車体の下回りの塗装と再組立て

模型・ラジコン

この戦車の塗色は、グレーのウェザリング塗装となっているのですが、初期型の模型に良く見られるジャーマングレーではなく、かなり明るめのグレーです。
こういう色合いも悪くないとは思うのですが、少し明る過ぎる感じがしますので塗装の変更も並行して進めて行きたいと思います。

こちらの写真を見て頂くと分かるのですが、ベースになっているのはダークイエローのモデルのようです。ティーガーも、ジャーマングレーで塗装されていたのは初期の頃のみだと言われていますので、今回はダークイエローやこれをベースにした迷彩塗装に挑戦してみても良いのですが、既にグレーで塗装されている車体を全く違う色に変更するとなると相当の手間を要しそうです。

以前に組み立てたタミヤ製のプラモデルの組立説明書を確認したりティーガーの塗装について紹介されている本も購入して検討してみたのですが、やはり初期型にはジャーマングレーの塗装が似合うだろうという結論に達しました。
単に大幅な塗装の変更が面倒だという思いが優先しただけのことかもしれませんが、今回もジャーマングレーで作業を進めたいと思います。

先ほどタミヤ製のプラモデルについて触れましたが、それ以前にもバンダイ製のティーガーを組み立てたことがあり、いずれもジャーマングレーで塗装しているのですが、それらしい雰囲気に仕上げるのが難しい色でもありますので、今回はいろいろなところで紹介されている塗装方法を勉強しながら作業を進めたいと思います。

ジャーマングレーについては、タミヤ製の缶スプレーが手元にありましたので、とりあえずシャーシ周辺を軽く塗装してみました。
元々の塗装の下地処理がどの程度行われているのか分かりませんが、同色系での塗装となりますので、そのまま上に塗り重ねる形で作業を進めています。
尚、プラスチック部分のシャーシにひび割れが発生していた箇所については、プラモデル用の接着剤で補修を行ってから塗装しています。

こちらの写真は塗装後に金属シャーシを組み込んだ状態になります。金属シャーシの中もシンナーを使って清掃しましたので綺麗な感じになりました。
サスペンション関係の再組立てに入る前に、転輪を支えるアーム部分もジャーマングレーで塗装します。
シャフトの部分に塗料が付着すると転輪の動きに支障を来しますので、予めマスキングを行ってから塗装を行いました。

この写真の転輪とアーム部分の色の違いを比較して頂くと良く分かるのではないかと思いますが、元々のグレーはかなり明るい色で、逆にジャーマングレーのままだと少し暗過ぎるような感じもしますので、最終的にはこの中間くらいの色に仕上げて行ければと考えています。

年内の作業はここまでになりそうですので、この続きはまた新しい年を迎えてからご紹介したいと思います。では皆さま、良い新年をお迎えください。