ステルスボディマウントをマグネット式に変更

模型・ラジコン

このMERCEDES-BENZ G500のラジコンカーを購入したのは昨年7月です。早いものでもう1年が過ぎました。ラジコンカーを購入したのが12年振りということもあって1ヶ月ほどは組み立て作業を楽しませてもらいました。

組み立てを終えた後は走らせて楽しむのが本来ではありますが、『たぬきおやじ』の場合は動かすことよりも組み立て作業自体が好きなタイプのため、実際に走行させたのはまだ数回程度です。

お盆を過ぎた辺りから暑さも少しずつ和らいできたこともあり、孫達と一緒に久し振りに走らせてみようということになりました。

このラジコンカーのボディはステルスマウントを自作して固定してあるのですが、取り付け面には面ファスナーを使用しているため、強度的に大きな問題はないものの、ボディの取り付け時に位置合わせが難しいという課題が残されています。

塗装前の透明なボディの時は前後左右の位置を確認しながら固定出来たのですが、完成後は内部が見えないため、面ファスナー同士の位置が上手く合わない状態が度々発生しています。

ボディを外すのはバッテリーの充電時くらいですので、そのままでも大きな問題は無かったのですが、久し振りに走行させるのならということで、ステルスボディマウントの改造作業も楽しむことにしたものです。

今回の作業では固定方法を面ファスナーからマグネットに変更します。最初からマグネット方式にすれば良かったのかもしれませんが、マグネットがすぐに割れてしまうとか磁力が強すぎて無理に外そうとしたらボディの塗装ごと剥がれたといった書き込みを目にしたことや、マグネットの厚みを考えるとボンネット側が高くなり過ぎる可能性があったため面ファスナーにしていました。

超強力なネオジム磁石などの場合は磁束密度が300ミリテスラくらいあるようですが、今回はそれほど強くない100円ショップのマグネットを使用します。地元のダイソーさんで取り付け用の両面テープも合わせて購入してきました。改造に必要な材料費は330円です。

マグネットの大きさは13ミリで、厚さは1.5ミリくらいです。こちらの磁束密度は240ミリテスラと記載されており、手で外せないほど強力ではありませんので丁度良い感じです。

同じマグネットが4個入っていましたので、ボディの前後に使用するため2セット購入しました。

ダイソーではいろいろな種類の両面テープが販売されていますが、今回は超強力と書かれたもので厚さが0.9ミリという薄手のものを購入しました。

こちらの写真はマグネットを2枚重ねて両面テープで貼り付けた状態です。面ファスナーに比べると両面テープを含めた厚みは多少増えた感じですが、ボディの高さへの影響は僅かなようです。

ボディ側にも同じ両面テープを使って貼り付けます。ボディマウント側のマグネットと同じ位置に貼るために重ねたマグネットに両面テープを先に貼り、その上にボディの位置を確認しながら少しずつゆっくりと降ろします。

前後を同時に作業することは難しかったため、今回は位置が合わせやすいボンネット側を先に貼り付けた後、位置に問題がないことを確認してから後方も貼り付けました。

こちらの写真がボディ側へのマグネットの貼り付けが終わった状態です。前後や左右で位置のズレなどもなく問題は無いようです。

尚、今回使用した両面テープは超強力と書かれていますが、一度貼ったら剥がすことが出来ない程ではありませんので、位置に問題がある場合はやり直せば良いと思います。

こちらがボディを取り付けてみた状態になります。マグネットの厚みによってボディの取り付け高さに影響しないか心配をしていましたが、昨年の完成時の写真に比べても逆に低くなったようにも見えますので、こちらも問題は無かったようです。

マグネットに変更したことでボディの取り付けも簡単になり、位置もマグネットの吸引力で自動的に合わせてくれますので、330円の追加投資の価値は十分にあったと思います。

この後、孫達と一緒に自宅の庭で走らせてみましたが、走行中にボディが外れてしまうようなこともなく、強度的には十分なようです。尚、使用した両面テープの接着力は若干弱いように思えますので、必要に応じて貼替えをしたいと考えています。