除煙板や配管類の取り付けと炭水車の組み立て

模型・ラジコン

今回はボイラー周辺の配管類や手摺、発電機、ATS用発電機、除煙板(デフレクター)などの取り付け作業から始めます。組立説明書には各パーツの取り付け位置などが細かく記載されていませんし、完成図的なものも掲載されていませんので、以前に購入した「蒸気機関車D51大事典」のイラストを参考にしながら作業を進めます。

手摺や配管類には細いパーツが沢山ありますが、比較的バリは少ない感じですので、折れないように注意しながら慎重に切り取りました。

こちらの写真は各パーツの取り付けが完了した状態になります。艶消しの黒で塗装するパーツについてはすべて取り付けられたかと思いますので、全体を黒で軽く塗装した後、ランボードの横に白いラインを入れる作業に入って行きたいと思います。

続いての作業は炭水車の組み立てになります。炭水車は機関車の後部に連結された石炭などの燃料や水を積載した車両になります。

側面のパーツは一体で成型されていますので石炭庫部分の仕切り板や小物パーツ、台枠の取り付けなどが中心になります。機関車に比べると構造が単純ですので、この後、手摺などの小物類や台車を取り付ければ完成になります。

機関車と同様に細かな配管類を追加するとことによって精密感が増すのかと思いますが、こちらも全体の雰囲気重視ということで行きたいと思っています

以前にも書きましたが、このプラモデルはD51形498号機となっているものの、D51形101号機をベースとしているため、このままの状態では台車の構造が全く違うのですが、これを作り変えるとなると相当手間の掛かる作業になってしまいますので、こちらも完全に無視をする形で作業を進めて行く予定です。

ここからは炭水車の台車と機関車の先台車ならびに従台車の組み立てになります。車輪については先に塗装を済ませてあるため、組み立ててしまうと一括して艶消しの黒で塗装することができなくなりますので、車輪を取り付ける一歩手前の部分まで組み立てを行い、黒の塗装が終わった段階で全体を組み立てることにしました。

また、同じようなパーツを使用する機関車の先台車と従台車についても、この機会に組み立てを行い、取り付けまで済ませました。
尚、炭水車については手摺などの小物の取り付けがまだ残っていますので、これらの組み立てが終わった段階で全体の塗装を行う予定です。

こちらの写真は機関車と炭水車を一緒に並べてみた状態になります。まだ機関車に運転席を取り付けていないため不自然な感じではありますが、何となく全体の姿がイメージできるようになってきました。

そろそろ全体の組み立て作業に入って行きたいところではありますが、動輪部分のロッド類の取り付けがまだ終わっていませんので、次回はこのあたりの作業を中心に進めたいと思います。

こちらが炭水車の組み立てを終えた状況になります。車体の塗装作業はまだ残っていますが、手摺や連結器などの細かなパーツもすべて取り付けましたので、炭水車の組み立てはこれで一旦中断して機関車側のロッド類の取り付けを進めたいと思います。

ロッド類の組み立て作業も並行して進めているものの、まだ取り付けが可能な状態には至りませんので、もうしばらく時間が掛かるのではないかと思います。

昨年のクリスマスあたりからは中華製のラジコン戦車の方がメインになってしまい、こちらの組み立て作業に割く時間も限られているのですが、何とかこちらの機関車を先に完成させてしまいたいと思っています。