Bトレインショーティーの組み立て

模型・ラジコン

飯田線4両編成をつくる -クモハ52形+サハ48形-

車体の組み立て

飯田線もどきのミニレイアウト製作に合わせて購入した車両になります。今回は昭和の時代が楽しめるものにしたいと考え、選んだのは飯田線で使用されていたクモハ52形とサハ48形の4両編成のキットです。

最初の写真は組み立てキットの内容になります。窓ガラスやシャーシ、台車関係は一般的なプラモデルと同様に、ランナーから切り離して組み立てるようになっていますが、前面や側面、妻板部分は塗装済みのパーツとして個包装されており、そのまま使用することができます。

一緒に写っているのはミニレールで、レイアウトに使用するものですが、現在はパソコンディスプレイのスタンド部分の周りを周回できるようになっています。

続いての写真は車体部分の組み立てが完了した状態です。ピントがレール部分に合ってしまっていて見づらいのですが、先頭車両の流線型がなかなか良い感じに表現されていますし4両で2,000円程度で購入できることを考えると塗装などもシッカリしていると思います。

台車については、プラスチック製の車輪などディスプレイ用のものが入っていますが、今回はNゲージ化して走行させることが目的ですので、別売されている金属製の車輪が使用されている台車を取り付けたいと思います。

2011年10月23日

動力ユニットの組み込み

動力ユニットの組み込みと走行台車の取り付けが完了しました。

この写真は通常のNゲージ車両との長さの違いを比較できるように、KATO製の313系2300番台と並べて撮影したものです。長さ方向が約半分に短縮されているのがお判り頂けると思います。

Nゲージ車両と比較するとさすがに精密度合いはかなり違いますが、価格から考えれば相当に良い出来ではないでしょうか。
写真が小さいので良く判らないかもしれませんが、キットに付属のパンタグラフはプラスチック製の閉じた状態のものですので、こちらもNゲージ用のものに交換したいと思います。

この車両の年代からPS13形を使用することになるのですが、通常のオプションパーツとして販売されているものは比較的最近のPS16形などしかないため、今回は、修理・改造用として販売されているKATO製のAssy(アッシー)パーツの中からモハ80用のものを使用することにしました。

こちらの写真の線路寄りに写っているのがキットに付属のパンタグラフで、その下側に写っているものが今回使用するKATO製のPS13形になります。
Assyパーツを近所の模型店で入手することは難しいため、通信販売を利用して2個入りを2組購入しました。使用するのは2個ですので1組は将来用になります。

PS13形のパンタグラフはトミックスからも販売されていますが、取り付け穴の位置が異なるため使用する場合は新たに穴を開ける作業が必要になります。

こちらの写真がパンタグラフを交換した後の状況になります。車両が短いためパンタグラフがかなり大きく見えてしまいますが、キットに付属のプラスチック製のものに比較すると格段に質感が高くなっていると思います。
写真はパンタグラフを上げた状態になりますが、勿論、閉じた状態にすることも可能です。

パソコンディスプレイの周囲に敷設した線路上で試験運転を行い、問題のないことが確認できましたので、これで一旦、車両の製作は終了にしたいと思います。

車両キットには、側面に貼る車番シールが付属しているのですが、非常に小さいため、気分が乗った時にでも貼り付け作業をしたいと思います。

2011年10月29日

パンタグラフの交換

一旦、終了宣言をしていた車両製作ですが、パンタグラフを交換すると次はカプラー(連結器)も交換したくなってきました。

動力ユニットと走行台車には、Nゲージ車両の標準であるアーノルドカプラーが使用されていますので、これをKATO製の密連形に交換したいと思います。
今回使用したのはオプションパーツとして販売されているKATOカプラー密連形A(黒)で、アーノルドカプラー用ポケットに対応したものです。

こちらの写真は、左側の台車が交換後の密連形、右側の台車が標準のアーノルドカプラーになります。密連形カプラーは上下2分割のパーツで構成されていますので、2つのパーツを組み合わせた後に標準のカプラーと交換すれば作業は完了です。4両ともすべて交換しました。

最後の写真が密連形に交換後の状況になります。KATO製の密連形にはジャンパ管(車両間をつなぐホース)も表現されていますし、この写真ではよく判らないと思いますが、各車両の間隔も短くなりますので、より実感的なスタイルになりました。勿論、いつもの自己満足の世界ではありますが。

