアクアリウムが表示されています。

こちらはホームに降りる階段付近にあったトイレになります。最近の駅のトイレはどこも綺麗になっていますので内部に特別変わった点はありませんでしたが、入口の表示では個室の空き状況が分かるようになっていました。

こちらは新大阪方面行きのホームになります。開業時のニュースでは、ホームドアの設置が話題になっていたものの、島式ホーム2面4線のうち設置されているのは和歌山方面行きの特急列車専用のホームのみで、ご覧のように他のホームには設置されていませんでした。

今回は久宝寺行きの普通列車に乗車しました。大阪駅から新大阪駅までの所要時間は5分ですので京都線に乗車した場合と変わりませんが、このホームに辿り着くまでにそれなりの時間を要しますので、おおさか東線を利用して久宝寺や奈良方面に向かう場合を除いては、利用することは無さそうな感じでした。