タミヤ製ムカデロボットの組み立て

模型・ラジコン

タミヤの楽しい工作シリーズとして発売された「ムカデロボット工作セット」になります。
今年の5月13日まで開催されていた静岡ホビーショーに出展された話題の商品で、発売になったら購入したいと思っていたものの、スッカリ忘れてしまっており、既に6月23日から販売が始まっていました。

ホビーロボットといっても特に制御機能などがある訳ではなく、モーターを動力にしてムカデのように動くだけのおもちゃではありますが、動きはなかなかリアルだということですので、しばらくの間ではありますが、組み立て作業を楽しむことにしたいと思います。

ムカデロボット工作セットの中身を確認

土曜日の朝にAmazonで注文し、今日の昼頃に自宅に届きました。購入価格は2,557円です。その後もう少し値下がりしているようです。

こちらの写真は箱から中身を取り出した状態になりますが、ブルーの透明のパーツがムカデの胴体部分で、オレンジのパーツが脚になります。

完成すると全長400ミリになるとのことですので、それなりの大きさだと思うのですが、組み立て前の状態では箱も小さく、パーツの数も少ない印象を受けました。

タミヤ製ということで各パーツのつくりはシッカリしていますし、説明書もプラモデルやラジコンと同様、非常に判りやすいものになっています。

今日のところは箱の中身を確認しただけですし、完成させるにはそれなりの時間を要しそうな感じですので、その状況はまた後日改めてご報告したいと思います。

2018年08月05日

胴体部分の組み立て

説明書の指示に従って胴体部分のギヤボックスから順に組み立てます。

数種類のギヤを使用しますが、色別になっていますので間違えることはないと思います。ただし、シャフトについては、断面が丸いものと六角形のもがありますし、長さが異なるものもありますので、説明書を良く見て作業を進める必要があります。

今回も、六角形のシャフトを使用すべきところに断面が丸いものを使ってしまい、手直しするのに苦労しました。

タミヤの製品は細かなところにも配慮が行き届いていますので、シャフトにギヤを取り付けるための冶具が付属していますし、指示に従ってその冶具を使用するだけでギアの位置まで自動的に定まるようになっています。

組み立て途中の写真は割愛したいと思いますが、こちらの写真の右側がモーターや電池を内蔵したギヤボックス部分、そして左側が頭部になっています。

このムカデロボットは、ギヤボックス部分を中心にして胴体が8個のパーツで構成されています。脚はギヤボックスの左右に2本で計4本あり、各胴体には2本で、合計18本も取り付けることになります。

これだけの脚をスムーズに駆動するためには、各胴体の負担を出来るだけ軽くする必要がありますので、ギヤや軸受け部分には説明書の指示に従ってシッカリとグリスを塗っておく必要があると思います。

こちらの写真が胴節と言われる部分になります。とりあえず2個組み立てましたが、全部で6個ですので残り4個も同様に組み立てを行います。
組み立て自体は難しいものではありませんが、数が多いためそれなりに面倒な作業です。

接着剤は不要で、ギヤボックス部分や頭部には一部ネジ止めする箇所があるものの、他は全てハメ込み式になっており、各パーツの精度も高いため、根気さえあれば数時間で組み立てることが出来ると思います。

残るは脚のパーツの組み立てのみですので、次回には完成状態がお見せ出来ると思います。

2018年08月12日

胴節の連結と脚の取り付け

頭部、ギヤボックス、そして胴節の各パーツが組み上がりましたので、続いての作業は脚のパーツの組み立てになります。

ゴムのような材質のオレンジ色のパーツに脚を固定するためのパーツを取り付けて行きます。
写真左上にある角のような形をしているのは尻尾の部分で、曳航肢(えいこうし)と言うそうですが、歩くときには使われないものの一応これも脚になるそうです。

数が多いので、パーツをランナーから切り取ってナイフで綺麗に整えて、そして組み立てるという非常に地味な作業を繰り返します。

これで全てのパーツが組み上がりましたので、それぞれを結合して行きます。ギヤボックス部分を中心に、胴節を前方に2個、後方には4個つなぎます。各接続箇所にはプロペラシャフトがありますので、必ず向きを合わせてから押し込むようにします。

最後に頭部と曳航肢を付ければ胴体は完成ですので、続いて脚の取り付けを行います。
説明書に書かれた図を確認しながら、少しずつ脚の角度をずらして取り付けます。内部のギアにかなりの遊びがありますので、左右どちらか一定方向に力を加えながら取り付けると角度が合わせやすいと思います。

左側の脚の取り付けが終わったら反対側の脚も取り付けますが、この時は左側の脚と互い違いになるように注意します。脚の取り付けが終了したら、最後に背中の部分に黄色いシールを貼って完成です。

では、電池を入れて試験走行です。全ての脚が回転していることを確認して床に置いてみます。
勢いよく動き出すことを期待していたのですが、何となく弱々しい動きで手に持っている間は元気に回転するのですが、床に置くとどうも力不足のようです。

電池は新品ですし組み立て方法にも誤りはないのですが、どうやら回転部分へのグリス塗布が不足していたようで、再度分解して軸受け部分などにグリスを追加塗布したところ、動作音も静かになってパワーアップした感じです。

動画がいろいろなところで紹介されていますので参考にして頂ければと思いますが、なかなか面白い動きをしますし、孫に見せたら怖がっていましたので、ムカデの雰囲気は出ているのではないかと思います。

2018年08月19日