作業をサボっていたヤードの製作を再開しました。模型用のカンナとカッターナイフを使って削り出す作業は想像以上に時間の掛かるものでした。
また、この写真の上の方に写っているヤードのように、スタンスルブームと呼ばれる細い棒を取り付け金具で接続する作業もあるため、思うように作業が進みません。
こちらの写真は作業の途中で撮影したものですが、本数も多くここまでの進捗率は約60%といったところでしょうか。写真の下の方に写っているのは荒削りが済んだ状態のものです。この後、全体の形を整え、サンドペーパーを使って表面を仕上げ、最後に全体を塗装するという工程になりますので、1本仕上げるのに1時間ほど掛かってしまいます。
週末に数本ずつのペースになりますが、地道な作業を継続した結果、ようやくヤードの製作工程を抜け出すことが出来ました。太いのや細いの、長いのや短いの、全てのヤードがやっと完成です。
まだ塗装が十分でない部分もありますが、この後、マストへの取り付け作業を終えてから仕上げの塗装を行いたいと思います。
マストにはヤード取り付け金具という黄銅製の金具を使用して固定することになるのですが、仕上がり状態に近付くにつれてだんだんと複雑な形状になってきますので、図面上に置いて取り付け位置を確認するのが難しくなってきそうです。作業を始める前に上手いやり方の検討が必要です。