グランドプレーンアンテナを嵩上げしました

暇つぶし

アマチュア無線に使用しているグランドプレーンアンテナを現在のものに交換したのは7月中旬のことになりますが、その時点から気になっていたことがありましたので、アンテナマストを追加して嵩上げすることにしました。

より遠くの無線局との交信を楽しむためにはアンテナの給電点は高い方が良いのですが、144MHz帯や430MHz帯では限界もあり、現在の高さでも特に不満は無かったのですが、気になっていたのは積雪時のアンテナへの影響になります。

現在のアンテナに取り換える前もこの写真のように同じようなアンテナだったのですが、ラジアルエレメント(横方向に張り出した金属の棒)の長さは170ミリと短く、特に心配になるようなことは無かったものの、現在は490ミリと3倍近くに伸びましたので、屋根の上の積雪量が多くなると落雪時にラジアルエレメントを巻き添えにしてしまう恐れが出てきました。

この春にアンテナを設置した時点でもっと長いアンテナマストを設置していればこのようなことにはならなかったのですが、実際に取り付けてみないと気付かないこともありますし、当時は大きなアンテナへの交換も想定していませんでしたので仕方がありません。

こちらの写真が現在のラジアルエレメントと屋根瓦との位置関係になります。この間の距離を測定したところ約40センチでしたので、近年の平地での積雪量を考えればそれほど心配する必要は無いのかもしれませんが、屋根の上は風向きなどによって5~10センチ程度は簡単に増えてしまいますので、やはり嵩上げしておいた方が安心して過ごせるのではないかと思います。

しかしながら、アンテナを屋根の側面(破風板)に取り付けるために使用しているサイドベースと呼ばれる金具はマストが一体になった製品でマストだけを交換して長くするというのは困難な状況です。また太さが38.1ミリあるため市販されている太さが約32ミリや25ミリの一般的なアンテナマストを継ぎ足すことは難しく、残念ながら異径の継ぎ手も見当たりませんでした。

何か良い方法が無いかと使えそうなパーツをAmazonなどで探してみたところ、こちらのUボルトを使用したアンテナマストクランプに辿り着きました。2個セットで1,396円です。

この金具を使えば径の異なるマスト同士でも並べて接続することが出来ますので、現在の約38ミリのマスト部分にこの金具を取り付けた後、そこに約32ミリのアンテナマストを固定してやれば延長することが出来そうです。

使用するのはこちらのアンテナマストになります。マスプロのM160Zという品番の製品で、今回は近隣のホームセンターで入手しました。Amazonで購入した方が少し安かったようです。

このアンテナマストの太さは31.8ミリで、長さは1,600ミリとなっています。現状のサイドベースと一体となっているマストの長さは750ミリですので、マストを並べて固定した場合、その差分の850ミリはアンテナを嵩上げすることが出来る計算です。

こちらが新たにアンテナマストを追加取り付けした状況です。マスト同士の重なり部分を10センチくらいずらして固定しましたので、アンテナとしては950ミリほど嵩上げしたことになります。

この重なり部分を更に小さくすればアンテナを高くすることは可能なのですが、残念なことにこれ以上の高さにすると同軸ケーブルの長さが足りませんので、ここで固定することにしました。

最後の写真が嵩上げ作業を終えたグランドプレーンアンテナになります。これで屋根瓦とラジアルエレメントとの距離も十分に長くなりましたので、積雪によって影響を受ける心配は無くなったと思います。また給電点の位置が棟瓦(屋根の最も高い所)よりも高くなりましたので、送受信性能の向上に対しても効果が期待出来るのではないでしょうか。

今日もまだまだ厳しい暑さが続いていますので、もう少し涼しくなってからの作業でも良かったのですが、気になり始めると止まれない性格ということもありますし、明日以降しばらくは雨になる予報に変わってきましたので、今朝の7時30分頃から作業に着手して、何とか気温が30℃に達する前に終えることが出来ました。

この地域は豪雪地帯というレベルでは無いものの、冬になれば必ず雪の降る日がありますし、数年に一度は数十センチの積雪になる日もありますので、新たに5,000円ほどの出費にはなってしまいましたが、アンテナ破損時の損害額に比べれば十分に安いのではないかと思います。