マストおよびヤードへのフックの取り付け

模型・ラジコン

前回の更新時には、ミズンマスト(一番後ろのマスト)へのヤードの取り付けが終了し、冬の間に全てのマストへのヤード取り付けを終える予定にしていました。しかし、気付けばもう梅雨の時期に入っています。
この帆船模型の製作については、いつも言い訳ばかり書いているような気がしますが、いろいろとやりたい事が多く、隙間をねらっての作業となっており、このままの進捗状況では後10年くらいは掛かりそうな感じです。

ということで今日は久し振りに作業状況のご報告をしたいと思いますが、フォアマストおよびメインマストへのヤード取り付けが何とか完了し、次のステップに進める状況になりました。

このマストやヤードにも甲板と同様にフックを取り付けなければいけません。ヤードの取り付け作業を始めた頃はフックを最初に取り付けてからと思っていたのですが、マストとヤードがバラバラの状態では取り付け位置を確定することが難しかったため、フックの取り付け作業が後回しになってしまいました。

このフックの取り付けはかなり手間の掛かる作業で、甲板上への取り付けも大変でしたが、もう少しですので頑張って作業を進めたいと思います。

マストやヤード自体にも何箇所か取り付けが必要になるのですが、今回は最も手間の掛かるクロスツリー部分への取り付けを行いました。

クロスツリーというのはヤードを吊り下げるための棒の部分ですが、模型では写真のように非常に細い角材で、太さは1.2ミリしかありません。
今回は、この1.2ミリの角材にドリルで穴を開けてフックを差し込んで接着します。
ヤードを取り付ける前に先に穴だけ開けておけば良かったのですが非常に狭い空間で取り付け位置を決めて0.5ミリのドリルを使って穴を開ける作業はかなり大変でした。

フォアマストおよびメインマストについては6箇所ずつあるフックの取り付けが無事に終了しましたので、残るはミズンマストのみとなりました。
ミズンマストのクロスツリーは小さくフックの取り付けは2箇所のみですので、嫌にならない間に作業を済ませてしまいたいと思います。