いよいよ残るは側面の車番シール貼り付け作業のみとなりましたが、車両工作ばかりではつまらないので、レイアウトづくりに入って行きたいと思います。

昭和の時代が楽しめるレイアウトづくりということで飯田線のクモハ52形+サハ48形のキットを選択しましたが、飯田線に乗った経験もありませんし、小さなレイアウトでどこまで飯田線の雰囲気が出せるのかも判りませんので、あまり設定には拘らずに製作を進めたいと思っています。

2011年11月03日

名古屋鉄道の3400系4両編成をつくる -3400系-

スカーレット色と復刻された旧塗装色

先日の人事異動の際に、これまで同じ職場だった方から、名古屋で勤務した記念にと名古屋鉄道のBトレインショーティーを2セット頂きました。本当にありがとうございます。

転勤後しばらくは余裕もなくてそのままにしてあったのですが、少し時間も取れるようになりましたので組み立ててみました。

今回頂いたのは名古屋鉄道の3400系で、一つは名鉄電車らしい赤いスカーレット色、もう一つは復刻された旧塗装色になります。

組み立て方などは、以前にご紹介した飯田線のクモハ52形やサハ48形と同じですので、ここでのご紹介は省略したいと思います。

スカーレット色については、先頭車両と中間車両の2両セットでしたので、もう1セットを追加購入して4両編成にしています。また、動力ユニットと走行台車を取り付けて、走行可能な状態にしてみました。

名古屋に住んでいた頃は市内の模型店などでも名鉄車両を見掛けたのですが、大阪市内の模型店では京阪神の車両が中心で、名鉄車両を見つけることができませんでしたのでネット通販のお世話になりました。
基本的にキットをそのまま組み立てただけですが、パンタグラフについては、復刻旧塗装の車両も含めてグリーンマックス製のPT43N形に交換しています。

名古屋鉄道の3400系は、1937年に特急用車両として登場したもので、当時の流行だった流線型の車体が採用されています。
登場した頃は2両編成でしたが、戦後、中間車両が追加されて4両編成になったようです。1988年に引退する頃は、他の名鉄車両と同じスカーレット1色に塗られていました。

一方、復刻された旧塗装の車両は、動態保存されていたものを1993年に登場時の緑の濃淡に変更したもので、2002年8月まで広見線などで活躍していました。

3400系は、その形態から「いもむし」の愛称で親しまれ、名古屋鉄道を代表する車両の一つでした。名古屋に勤務した思い出の品として大切にしたいと思います。

2012年04月29日

JR西日本の223系4両編成をつくる -223系2000番台-

まずは先頭2両の組み立て

昭和40年代のローカル線に突然JR西日本の223系2000番台、しかも中央西線風という設定で製作したミニレイアウトで走行させるのは極めて不自然なんですが、そこが鉄道模型の良いところ時代も地域も自由自在です。

223系2000番台といえば、琵琶湖線、JR京都線、JR神戸線での運行が中心ですので、水力発電所が見えるような風景の中を走行することはないと思いますが、これまでも飯田線で使用されていた車両を走らせていましたので、設定には拘らずに行きたいと思います。

こちらの写真が今回購入したBトレインショーティーの223系2000番台になります。最初の製品が発売されたのは4年ほど前だと思いますが、以降、改良を加えながら何度か再販されており、この製品は、新たにSGフレームを採用して今年の6月に発売されたものです。

今回は、2両セットの組み立てキットを2箱購入して4両編成にする予定です。

箱の中身はこちらの写真のような感じになっています。先頭車と中間車の2両セットになっていますが、写真をよく見て頂くと分かるようにトイレの有無を作り分けられるようになっており、側面に窓があるタイプと無いタイプの2種類のパーツが付属しています。

また、先頭車、中間車ともにパンタグラフの有無により数種類のパーツがありますし、妻板も配管や手摺、風洞の有無など、かなり細かい部分まで作り分けられるようになっていますので、2両のセットなのに妻板だけでも6個のパーツが付属しています。

こちらの写真は、まずは先頭の2両を組み立てた状況になります。まず1両目はパンタグラフがあるクモハ223として組み立てました。Bトレインショーティーには折り畳んだ形のパンタグラフしか付属していませんし、見た目もおもちゃのような感じですので、別途、KATO製のパーツを探して変更したいと思います。

