残る作業はボディへのステッカーの貼り付けのみとなりました。前回、ステッカーの番号が80番まであると書きましたが、同じ番号のものも複数あるため実際にはもっと多いようです。
貼り付けた実感が得られる大きなステッカーから始める方もあれば、手間の掛かる小さなものから始める方など、貼って行く順番は人によって異なるかと思いますが、今回はやる気が十分にある間に小さなステッカーを先に貼ってしまうことにしました。
ベンツマークの中の黒い部分などは非常に小さくて切るのが大変ですし、マークの周囲の黒い部分も細くて切るのも貼るのも苦労しました。
サイドミラーの鏡の部分もステッカーで表現するようになっており、ポリカーボネート製ボディの余った部分にステッカーを貼って切り取ります。
ドアのヒンジやハンドル部分のステッカーも小さくて数が多いため、切り取る作業だけでも時間が掛かってしまいます。また、前回も書いたヘッドライトの周囲の細いラインはどうやって切り取るか悩んでしまいました。
ボンネットの上に乗せてあるのがヘッドライトの周囲の細いラインです。最初に円の内側をカッターナイフで切り取った後、外側をハサミを使って切って行きました。
円が切れている部分を最初に切ってしまうと作業がやり辛くなるため、ここを最後に切るようにしました。また、ギリギリまで切り詰めると細くなり過ぎて貼る作業も苦労しますので、ある程度の余白を残すようにしています。
小さなステッカーはカッターナイフの刃先に乗せて位置を決めて貼って行きますが、大きなステッカーになると貼る位置を決めるのが難しくなるため、貼る場所の周辺に水をスプレーするようにしています。
この水には中性洗剤を少し(1滴程度)入れてあり、スプレーすることでステッカーの位置を動かすことが出来ますので、位置が確定してからティッシュペーパーなどで水分を拭き取ります。
この写真を撮り終えてすぐにステッカーを貼ったところ、向きを逆に貼ってしまい、かなり焦りましたが何とか正常な向きに戻すことが出来ました。
小さなステッカーは全て貼り終えましたので、残るはウインドウ部分のみとなりました。サイドのウインドウは上下に、フロントとリヤは上下左右に分割されていますので、それぞれのステッカーの位置を合わせながら貼って行きます。
先程のように水をスプレーしてから貼り付けて、上下の位置を確定させてから水を拭き取るようにすればズレることも無いと思います。
また、ステッカーを切り取るときに、大きな余白は残さない方が良いのですが、ギリギリに切ろうとして切り過ぎてしまうと逆に目立ちますので、どのステッカーも僅かに余白を残して切るように心掛けました。
これですべてのステッカーの貼り付け作業が終了しました。この写真に写っている給油口の周囲の細いラインについては、内側を切り抜くのも大変ですし、切り取った方が汚くなって目立ちますので、今回は内側の透明な部分をそのまま残して貼り付けました。
まだシャーシへの固定は終わっていませんが、サイドミラーやウインカーなどの小物パーツも取り付けましたので、今回のラジコンカーの組み立てについてはこれで終了となります。
フロント部分についてもグリルが付いてそれらしい雰囲気になりました。グリルの塗装についてはかなり手抜きをしましたが、特に問題は無さそうな感じです。
リヤに取り付けたスペヤタイヤはこんな感じです。近付いて見ると塗分けのラインがあまり綺麗ではありませんが、走らせてしまえばそんなところまで見えないので全く問題なしです。
ヘッドライトやテールライトにLEDを取り付けることで点灯するようになっています。随分以前に息子から譲ってもらった手持ちのLEDユニットも準備はしたのですが、配線作業も必要になりますので、これについてはまた後日改めてということにしたいと思います。
この後は試験走行と行きたいところですが、諸事情あって明日からしばらくは作業やこのページの更新も出来なくなりそうです。お盆の前くらいまでには何とか再開出来ればと考えています。