続いての暇つぶしはホビーロボットの組み立て

模型・ラジコン

充実した休日を過ごすために新たに購入したのはホビーロボットの組み立てキットになります。
エレキットのフォロというロボットで、赤外線レーダーが搭載されています。

エレキットの歴史は古く、最初に電子工作キットのシリーズとして発売されたのは1973年のことだそうです。現在は嘉穂無線から分社化したイーケイジャパンという会社が販売しています。

こちらのロボットはいつものAmazonでおすすめ商品として表示されたのですが、今回は更に価格が安かったヨドバシ・ドット・コムで3,270円で購入しました。

電子工作キットではありますが、赤外線レーダーが搭載されたプリント基板は完成品となっていますので、ロボットのプラモデルを組み立てる感じかと思います。

説明書に従って順に組み立て作業を進めます。こちらは6足の脚を動かすための駆動部分となっています。ギアの位置を合わせるための治具も付属していますので、説明書を良く読めば間違えることは無さそうです。

こちらは胴体から上の部分の向きを左右に変えるための駆動装置です。ギアも色分けされていますので、向きなどを確認しながら組み立てを進めます。

胴体部分の組み立てが終了しました。全体の造りもシッカリしていますし、この写真では分かり辛いですが、モーターのリード線の先端にはコネクタも付いており、こういう工作シリーズに良くある電線を捻じって接続するタイプではありません。

続いてはこのキットの最重要部分、目の組み立てを行います。最初にも書いたとおりプリント基板は完成状態で、はんだ付けなどの作業は必要ありません。

プリント基板の上部中央には電源スイッチがあり、中段の左右に目を光らせるためのLEDがあります。下段には赤外線レーダーと思われるパーツが取り付けられており、中央寄りのものが発光用で左右の両端にあるのが受光部分ではないでしょうか。

組み立てを終えた目の部分と電池ボックスを頭部に収めます。モーターからの配線や電池ボックスのリード線もコネクタで接続する構造のため難しい作業は全くありません。

胴体部分に頭部の取り付けを終えたところです。ロボットらしい雰囲気になってきました。

このロボットは6足歩行になっています。タコに比べると数が足りませんが駆動部分の構造はかなり複雑で、パーツ数も非常に多くなっています。

同じようなパーツがありますので、説明書の図を良く見て番号や位置、取り付けの向きなどを確認しながら作業を進めました。

こちらが組み立てを終えた状態になります。孫と一緒に完成を楽しみにしながら作業を進めましたが、組み立てに要した時間は3時間程度ではなかったかと思います。

おでこの部分にある電源スイッチを長押しすると目が光ってスタンバイ状態になります。

このロボットには二つのモードが搭載されており、スタンバイ状態で電源ボタンを1回押すと「なかよしモード」になります。目の下にあるセンサー部分に手をかざしてやるとロボットがその手を動かした方向についてきます。また手を近付け過ぎると後退します。

電源ボタンをもう1回押すと「たんけんモード」です。こちらは自動で前方にある壁などの障害物を避けながら歩行します。目の高さよりも低い物には反応しないようですが、なかなか良く出来ています。

単純に動くだけのおもちゃと違い、赤外線レーダーで手や障害物を検出するだけでロボットという感じが高まります。今回は暇つぶし用に購入しましたが、孫達も喜んでくれて良い買い物だったのではないかと思います。