2両目についてはサハ223として組み立てました。いずれの車両も走行が可能なように金属製の車輪が採用された走行台車Tに変更しています。

最近の製品は、シャーシに走行台車を取り付けた状態にして走行台車T改という商品名で販売されているようですがSGフレームを採用した組み立てキットにも走行台車の取り付けが可能なシャーシが付属していますのでチョット無駄な感じがします。
今後は、走行台車側に付属しているシャーシを使用するように統一されるのかもしれませんが。

2015年06月28日

223系4両編成が完成

先頭の2両に続いて、後ろの2両も組み立てました。3両目の中間車は、モーターとパンタグラフがあるモハ222として、そして4両目をクハ222としています。
尚、3両目のモハ222には、走行が可能なように動力ユニットを組み込んでいます。

パンタグラフについては、KATO製のものに交換するつもりでいたのですが、残念ながらネット上にも在庫がある店舗がなく、もうそろそろ再販されそうな感じではあるのですが、上新電機などの予約受付も既に終了しているようですので、入手できた時点で交換ということにしたいと考えています。

人気のパーツでもあり、再販されてもすぐに完売になってしまうことが多く、手に入れるのは難しいかもしれませんが、気長に待つことにしたいと思います。

こちらの写真は横から撮影したものになります。4両編成とはいっても、Bトレインショーティーは通常のNゲージ車両の半分の長さしかありませんので、1枚の写真に収まってしまうのが良いところです。

この写真の段階ではまだ側面の車両番号が貼れていませんが、この後、貼り付け作業を行い、一旦完成ということにしたいと思います。

Bトレインショーティーの場合、KATO製やTOMIX製のNゲージ車両ほどクオリティは高くありませんが、気軽に組み立てができる製品としては、十分な仕上がりではないかと思います。

早速ですが、ミニレイアウト上にて試験走行を行ってみました。勿論、走行については特に問題はありませんし時代の違いに違和感もなく、水力発電所の見える景色にも馴染んでいますので、これはこれで良い感じではないかと思っています。

レイアウト上を223系が走る姿を見ていると都会風のミニレイアウトも作ってみたくなります。
残念ながら保管場所を確保することは難しいため、ここは我慢することにしたいと思います。

2015年07月05日

223系4両編成のパンタグラフ交換

予約してあったKATO製のパンタグラフがようやく再販となり、7月末に自宅に届きました。使用するのは2個ですが、品切れになると入手に時間を要するパーツということもあり、今回は2個入りで販売されている商品を2組購入しています。

製品名にはモハ321と書かれていますが、今回使用する223系など関西方面の車両に多く使用されているタイプになります。

取り付け作業は非常に簡単で、既存のパンタグラフを屋根から引き抜いて、今回の製品を差し込むだけなのですが、休日にはやることが沢山あって今日になってしまいました。

こちらが交換後の写真になります。Bトレに付属のパンタグラフは以前にもご紹介したとおり折り畳んだ状態のものしかないため、これでようやく電車らしい姿になりました。

KATO製のパンタグラフは取り付けピンが少し細いようでユルユルな感じではありますが、走行中に抜け落ちてしまうこともなさそうなので、このまま様子を見たいと思います。

なぜBトレのパンタグラフには折り畳んだ状態のものしかないのかですが、やはりプラスチックでこのサイズの細かなパーツの型抜きをするのは難しいのでしょう。

KATO製のパンタグラフは2個で400円(税別)になりますが、この価格で雰囲気が良くなれば決して高いパーツではないのではないでしょうか。興味のない方には全く価値がないと思いますが。

2015年08月16日

新幹線N700系4両編成をつくる -N700系1000番台-

初めての新幹線

ミニレイアウトでの走行を想定しているものではありませんが、今回初めてBトレインショーティーの新幹線をつくってみました。

娘から、来月の結婚式でのウエルカムボード用にと製作を依頼されたものですが、新幹線が希望とのことでしたので今回はN700AのAセットとBセットを購入してみました。

各セットとも、先頭車と中間車の2両がセットになっていますので、新幹線としては非常に短いですが4両編成になります。

Aセットは1号車と4号車、Bセットは5号車と16号車が基本になっていますが、中間車については2号車、6号車、12号車、13号車、15号車としても組み立てることが可能になっています。
残念ながらこのAセット、Bセットの組み合わせのみでは16両フル編成を組み立てることはできません。

