一昨年の3月に主電動機を組み立てて以降、2年間に亘って放置状態のままになってしまいました。このままでは未完成状態で廃棄物になってしまう可能性もありますので、少しずつでも作業を前に進めて行きたいと思います。
これまでは展示台の組み立てを後回しにして車輪や主電動機周辺の組み立てを行って来ましたが、この先、台車の組み立てを進めて行くと寸法確認のためなどに展示台が必要になってきます。
ということで作業再開にあたっては説明書の最初の手順に戻って展示台の組み立てから始めたいと思います。こちらの展示台にはヘッドライトやメーターを点灯させるLEDキットの電池ボックスが内蔵されています。
点灯、消灯を切換えるスイッチ部分のパーツなども含めれていますが、今回はヘッドライトなどを点灯させる予定は無いため、とりあえず展示台として使えるように組み立て作業を進めます。
尚、LEDキットの取り付け方法に関しては説明書に一切記載がなく、オプションパーツについてはそちらの説明書を読めということだと思いますが、以前にも書いた通りかなり不親切な内容になっています。
各パーツの取り付け位置なども矢印が書かれているだけで取り付け後の図すらありません。タミヤなどに比べるとレベルの低さを感じてしまう内容となっています。
今回もまた不満点を書き並べてしまいましたが、この不親切な説明書を読み解く力が真の実力だと自分に言い聞かせながら作業を前に進めることにしたいと思います。
こちらの写真が展示台をとりあえず仮組みした状態になります。レール部分など塗り分けが必要な箇所がありますので、全体の塗装を終えてから最終の組み立てを行いたいと思います。
この展示台はリバーシブルになっており片面はフラットな道床でもう一方は整備用ピットになっています。このあたりのことは当然のように説明書に記載がありません。改めて使い方の解説が必要なものではないかもしれませんが、見たら分かるだろうというメーカーの姿勢は改めるべきではないかと思います。
展示台の塗装作業については気候がもう少し良くなってからにすることにして、主電動機など台車周辺の組み立て作業を再開することにします。
このプラモデルはパーツ数が非常に多いものの、機関車の内部はスカスカの状態で運転室部分しか表現されていません。したがってパーツの殆んどは台車周辺ということになります。
説明書の前半部分はこの台車の組み立てが延々と続くことになりますので、機関車らしい雰囲気が出てくるのはまだまだ先のことになりそうです。
では、これまでに主電動機の組み立て作業は終えていますので、今回は周辺の小物パーツの加工と取り付けを行います。塗装についてはある程度組み立てが進んでからまとめて行う予定にしていますので、塗り分けが必要な部分を除いてはどんどん接着して行きます。
ただし、以前にも書いた通り接着する部分としない部分の説明が曖昧だったり誤っていたりしますので、必ず仮組みを行い、可動部分の有無を十分に確認してから作業を進める必要があります。
こちらの写真の下側は中間台車の台車枠になります。説明書にこのパーツが台車枠だという記載はどこにもありませんが、組み立てが進んで行くと主電動機を台車枠に取り付けるといった注意書きが出てきたりします。
このプラモデルを買う人が電気機関車や鉄道関係に詳しい方ばかりではないことを意識して説明書を作る必要があるんでしょうね。