ディスプレイ用線路の仕上げ作業

模型・ラジコン

いよいよ最終段階の作業になってきました。今回はディスプレイ用線路の仕上げをして行きたいと思います。

まず初めに線路の長さをディスプレイ用ケースに入るように調整します。こちらのケースは昨年の夏、まだ組み立てを始めたばかりの頃に早々と購入してあったもので、当時、Amazonで2,273円でした。

青島文化教材社が販売しているもので、サイズ的にはこの製品が最大だったのですが、残念ながらこのままでは僅かに収まりきらないようです。
現時点では在庫切れになっており、同じ商品を手に入れることは出来ないようですが、同社が販売している同じサイズのUVカット仕様のものは入手出来そうです。

では、線路の長さを調整するために、プラスチック用のノコギリを使って切断したいと思います。事前にケースの横幅を測定して黒い台座の上に収まるように長さを合わせます。この時、枕木の間隔に注意が必要で、全体の長さのことだけを考えていると失敗しますので、不自然にならない位置を良く確かめて切断します。

こちらの写真は切断が終了した段階のものです。どうしても真っすぐに切断することは難しいため枕木の間隔を確認しながら切断面を金属ヤスリやサンドペーパーを使って整形し、問題がないことを確認した上で接着しました。尚、小さな隙間はプラモデル用のパテで埋めて仕上げています。

枕木やレールにも手を加えようかとも思いましたが、手間も掛かりますので今回はディスプレイ用の台だと割り切って塗装だけで仕上げることにしました。

途中段階の写真を撮り忘れましたが、全体をマットブラックの缶スプレーで塗装した後、周囲をマスキングした上でバラストの部分を明灰白色の缶スプレーで塗装しました。また、全体に黒い斑点模様を付けるために、距離を置いた位置からマットブラックの缶スプレーを噴射してみました。

やり過ぎると汚くなってしまうため注意が必要ですが、塗装面との距離やスプレー缶のボタンを押している時間を微妙に調整しながら噴射します。

ジオラマではありませんので、実際の線路のようなリアルさを求める必要はなく、何となくそれらしい雰囲気になっていれば問題ないと思います。

最後の写真は、枕木とレールを塗装した後、マスキングテープを剥がした状態になります。枕木についてはフラットブラウンで、レールについてはフラットアルミを使って筆塗りしました。

レールの材質はアルミではないため、もう少し濃い色を選んだ方が良かったのかもしれませんが、機関車を載せた時に車輪と同じような色になってしまうため今回はフラットアルミを使用してみました。最終的に違和感があるようなら、また別の色で塗り直したいと思います。

JNRのマークやD51型蒸気機関車と書かれたプレートについては、全体をマットブラックで塗装した後、文字の部分をゴールドで筆塗りして仕上げる予定です。