ボディへのLEDライトユニットの取り付け

模型・ラジコン

手術を受けた右眼の状態も落ち着いてきましたので、久し振りにラジコンカーの作業を行います。今回はボディへのLEDライトユニットの取り付けになります。

使用するのはタミヤ製のLEDライトユニットになります。息子がまだ中学生だった時にお小遣いで購入したもので、2009年頃に発売されたランサーエボリューションXに付属していたものです。

かなり古い製品ではあるものの、少し調べてみたところ今でも全く同じ仕様のものが販売されていますし、動作確認の結果も問題ありませんでしたので、こちらを使いたいと思います。

ただし、LEDとリード線の接続部分が断線してしまっている箇所がありましたので、そこはハンダ付けをやり直しています。

このLEDライトユニットは走行用バッテリーのコネクタに直接接続するようになっています。また電源スイッチはライトユニット本体に付いており、点灯、消灯の操作はここでしか出来ません。

走行後にバッテリーのコネクタを抜くかライトユニット本体にあるスイッチを切れば良いだけの話ではありますが、その都度ボディを外す必要がありますので、ライトユニットにはESC(スピードコントローラー)のBEC(受信機などへ電源供給を行うための回路)電源から供給するように変更してやります。

使用する材料は自作したドローンを改造した時に購入したパーツの余りです。まずはタミヤ仕様のバッテリーコネクタ部分を切断し、そこに受信機に接続するためのリード線を赤いコネクタを使用してつなぎます。

合わせて受信機側のコネクタも変更します。元々付いていたコネクタはJR製の受信機に合う仕様になっていましたので、フタバ製と同じ仕様のツバ付のコネクタに取り替えます。

そのままでもフタバ製の受信機に接続することは可能ですが、逆向きにも接続が出来てしまいますので安全のために変更することにしたものです。写真の左側がJR仕様、右側がフタバ仕様です。

こちらの写真が完成した電源用のリード線になります。黒いコネクタを受信機の空き端子に、白いコネクタをLEDライトユニット本体に接続します。

この後の作業になりますが、LEDライトユニット本体はボディの天井部分に取り付ける予定ですので、シャーシからボディを取り外す時は途中の赤いコネクタで配線を切り離すことが可能です。

ボディに取り付ける前に点灯試験を行いました。ヘッドライトには白色のLED、テールライトには赤色のLEDを使用します。

今年の6月に発売されたランドクルーザー300のように複数のLEDを使用するボディもありますが、こちらはフロントとリヤの左右に1灯ずつですので、追加のLEDは不要です。

LEDは小さなネジで固定するだけですが、ネジを締めている間に外れてしまうことが多く、思っていた以上に時間が掛かってしまいました。

テールライトについてもフロントと同様に取り付けます。リード線の長さが左右とも同じになっていますので、リヤウインドウから配線が見えないように固定位置を工夫する必要があります。

ライトユニット本体は天井の中央付近に両面テープで貼り付けました。LEDからのリード線は十分な長さがあると思っていたのですが、フロントやリヤのウインドウから配線が見えないように配置するとかなりギリギリになってしまいました。

リード線の固定に使用したのはこちらの写真のアルミメッシュテープになります。タミヤでも同様の製品が販売されていますが、色がシルバーしかないようでしたので、今回はトップラインが販売している艶消しブラックを使用してみました。黒い方が目立たたなくて良いと思います。

こちらがフロントライトを点灯させた状態になります。ライトの部分にはステッカーが貼ってありますので、あまり明るい感じではありません。

テールライトの点灯状態はこんな感じです。中央にあるLEDの存在がかなり目立ちますが、全体を均一に光らせるのは難しいため、あまり気にしないようにしたいと思います。

これでESC(スピードコントローラー)の電源スイッチに連動してフロントライトやテールライトの点灯、消灯が出来るようになりました。まだ机の上に置いたままの状態が続いているため綺麗なままのボディですが、近いうちに屋外での走行も試してみたいと思っています。