今回は砲身が上下に動かなくなった原因の調査と修理を行います。これが年内最後の作業になりそうです。
まずは砲塔の解体からです。作業途中の写真は割愛しますが砲塔の裏側にあるネジを外すと内部にある砲身の駆動装置が現れます。
こちらの写真は駆動装置をある程度分解した状態になります。赤い丸印のモーターが砲身を上下に動かすためのもので、その隣にあるモーターは主砲を発射した時に砲身を後座(リコイル)させるためのものです。
動かなくなっているのは砲身の上下ですので、まずはこちらのモーターを新しいものに交換します。今回は同じサイズのタミヤ製のものを購入しました。
既設品の仕様は分かりませんが、動きが早過ぎるのも変ですので低回転型のものを選択しました。一応、砲塔の回転用なども交換出来るように3個購入しています。
交換したモーターの動作を確認してみると問題無く回転しましたので一時的な不具合だったのかもしれません。
とりあえずこれで砲身の上下の動作は元に戻りました。実はついでに砲身後座用のモーターも交換してみたのですが、回転数の問題なのかどうしても上手く動作してくれませんでしたので、こちらは既設のモーターに戻しています。
これで数ヶ月振りに元の姿になりました。再度この状態で各部の動作を確認しましたが特に問題は無いようです。
動かさない期間が長くなると不具合につながるようです。
ラジコン戦車ですから動かしてこそ価値がありますので、たまには走行させるように心掛けたいと思います。