パステルの粉末でマフラー部分の錆を表現

模型・ラジコン

錆の表現に使用するパステルは、以前に100円ショップで調達してあったのですが、なかなか手が付けられないまま今日になってしまいました。

パステルも、画材店などで購入するとそれなりの価格になりますすが、こちらは18色も入っているのに108円です。

写真の中央にある茶こしは、パステルを粉末状にするために使用するのですが、こちらは鉄道模型の工作用としてかなり以前に購入したものです。
また、プラスチックの容器はパステルの粉末を入れるために用意したものですが、こちらは水ようかんが入っていたカップになります。

今回、錆の表現には、こげ茶色を中心に、赤茶色と黒を少々使用します。

水ようかんのカップの上に茶こしを置いたら、パステルを網目に擦り付けるように動かしてやると写真のような粉末になります。
どの程度の量が必要になるのか良く分かりませんでしたので、少し多めに作りました。

使用する溶剤はアクリル塗料用のものですが、パステル粉末を予め溶剤で溶いて使用するのではなく錆びを表現したい部分に溶剤を先に塗った後、乾くまでにその上にパステルの粉末を乗せて行く感じになります。

こちらの写真がマフラーのカバーに錆びを表現してみた状態になります。通常の塗料と違ってパステルの粉末によって表面がザラっとした感じに仕上がりますので、何となく錆が浮いたような感じに見えて来たのではないでしょうか。

まだまだ中途半端な感じで納得のいく雰囲気には達していませんが、マフラーのカバーだけが極端に錆びているのも不自然ですので、もう少し頑張ってみたところで終了にしたいと思っています。
また、両サイドにあるエアクリーナーの方は手が付けられていないため綺麗なままの状態でしたので塗装の一部が剥げた感じにしてみました。マフラー部分に比べるとまだまだ綺麗過ぎる感じですのでこちらにも錆を追加してみたいと思います。

最後はマフラーを上から見た状態になります。錆びた感じにはなったと思うのですが、エンジンの排気煙によるスス汚れも必要ですので、この後、フラットブラックをエアブラシで吹いて、ススで黒くなった感じにして行きたいと考えています。

泥が付着したり錆びたりした感じを表現して行く作業は楽しいものですが、あまりやり過ぎてしまうと単に汚い戦車になってしまいますので、後は、これまでの作業で不足している箇所に少し手を加えるイメージで作業を進めて行きたいと思います。

最近はドローンの方が優先になっておりこちらの作業が遅れ気味ではありますが、完成の日も近いのではないかと思いますので、もうしばらくお付き合いください。