こちらの写真は組み立てが完了した状態になります。まだ、編成番号やN700Aのロゴマークなどのステッカーを貼る作業が終わっていませんが新幹線の雰囲気は出ているのではないかと思います。

今回は基本通りに組み立てましたので写真の右から1号車、4号車、5号車、16号車になります。
新幹線の車両は今回が初めてですので他のモデルは分かりませんが、実物と同様に在来線の車両よりも横幅が少し広く、屋根の高さも高いようです。

一般的なNゲージ鉄道模型の場合、プラットホームなど駅関連のストラクチャーを共有するために新幹線のみ1/160のスケールになっている場合が多いと思うのですが、Bトレインショーティーでは新幹線も在来線も1/150スケールで統一されているのかもしれません。

長さは半分以下ですので、あくまで横幅と高さに限っての話ではありますが、その関係でミニレイアウトでは駅のホームに車両が接触してしまって走行することが出来ませんでした。

2015年07月19日

阪急電鉄の新1000系4両編成をつくる -新1000系-

駅ごあんないカウンターで購入

人事異動に伴い、先月から阪急沿線の寮で生活するようになったとご報告しましたが、残念ながらこれまで阪急電鉄の車両は所有していませんでしたので、数日前に発売されたばかりの新1000系を購入してみました。

このモデルは、阪急電車オリジナルグッズとして駅などで販売されているものですので通勤で利用する石橋駅構内の駅ごあんないカウンターで購入してきました。
販売価格は2,100円ですので、模型店などで販売されている一般的なモデルに比べると少々高めの価格設定ではないかと思います。

実際の車両は2013年11月に登場したもので、神戸線や宝塚線で使用されている通勤形車両になります。また、京都線の場合は車両の横幅などが異なりますが、共通設計の1300系として2014年から運用されています。

阪急電鉄には、1954年に当時の京阪神急行電鉄が新製した1000系が存在しており、1989年まで在籍していたことから、今回の車両はそれと区分するために、新1000系という表現が使用されているようです。

今回購入したBトレインショーティーも、先頭車と中間車の2両セットになっていますので2箱購入して4両編成にしたいと考えています。

今のところ走行させるところまでは考えていませんので、キットをそのまま組み立てたいと思っていますが、見た目の問題もありますので、パンタグラフについては交換も検討したいと思います。

2016年08月12日

新1000系4両編成が完成

早いもので購入から1ヶ月ほどが経過してしまいましたが、ようやく新1000系の組み立てが終了しました。作り方についてはBトレインショーティーの基本に沿ったもので、特に難しい部分はありませんでした。

左右の窓ガラスに屋根や側面、前面や妻板を取り付けるだけですので比較的短時間で終了するのですが、いつも時間を要するのがステッカーの貼り付けになります。

前面や側面の方向幕、車体番号などを付属のステッカーからカッターナイフやハサミなどを使って切り抜くのですが、とにかく一つひとつが小さく切り抜く作業だけでもイライラしてしまいます。
これをピンセットなどを使って車体の決められた位置に貼って行く作業もなかなか大変で、車体4両分となるとかなり根気の必要な作業となるため、今回もステッカーの貼り付け作業だけに相当の時間を費やしてしまいました。

こちらが完成した車両になります。写真が小さくて残念ながら苦労して貼り付けたステッカーがほとんど写っていませんが、コレクションの一つとして新たに阪急電車が加わりました。

この新1000系については、毎日の通勤や出張時などに乗車する機会も多く、登場から数年ではありますが、その間にそれなりの台数が製造されているのではないかと思います。あくまで感覚的なものなので詳しいことは分かりません。

これまでは9000系が最新型でしたが、これと比較すると騒音の低減やLED室内照明の採用など最新技術も数多く取り入れられているものの、一方でコストダウンもかなり意識した車両になっていて9000系が外観、内装ともにかなり高級な印象を受けるのに対して、言葉は悪いですがこの新1000系はちょっと安っぽくなった感じです。

9000系に力が入り過ぎていたのかもしれませんが、量産することを考えると、この新1000系くらいが丁度良いのかもしれません。阪急電車には高級なイメージも欲しいところではありますが。

2016年09月10日